この記事は、
増税利権、賠償利権について書いています。
取り敢えず、昨日触れました、「日刊ゲンダイ(9月30日)」の記事を書写・引用します。
俺が編集長だったら、
こういう↓ふうに数字自体を粉飾しますな(笑)
「復興 除染 総額5京円超 天文学的金額に国家破綻!!」
とか、言いっぱなしではあまりにも趣味が悪いんでね。
要するに、記事本文の内容が、
「総額50兆円超 復興 除染 国家破綻」
とはゼンゼンニュアンスがちがうんです(笑)。
復興、東電全面賠償、原発処理、放射能除染、放射性物質の始末、様々な社会保障費などなど
一体いくらカネが要るのか
3次補正12兆円ではとうてい足りぬ
野田内閣が本格復興策を盛り込む3次補正の予算規模を総額12兆円と決定した。庶民に11・2兆を押し付ける。「復興増税」とワンセットで、10月下旬からの次期臨時国会に提出する予定だが、これっぽっちの三次補正で「本格復興」なんて到底ムリだ、
総額12兆といっても、実際に被災地のインフラ復旧や雇用創出に回るのは6・1兆程度だし、残りは1次補正の財源に流用した年金財源の穴埋め分やB型肝炎訴訟の和解金などに消えてしまう。6・1兆は1,2次補正で手当てした復興費の総額と同規模で、予算不足で被災者の生活が遅々として進まない現状を考えれば、こんなはした金では足りないのだ。
「3次補正のベースとなった政府の『復興基本方針』には今後10年の復興費を『少なくとも23兆円程度』、当初5年間に『少なくとも19兆円程度を投じる』と出てきます。この『少なくとも』が官僚の悪知恵で、“入り口は小さく見積もり、出口は大きく”が霞が関の常套手段なのです。将来的にどこまで膨らむかは知れたものではないし、その余地を残した巧妙な書き方です。実際、総額23兆円には東電が一時的に支払う原発事故関連費用は含まれていません。この先の国民負担を考えると、絶望的な気持ちになりますよ」(経済評論家・広瀬嘉夫氏)
現時点で見積もり可能な賠償額は12年度まででも4兆5800億円、福島原発の廃炉費用は1兆1500億円・・・来週公表される政府の「東京電力に関する経営・財務調査委員会」の最終報告書には、ケタ外れの原発事故関連費用が次々と出てくる。
中でもベラボーな金額を必要とするのが、放射能の除染費用だ。環境省はきのう(29日)、除染や汚染がれきの処理にかかる国の負担が今後3年度で「少なくとも」1兆円規模に上るとの推計をまとめだが、こんなモンで済むわけがない。効果的な除染手法が定まらない高濃度汚染地域の対策費は含んでいないし、汚染度などを保管する中間貯蔵処理施設の建設、設備費用も未知数だ。環境省の「年間5ミリシーベルト以上の地域を対象」という大甘方針で除染しても、福島県内で生じる汚染土は東京ドーム23杯分の約2900万立方メートルに達する。
ちなみに、青森・六ヶ所村の「低レベル放射性廃棄物埋蔵センター」の建設費は20万立方メートル分で約1600億円。仮に同じ構造の中間貯蔵施設を造れば建設費だけで六ヶ所村の145倍の約23・2兆円に達する。これだけでも、国の年間税収の3分の2が吹き飛ぶ金額で、少なく見積もっても50兆円以上のカネが復興・原発処理に消える、
この先、日本はいくら増税しても、とうてい賄いきれないカネが復興・原発処理というブラックホールに吸い込まれるのだ。
「加えて『社会保障と税の一体改革』で2010年代半ばまでに消費税は10%まで引き上がる。日本はすさまじい重課税国家となり、消費は完全に冷え込み、企業は国際競争力を失ってしまう。野田内閣 に(←たぶん誤植)は復興財源を巡って、つじつま合わせの場当たり策を議論しているが、いい加減にして欲しい。このまま、復興ビジョンや経済成長戦略を何一つ打ち出さなければ、国民は生まれながらにして重税に苦しみ、一生貧乏の人生を余儀なくされるのです」(広瀬嘉夫氏)
庶民は、破滅必至の国に生まれた不幸を嘆くしかないのか。
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感想?
まず、第一。
タイトルづけが良くないですよねー。上に書いた通り。
要するに、
「このまま、復興ビジョンや経済成長戦略を何一つ打ち出さなければ、国民は生まれながらにして重税に苦しみ、一生貧乏の人生を余儀なくされるのです」
って話がしたいだけ。
50兆かかるから国家破綻、という話じゃない(笑)。
いや~~、でもまあ、何というかねぇ・・・このレベルのでっかい話だと、タブロイド誌レベルで語るのが一番しっくりくるんですよねー。
だから、私見としては、もっとこういう紙面では、
トンデモ系の技術(例えば、武田教授謹製・必殺、落下抗!!)とか、
大っ量に書いてもらえるとありがたいし、
食品全数検査!! 俺たちは出来るじゃないか!!
高濃度汚染地帯の除染!! 埋却しちゃえば問題ない♪
福島浜通り⇒新夢の島に!!⇒ネオ・東京!!
とか、もうガンガンやって欲しいんですよねー笑。
何というかね、
そういう・・・、
俺たちは出来る、
こんな技術がある、
こんな物理的な力がある、
労働力も出せる、
ちょっと移動するだけでこんなすごいことを執行できる、
放射能なんて、超簡単に抑え込めるぜ―――(←ぜ―――――んぶ埋めちゃえ テヘッ)
もう、
そろそろ、
こういう、
笑えるような動きが日本中に起こってくるべきなんですがね。
「放射能を受け入れる」
↑超ダッセー。
あんなモンセンサーで感知一発だぜ?受け入れちゃうの?ひょっとしてドM?
あ、もうちょっと真面目にフザケながら、記事をツッコミましょう。
「この『少なくとも』が官僚の悪知恵で、“入り口は小さく見積もり、出口は大きく”が霞が関の常套手段なのです。」
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「悪知恵」になってません!!ショボすぎます(笑)。
(あ、ちなみに、
“入り口は小さく見積もり、出口は大きく” ←この見積もり方って、会計規範上の、「保守主義の原則」に明確に反しますから)
「ちなみに、青森・六ヶ所村の「低レベル放射性廃棄物埋蔵センター」の建設費は20万立方メートル分で約1600億円。仮に同じ構造の中間貯蔵施設を造れば建設費だけで六ヶ所村の145倍の約23・2兆円に達する。」
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あ―。この施設別に要らないでしょ。フツーに埋めちゃって、上から瓦礫と土、被せちゃえばいーんだから。
「環境省の「年間5ミリシーベルト以上の地域を対象」という大甘方針で除染しても、福島県内で生じる汚染土は東京ドーム23杯分の約2900万立方メートルに達する。」
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うおっ・・・少なっ!!これじゃあ、20km圏全域なんて覆えないやんけー。
やっぱ、津波瓦礫ゼーンブ持ち込んで、日本中のゴミ、ほとんど持ち込まなきゃダメだな(笑)。
「この先、日本はいくら増税しても、とうてい賄いきれないカネが復興・原発処理というブラックホールに吸い込まれるのだ」
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んなことないって(笑)。
ゴミ収集有料化して、あのエリアの埋め立てに使っちゃえば全然OKだって(笑)。
ごみに、いくらのカネがくっ付いてると思ってんです? 笑。
あのマネーをそっくりそのまま福島に移動しちまえば、ゼンゼンOKですって。
なんなら、首都圏の焼却炉、老朽化したのの建て替えもあるから、
全部福島に移設するんで、どうです? 笑
「2010年代半ばまでに消費税は10%まで引き上がる。日本はすさまじい重課税国家となり、消費は完全に冷え込み、企業は国際競争力を失ってしまう。
庶民は、破滅必至の国に生まれた不幸を嘆くしかないのか。」
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そりゃーねー。カネの無いとこからカネを集めようとしてるんだもん。
あ、だから、この紙面の左側が、「高額所得者増税を急げ」か。
そりゃね。確かに急いだ方がいい。
今の時期なら、
「復興にカネが必要です!!高額所得者は、協力して下さい!!(今のこの時期に、キャッシュフローを海外移転しようってのかぁ!!この非国民がぁ!!)」
という論調・圧力も可能ですからねー。
この論調・圧力、足りないと思う。
ハッキリ言って。
カルロスゴーン社長あたりも、今の時期に、軽々しく日本国外への拠点移転とかを口にできちゃってるし。
「総額12兆といっても、実際に被災地のインフラ復旧や雇用創出に回るのは6・1兆程度だし、残りは1次補正の財源に流用した年金財源の穴埋め分や
B型肝炎訴訟の和解金などに消えてしまう」
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え?
これ、たばこ税増税で賄うんじゃなかったですっけ?
トラバ元との関連では、
↓
「B型肝炎訴訟の和解金などに消えてしまう」
↑
chocovanillaさんの言葉で言うと、
「賠償利権」ですか。
・・・あると思います。
賠償額が嵩張れば嵩張るほど、
潤うようになる、
ってヤツ。
あと、
「増税利権」ですか。
賠償額が嵩張れば嵩張るほど、
潤うようになる、
ってヤツ。(↑横領臭いな。)
(でも、それって「利権」という上品な言葉というより・・・「社会のダニ」では・・・^^;)
あとは・・・
え?
画像の下の方に写ってるウォーキングしてる女性の写真はドアップで掲載しないのかって?
ああ、「こぼれ出そう・・・」とか書いてあるの?
別に特段アップにしなくていいでしょう。
こぼれ出てないんだから。(笑)
あ、放射性物質のことじゃないですからね。
こぼれでなかったから注目しない、
こぼれでたから注目する、
とか、
放射性物質っぽい言い方ですけど、ちがいますからね。