最後の保証延長制度とフォレスター試乗

車検終了時に指摘されていた、フロントスタビリンクの亀裂ですが、保証延長制度が切れる前に直してもらいました。これが最後の保証延長制度使用になりました。
ここは１年前の点検時にも直してもらっていましたが、また亀裂が生じてしまったようです。直すのにかかった時間は３０分。その間、新型エンジンを搭載したフォレスターに試乗させてもらいました。

さて、フォレスターで街中を走り始めます。
旧型エンジンを搭載したフォレスターを乗ったのは３年前だったので、違いはわかりません。
乗り心地は、車高調を装着した黒力獅との比較になりますが、荒れた路面のうねりを上手くいなしてくれます。柔らかいというわけではなく、しっかり路面をとらえてくれている感じです。バネが柔らかくてダンパーはかための設定なんでしょうかね！？
黒力獅だと段差を通過したときはガツッっと衝撃が来ますが、フォレスターでは、ボンッって感じです。
夜の走行でしたので、天井からコンソール部分を照らすシャワーライトがお洒落なことに気づきました。

危険回避を試すこともできました。
左右に素早く大きくステアリングを切りました。
ステアリングインフォメーションがほとんどなくなり、ちょっとボディが遅れてついてくる感じですが、タイヤが路面をしっかりとらえているため、ほぼ思い通りに動いてくれるという、不思議な感覚でした。

高速ステージでは、クルコンをセットして走行してみました。
クルコンはやはり便利ですね。アクセルを踏まなくても一定速度で走行してくれます。
また、ブレーキやキャンセルボタンを押して設定解除しても、ボタン一つでまた元の速度まで回復して走行してくれるのもありがたいです。
上り坂と下り坂の制御は、以前乗ったエクシーガ２リットルＣＶＴのクルコン車より下手です。
上り坂では設定速度より２～３ｋｍ遅くなりました。そのため、シフトダウンをするのですが、エンジン回転上昇が大きく、変速ショックもあります。
下り坂では、設定速度より５ｋｍオーバー。エクシーガＣＶＴのクルコンは、上りも下りも設定速度キープだったので、これはミッションによる違いだと考えられます。
無段階でエンジン回転を調節できるＣＶＴのほうが、クルコン制御がしやすいのでしょう。

さて、新型エンジン搭載のフォレスターですが、日産から強力なライバルが出現です。
エクストレイルではなく、ジュークです。車格がちがいますが、先日デビューした１．６リットルターボを装着した１６ＧＴ FOURというグレードは、強力なライバルになりそうな予感です。
まず、ジュークのエンジンスペックですが、１９０ＰＳ、２４．５ｋｇと、２．５リットル並のエンジン性能です。さらに１４．０ｋｍ/ｌの燃費性能をほこります。ミッションは６速ＣＶＴ。スバルのＳＩドライブのような、シーンによってエンジン制御を変えられるモードも搭載しています。
チャレンジングなエクステリアやインテリアも、魅力ですね。
これで価格は２４５万ちょっとなので、フォレスターなら、２リットル上級グレードとほぼ同価格になります。これは強力なライバルですね。