【 1年が123日の温泉宿 】のキャッチフレーズにグッときて、安易に予約してしまった宿です。
北海道の真ん中あたりに位置し、
宿へは10㌔のダート道を走行しないと辿り着けないの。
宿へは10㌔のダート道を走行しないと…
10㌔のダート道…
\スポーツカーで行った子はいねがぁぁ/
道民証言①
ポルシェで行ってた人を発見!
ポルシェが行けれたのならRCZだって行けれるよね?でもね、後にも先にもこの記事しかHITしなかったことが気掛かり。
道民証言②
山荘までの林道は砂利道で道が狭いので運転に自信がない場合は、宿泊者限定の無料送迎を利用すると良い。
道民証言③
そこ行くの?マジで?大丈夫? ←イマココ
チョ、待テヨ。
めちゃくちゃ怖いじゃん、めちゃくちゃ怖いじゃん、めちゃくちゃ怖いじゃん…
林道への入り口。右側の道です。
もう砂利が見える(震え)
ダート道を走り出して1.4㌔地点。ここで朗報です。舗装路になりました。
なーんだ。ダート道じゃないじゃん↺↺
と余裕ぶちかましていたら、800㍍で終了。
そして、その先には…
トラックが川に落ちてました…
(運転手側が下になってるけど無事だろうか)
あんなん↑見たし、何度も現れるこれ↓に、だんだんと細くなる道と心。
ROKATAYOWASHI
INABAKOUSHI
HONTO HA INABAHIROSHI
己を奮い立たせるため呪文のように唱えながら進んでいくわけですが、対向車来ないといいなーと願うも3台とすれ違うわけですが、心配するほどの林道ではなかったです。
地元界隈の酷道(
①、
②、
③)や
ここと比べれば、めちゃくちゃマシな林道でした。ギャーーーって思うような狭い道でもなく、あの酷道のことを思えば広い。路肩に寄り過ぎたりしなければ大丈夫。
10㌔のダート道が続くのが辛いだけ。
\到着/
砂埃の巻き上げで田中さんのお尻が白くなってました(苦笑)
明るいうちに温泉に入りたい!
チェックインを済まそうと荷物を持って宿に入ろうとしたら、煙草を吸いに出てきたジーチャンに声を掛けられた。
日本秘湯を守る会のスタンプコンプリートの常連さんだそうで、掲載の宿は全部訪れたとのことで、
あの宿がー、この宿がー、と話が始まった。
(早くチェックインしたいのに…)
20分経過。
あの宿がー、この宿がー、と話が尽きない。
(早くチェックインしたいのに…)
到着してからチェックインまで30分超えになるなんて… 支配人から「あの人に捕まると長いからねー」と笑いながら言われました(苦笑)
10㌔のダート道より道のりが長かったぜ☆
今回の旅で家族経営っぽい宿限定ですが、ご挨拶も兼ねて広島銘菓を贈ることにしてます④
というわけで、本日の走行はここで終了です。Google Mapとカーナビとでは差異がありますが、田中さんによれば253㌔走ったとのことです。
今回の旅でハイドラをしようかと思ったけど、充電喰いアプリなのがネックで断念した。が、旅の途中から後悔しだした。そして今、痛烈に後悔している。
各部屋は大雪山系の山や川などの名前が付けられてます。道中にそういった名称を見掛けていたので、登山しないワタクシでもテンション上がりました。
2階の6畳間「忠別(ちゅうべつ)」って部屋になりました。トイレ、テレビ、冷房類なし。冷蔵庫、金庫、ファンヒーターあり。
\田中さんが見えるぞ/
廊下には大雪山の湧き水の冷水サーバーが置いてあったり、宿泊者は何度でも無料でコーヒーがいただけたりとサービス満点。
あちらこちらに熊。
階段の途中に熊。
廊下に熊。
到着時は左が男湯、右が女湯でした。
朝9時までいつでも入れ、18時半から19時の間に男女が入れ替わります。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
窓から自然の光が入り込み、とても明るく綺麗な浴室です。微かに硫黄臭が漂い、少し青みががって見える白濁湯が美しい…
変型L字型の浴槽からのオーバーフローが海のようにザバザバで浴室全体が輝いています。上部で隣の浴室と繋がっているし換気も効いていて心地いい。
あ…
ああ…
湯口も熊。
加温・消毒なし。但し、源泉が70℃のため加水あり。浴感は滑らか。湯温も適温で、のんびり湯浴みできます。
露天風呂に行ってみませう。
おおおおお…
露天風呂も素晴らしい!
露天風呂からは大雪山の山並みがばっちり。中央の山のように見える尖ったところは山ではなく「式部岩」だそうです。
湯口は廃木を利用しています。
気持ちのいい湯に、この開放感が最高!
冒頭にも書きましたが、【 1年が123日の温泉宿 】ということは年に1/3しか営業していないということで、古くてボロくて不便でも仕方ないと思っていたんです。ところが、床はどこもピカピカ。水回りもピカピカ。温泉もピカピカ。ちゃんとメンテナンスされ、綺麗にリニューアルされているんです。接客も気さくで丁寧な対応で素晴らしい。
日本製紙旭川サポート㈱が経営されているだけあって、しっかりがっちりなのか!
それでは夕食です。
「温かいものを席に用意しているので出来れば18時に、時間通りに来てください」とのことでしたので、18時ぴったりに着席しました。
コロナ禍はで部屋食となっていましたが、今年から元に戻り、食事処で頂けるようになりました。
ご飯はその場で炊くスタイル(釜)でした。炊き立てツヤツヤ。
「山荘」なので食事にはそれほど期待してはいなかったのですが、温かいものが充実していて満足度が高かったです。
それでは朝食です。
6時半から朝食をいただけるのですが、早めに出発する方が多いみたいで賑わっていました。
おかず類はお弁当スタイル。
ご飯や味噌汁はセルフ。海苔や納豆、牛乳、麦茶の他にコーヒー、オレンジジュースもありました。
朝食前も朝食後も温泉を楽しみました。
朝食前は露天風呂メインからの内湯。
おはよう、熊。
朝食後にも温泉で内湯。
名残惜しい、熊。
チェックアウトをし、田中さんを館前に移動させて撮影していたら、支配人が出てこられた。大概の人は田中さんを見ると「それで来たの?え?それも1人で?」と驚きの反応を示すのですが… 同じ反応でした(苦笑)
/
数日前の大雨で砂利道が川みたいになったんだよー
それで砂利が大量に流されたから砂利を撒いたばかりだよー 走りやすかったでしょ?
\
\走りやす… かったのか?!/
田中さんのお尻を更に真っ白にしながら次へ向かいます。
上川町の由来・起源
明治2年(1869年)、開拓使判官の松浦武四郎がアイヌ語で「川上・の・人の・土地(神居古潭を境にして石狩川の川上にいる人の部落)」を意味する「ペニウンクㇽコタン(peni-un-kur-kotan)」を意訳して命名したものといわれています。
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Posted at
2023/11/12 07:39:41