この世界観にハマるか - バルケッタ

マイカー

この世界観にハマるか

joetaro
フィアット / バルケッタ
標準車_LHD(MT_1.7) (1996年)
- レビュー日：2024年8月16日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：買い物

おすすめ度： 2

デザイン：4
走行性能：3
乗り心地：2
積載性：2
燃費：無
価格：1

満足している点: デザイン。気に入ってます。2007年以来、一度も忘れたことはなし。入手してからも気持ちは変わりません。

エンジンも、まだ上まで回したことないですが、3000回転以上だと元気に走ります。誰でもイージーに性能を引き出せる感じ。

ハンドリングも思いのほか良好。曲がるということに関してはかなり良いと思います。
不満な点: パーツがもうないことと、サイドミラーのキノコのような形はあまり好きでないです。
総評: デザインを気にいるかが1番のポイントです。
実用面では、家族3人には向きませんし、トランクも狭い。また雨の日にウインドウの隙間から雨水が入るリスクはあります。
ただこのクルマが好きで割り切ることができれば。

カタログスペックより味わいが欲しいタイプのイタフラ車好き、キャラメルマキアートよりもカフェラテが好きな方（言い過ぎ）、実用性よりも現実逃避を好む方、効率を追い求める毎日に嫌気がさしている方、かと言って成金ぽいのは嫌という方向け。

個人的には恐らく一生手放しませんが、例えば友だちに勧めるかというとNOです。同好の士がいたらラッキー、というクルマだと思います。

デザイン: 4; 小舟と称する全体フォルム、ボンネットのうねり、ヘッドライト、ドアのリッド、ユーノスとは異なる味わいの幌リリースハンドル、トランク、リアセクションのUFO感も漂う形状。全てがユニーク。この味わいを気にいるかどうか。
走行性能: 3; 低速走行時は、特に軽快な感じもしないしごく普通の乗用車としか思えません。
が、3000回転以上になると豹変。軽快感がでます。オンザレールに近いハンドリングに。
またトルクは常に太めに出てくれます。ここは一定していて、ある意味ドラマチックではないかも知れません。ただ乗りやすいのでポジティブな印象。
乗り心地: 2; 純正シートは柔らかいです。ウレタンヘタっているらしく、ハンモックのような乗り心地で腰が疲れます。

あと凹凸のある路面を走るとガタピシ言いますが、むしろ愛嬌と言ってよいかと思います。
積載性: 2; 狭いです。アルファの916系GTVよりは使えるかも知れませんが、アッチは縦に深いので場合によっては負けるかも。いずれにせよ期待してはいけません。
燃費: 無評価; 未計測。ただトルクが出てるので良くはないのかなと。
価格: 1; 2024年はほとんど底値なので見た目は安い。しかしながら部品がかなり減ってきているので、維持には苦労する可能性あり。
故障経験: とくになし