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パーソナルカーの天井 - レンジローバー

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パーソナルカーの天井

おすすめ度: 5

満足している点

・呆れるほどの内外装の品質、ドイツ御三家はもとよりレクサス、ポルシェも全く寄せ付けない。
・大きくなって240kg重くなっているのに1割以上改善された燃費。
・MHEVにした恩恵は発進、加速、巡航とあらゆる場面で大きい。
・刷新された4輪サスがスポーツカー並みの正確なハンドリングを披露、40扁平(OP23インチ)というSUVにあるまじき巨大な薄いタイヤでも信じられん乗り心地の良さ。
・最大クラスSUVにしてシンプルで上品なデザイン、オラ付き感皆無。
・4thのポップアップ/ロータリー式のシフトセレクターよりも、やはりノブ式の方が操作が楽、且つ安心。
不満な点
流れるウィンカーランプだけはやめて欲しかった、デコトラみたいで萎えるし、キャンセルも出来ない・・。
アルピーヌA110も流れるウィンカーでヤメたのに、マジかよ?w

あと、不満ではないが。
・サンルーフのローラーブラインドの駆動が手を翳すだけのモーション駆動から物理スイッチのみになった。

・ドアのキーレスロック解除も先代はドアノブの窪みに触るだけの静電気式から、やはり物理ボタンになった。
・シートベルトの高さ調整が無くなった。
・ルーフハンドルは先代の方が個人的には良かった。
総評
4thレンジヴォーグから乗り換えて最初に感じたのが何処からみてもレンジローバーなのに、全てのファクターが予想の2クラス以上上方移行しているという実感。
そしてハンドリング、この乗り心地を実現しつつスポーツカーに匹敵する正確さを獲得したのはにわかに信じ難い。
率直に「硬くて正確」なポルシェより凄いと思う。
ベンテイガとかカリナンに肉薄するんじゃないだろうか?知らんけど。w
この車の価格では法人所有メインになると思いますが、パーソナルラグジュアリーカーとしては頂点。
自分で運転して良し、家族や親を後ろに乗せても良し。
ココが我が人生の頂上だとしても納得の一台、良い体験をさせていただいてます。
デザイン
5

初登場時はオフローダーらしからぬ極端なツルツルスタイルとクセ強なリヤのグラフィックに疑問を感じてましたが、実物を太陽光の下で見ると面の美しさ、究極のシンプル構成が堪らない。
OPカラーのバトゥミゴールドも素晴らしく良い雰囲気の色。

ウィンドモールすら省略したミニマリズムには脱帽です、見れば見るほど惚れて行く。
走行性能
5
数値も公にされない程度の黒子的MHEVモーターがあらゆる加速場面、巡航時に適切なアシストをしているらしく。
ディーゼル大トルクの無骨な土台に、漆喰を塗ったみたいにしっとり滑らかなパワーフィールを提供してくれてます。
ディーゼルの地力と低回転大トルクと、デンキの滑らかさと静粛性を併せ持つ感じは非常に上質。
エアサスとクソ重いタイヤホイールの足捌きも理解に苦しむほど物理的理解を超える「レンジローバーマジック」
ココが4thレンジから最大の進化点で、もはや次元が違いますね。
高度に進化したテクノロジーが、キレイに「上質」のために使われているのが感動的。
乗り心地
5
基本アシは柔らかめなので、運転が雑だったり下手に乗ると車体が揺すられて不安を感じたり同乗者が酔ったりするかも知れませんが、ちゃんとブレーキやアクセルでサスの荷重コントロールが出来れば、ハンドリングの正確さはスポーツカー並み。
これは4thとの一番の違いでしょう、ホントに正確なハンドリングを披露します。
4thは255/50R20を235/65R 19にすると「絨毯の上を往く」様なウルトラスィートな乗り心地になりましたが。
5thは285/40R23、直径はゆうに80cmをオーバーする次元違いの巨大な低扁平タイヤを用いつつも、地面スレスレを飛ぶ様に疾る。
新型ダンパーか制御の進化か、刷新されたサスペンションなのか?
ちょっと常識というか僕の理解の及ばないところの次元のエンジニアリングです。
脱帽する他ない。
積載性
3
全長5,065mm×全幅2,005mm×全高1,870mmのフルサイズにしてはまあまあのラゲッジ、一回りコンパクトなディスコ4の方が広い。w
ただアレだけの静粛性と23インチタイヤを履きこなす車体剛性を実現しているなら無理もないのか?
ドアノブのポケットが廃止されたのは地味に効いてる、不便。
あと1〜2個小物ポケットがあってもバチは当たらないと思う。
燃費
5
DT306型、直列6気筒2,993ccディーゼルターボMHEVは片道100km高速を走って都内を50km、計250kmのドライヴでだいたい12km/L
高速メインで1,000km級のツーリングだと14km/Lを超える。
車検証記載で2,700kgの重量で先代4th(2,460kg)より10〜15%程燃費が良い、何じゃこりゃ?w
価格
3
カリナンやベンテイガの出現により車格を上方移行せざるを得なかったあおりと歴史的円安で、4thから500万以上高くなってしまい。
個人というより法人所有デフォな価格帯に突っ込んでしまったオリジナルレンジローバーですが。
それでも価格差に見合う以上の進化と深化は果たしていると思います。
外見の進化よりエンジニアの進化の方が大きいと思われ、電気系の弱い英国車のイメージはもはやありません。
ハイテクを適切に使い熟しておもてなしを演出している様は、本家日本車の数枚上を行く出来栄え。
絶対的には高いですが、世の2,000万円+のクルマの中で個人的に最もバリューが高く、相対的に損は無いとは思います。

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