オシャレ優等生 - MINI Clubman

マイカー

オシャレ優等生

かっちぃ
ミニ / MINI Clubman
クーパー SD クラブマン_RHD(AT_2.0) (2016年)
- レビュー日：2024年12月27日
- 乗車人数：４人
- 使用目的：買い物

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：5
積載性：5
燃費：5
価格：5

満足している点: 見た目、使い勝手、走行性能、トルクと燃費、挙げていけばキリがないほど長所だらけ。
不満な点: マイナートラブルの多さ。
保証期間が過ぎたら覚悟したほうが良い。
そして修理代が買い換えを検討するくらい高額。

アイデンティティでもある観音開きのテールゲートはメリットをあまり感じられない。
総評: 外観、走行性能、使い勝手が非常に高いレベルでバランスしていて9年の販売期間があるので、中古販売価格も選択の範囲が広い。
ただ、個体差もあるだろうが走行不能になる程度ではない電気系のトラブルが数回あり、保証期間が過ぎた後にエアコンの冷風が出なくなって修理代に32万円近い見積もりが出たため、泣く泣く手放すことになる。

トラブルフリーであれば雰囲気や性能など気に入っている点しかないので、ずっと乗り続けていたかったほど完成度の高い車だった。

ガソリン車に戻る気はさらさらなく、かといってディーゼル車でクラブマンを超える車種は存在しないので、今回思い切ってBEVへと買い換えることになった。

デザイン: 5; F系MINIの流れではあるが、3ドアや5ドアよりも車格が1つ大きく、幅もあるのでよく見ればあからさまにワイド。そしてロング。
丸いヘッドライトを中心に滑らかな曲面で構成されており、シンプルながらさりげにグラマラス。
寸法はそこそこあるのにコンパクトなMINIに見えるのはとても巧みにデザインされているからと思える。

内装も円形をメインテーマに捉えており、他では見られないほどデザインコンシャス。
特にセンターの円形ディスプレイの縁にあるイルミネーションは、エアコンや音量の調整と連動したり、ジュークボックスのようにグラデーションするのは最たる購入動機のうちの1つ。

現行の4代目MINIは、環境負荷の観点からクロームメッキやレザーの使用をやめてしまったが、このネオレトロで煌びやかな見た目の雰囲気や、手触りは失いたくなかったドライバー経験だと強く思う。
走行性能: 5; ディーゼルということで非常に力強く、アクセルとリニアに連動する加速感は快適そのもの。
原油高な時代に軽油というのも嬉しいところ。

3ドアや5ドアに比べて大柄ではあるものの、コーナリングは楽しく、長距離も快適で疲れることを知らない。
乗り心地: 5; アシは硬すぎず柔らかすぎず、でも少し硬めのちょうど良い乗り心地。
JCWは硬すぎて自分にはムリだった。
コーナリングも非常に安定していて、不快なロール感は皆無。
積載性: 5; トノボードを外してリアシートを倒して助手席を前方へスライドさせたら26インチのマウンテンバイクをバラさずに積める。
燃費: 5; 標準燃費は14.45 km/Lであるが、長距離の高速走行時だけ特によく伸びる印象で、普段使いだと13km/L弱の印象。

あれだけトルクフルにストレスなく走れてこの燃費と燃料コストは文句のつけようがない。
価格: 5; 新車登録後、ディーラーのデモカー落ちで半年・10000kmという状態の中古車購入だったが、新車価格からすると信じられないほど安く買えた。
BMWを新車で買って手放す時の値落ちにウンザリしたのもあって今回はMINIを選択したが、購入後4年半で手放した時の下取り額が高かったのはさすがMINIと感心するしかない。
故障経験: ヘッドライトやデイライトの警告メッセージが何度か出て対処してもらった。

ストップランプの警告も出て、配線が焦げていた。

時々センターサークルのイルミネーションが消灯したまま戻らない。

アイドリングストップしなくなってエンジンの始動もぎこちなくなり、バッテリーが寿命を迎えたので交換したら費用が81000円オーバー。