日産 セレナ

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 C26ハイウェイスター、H23.9月に発表されたVセレクションを購入。納車されて約1ヶ月、走行400kmでのレビューとなります。まだまだ使い込んでい - セレナ

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 C26ハイウェイスター、H23.9月に発表され…

おすすめ度: 4

満足している点
【エクステリア】
 全体的なシルエットは、C25から継続して秀逸だと思います。セレナの販売が好調な大きな要因は何と言ってもエクステリアではないでしょうか?
 特にサイドビューは相変わらずのスタイリッシュですね。ビアンテやステップワゴンなども決して引けを取るものではなく、個人の好みによって分かれるところかと思います。
 フロントグリルやハイウェイスターのみに設定されているフォグ周りのメッキ類など、お手軽にプチ高級感が味わえるのはうれしいところ。

 また、全体的に窓の面積が大きいので、運転のしやすさが格段に上がります。
 フロントウィンドウは、大きさに対して運転席からの距離が適度に遠くなく違和感がありません。この点については、ステップワゴンも同等の良さがあります。
 一方、ビアンテやD5はウィンドまでの距離が遠く感じるため、せっかくの大きさが、ダイレクトに運転のしやすさ、車両感覚の得やすさに結び付いていないような気がします。またAピラーや下側に切れ込んでいるフロントドアウィンドは、地味ですが路面状況など確認がしやすく、座高の低い奥様の運転をサポートしてくれます。

【インテリア】
 秀逸なエクステリアに引けを取らないのが、シートアレンジの豊富さではないでしょうか?
 このクラスのミニバンは各社工夫を凝らしていますので、大きな差は生じないはずなのですが、いろいろ比較をしたところ、セレナに落ち着くというユーザは多いと思います。

 特にはね上げタイプの3列目シートは、着座時もシートのチープさ、厚みの薄さはあまり感じず、はね上げた際の後方視界を確保するために、はね上げ位置を極力低く抑えています。
 C25やノアボクシーだとかなり高い位置にはね上げた椅子が来るので、この点はほめてあげたいポイントです。
 この点ビアンテはせっかくの室内の広さを3列目のシートアレンジが台無しにしています。
 常に3列目乗車を求めるユーザにとっては、しっかりとした3列目シートを持つビアンテに、軍配が上がるかもしれませんが、多くのユーザは3列目の活躍機会はそう多くないと思います。

 ステップワゴンは、3列目を床下収納できることでクラス最大の積載スペースを生み出すため、幅がある積載物を乗せる場合はセレナよりも優勢となります。但し、収納状態のシートを復活させる際、仮
不満な点
【エクステリア】
 リアのスタイリングはまだ慣れません。C25のリアがとてもスタイリッシュなので、それから比べると「下っぷくれ」というか「顎がでかい」といか・・・。チャギンドンの「ダンバー」の顔に似ているような気がします。

 但しこれは、リアトランクの開口部を低く抑えることの結果なのかもしれませんので、見た目については目をつむれる範囲です。

【インテリア】
 3列目のルームランプは、C25は左右独立でしたが、C26では無しとなります。その代わりカーゴランプとして3列目中央後ろ側にひとつランプがありますが、ルーム連動とはなっておらず、暗い中での3列目乗車には少し不満がでるでしょう。(対応策は・・・あります)

 また、シートベルトバックルについては大いに不満があります。
 まずフロントシートのバックルですが、シート座面と水平以下にはなりません。言い換えると常にシート座面よりも上に立ち上がったままです。これは、1列目から後部座席へのウォークスルー時に太もも付け根へ干渉したり、カーオーディオのメンテナンスのためなど、中央付近に腰掛ける場合、臀部へ常にバックルが当たることになり、かなり不快な思いをしました。
 また、2列目・3列目のバックルは、基本的にシート座面に埋まっているため、シートベルトで固定するチャイルドシートやベビーシートを利用する場合、バックルに固定するのに相当の苦労が必要です。

 また、シートの作りは評価が分かれるところだと思います。2列目・3列目はフルフラットを意識している割には良い作りですが、運転席と助手席については、座面と背面があまりにもフラット過ぎ、腰痛持ちの私は座った瞬間に腰が痛くなります。(1列目シートはビアンテのシートが秀逸です!)

 また、肘掛の位置が私には少し低く、利用すると常に体が左側に少し傾くため、ロングドライブの際は腰痛などに注意が必要となります。

【装備】
 ディスチャージがオプションです。また、クラクションはシングルタイプで、なかなか悲しい音を奏でてくれます。MOPのパノラミックルーフは思いのほかガラス面積が狭く、ステップワゴンの半分ぐらいと割り切って選択しないと、がっかりします。(せめてラフェスタJOYぐらいの広さが欲しいところ)

【走行性能】
 ここは可もなく不可もなく。パワー
総評
 C26ハイウェイスター、H23.9月に発表されたVセレクションを購入。納車されて約1ヶ月、走行400kmでのレビューとなります。まだまだ使い込んでいないので、良い点悪い点は気づいていない部分があるでしょう。

 購入にあたっては、そもそもマツダ党だったので、ビアンテ本命、ステップワゴンスパーダ対抗、フリードスパイクとソリオが大穴、三菱とトヨタは検討対象外でした。(セレナは・・・忘れてましたw)

 私の場合は、妻の運転しやすさと趣味の自転車積載能力が判断基準となり、いろいろ比較検討した結果、どれも次点で悩んでいたところに、かつてもらったC25のカタログをふと手にしたことが運命の分かれ目でした。

 ビアンテは走行性能やデザインが良かったのですが、3列目のシートアレンジが自転車積載には×。
 ステップワゴンは全体的には良かったのですが、自転車を縦に2台積載できないこととが×。
 フリードスパイクは予定されているハイブリッド追加の影響で納期が大幅に遅れるため×
(自転車積載能力はセレナとタメ張れるぐらいでしたよ)
 ソリオは意外にもCVTの出来が秀逸でほれぼれしましたが、絶対的な室内空間が狭いことで×

 消去法的にもセレナ、良いところどりでもセレナということで、見事購入を決定しました。
 このように考えると、セレナは特筆した特徴を持たない代わりに、徹底したユーザニーズの優先順位付けを行い、必要な装備と不要な装備を取捨選択し、コスト抑制をうまく処理しながらも、利用者にとって満足度の高い装備を、全面に押し出す方法で作られたクルマだと思います。
 マツダが大好きでMT派の私がまさかのCVTを購入するとは思いませんでしたが、そうさせるほどの吸引力(というか受入枠の大きさ)がセレナの特徴だと思います。
 納得して購入しても納得しないで購入しても、お気に入りになる、そんなクルマではないでしょうか?

私は購入して大満足でしたので、スカイアクティブの実装状況をウォッチしつつ、基本的には末永いお付き合いを前提に、乗り続けたいと思います。
おすすめポイント

ターゲット

ファミリー向け

スタイル

クール

ドライビング

運転しやすい

インテリア

室内が広い、ラゲッジルームが広い、快適装備が充実、安全装備が充実

エコ

燃費がよい

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