貴重な国産GTクーペ！走りの潜在能力も何気にすごい(ﾉ∀`) - ソアラ

マイカー

貴重な国産GTクーペ！走りの潜在能力も何気にすごい(ﾉ∀`)

飛鳥山"122"花子
トヨタ / ソアラ
2.5 GT-T (1994年)
- レビュー日：2016年11月30日
- 乗車人数：３人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: 国産GTクーペとしての希少性、前席の広さ、エンジンパワーと静粛性、そして今時の車は真似できない伸びやかで流麗なスタイル。
年式の古い中古となった今、価格以上の所有満足度が得られると思います。
不満な点: GTである為、高速道路はお手の物である反面狭い市街地での取り回しは劣悪で車両感覚も相当掴みにくいので狭い駐車場などでは苦労します。
小回りがきかないので何度も切り返すことが多いです。
ホイールベースとオーバーハングが長大なので、車高を落とすとちょっとした段差を超えるのも難しくなります。
その上２ドアなので実用車としての使い勝手は非常に悪いです。ドアが長いので隣に車が止まっていると乗り降りすら大変です。
あと車重に対してブレーキが華奢なので強化必須です。
総評: ノーマルで乗るもよし。改造してよし。
非常に懐が深い車です。スポーツカーのように尖っていないので末永く付きあっていけるでしょう。
とはいえ、２JZGTEに載せ替えをはじめとした魔改造された30ソアラは筑波で54秒台を叩き出したり、ゼロヨンで8秒前半でゴールしR35GT-Rに勝ったり、その潜在能力は最早GTの領域を逸しています(;´Д｀)
やっぱり馬力をあげるとホイールベースがモノを言うということですかね？
リアタイヤから離れた位置に重たい鋳鉄直6エンジンがあるとフロントのリフトは抑えられ抜群の加速や安定性が得られるということかも知れません。
うちのも２J載せ替え車なので、妄想は絶えません(*´Д｀)ボールベアリングタービンに替えて600馬力は出したいですね。
2JZは貧乏人にもスーパーカーの世界をお得に体験させてくれる庶民にとって夢のようなエンジンです(笑)

そういった意味でも非常にロマンがあり楽しい車です(*´Д｀)本来のソアラの楽しみ方とは違うかもしれませんが･･･

ノーマル改造車問わず、常に余裕があり、優越感を味わいながらドライブできます。存在自体が贅沢な希有な国産車でした。

走行性能: 無評価; 1JZツインターボ(うちの車は2JZターボですが)のパワーと直六の静粛性はソアラにピッタリだと思います。スープラより100キロ重いので、コーナリングは苦手ですがホイールベースが長いので直進安定性が高いです。この乗り味はGTそのもの。1000ｋｍのドライブだって楽々こなしちゃいます。
乗り心地: 無評価; フロントの座席は非常に広く、助手席を一番後ろまで下げれば、たいがいの人は完全に足が伸ばせるでしょう。
ノーマルの乗り心地は不明ですが、車高調が入っている硬い足でもスープラ譲りの高いボディ剛性で軋み音などはあまりしません。
エンジンはターボでも非常にフラットな特性で、4000cc以上のNAのような感じです。
全域でトルクフルで扱いやすいです。
直六の特性か振動がほぼありません。
フル乗車はクーペなのでキツイですが、3人くらいまでなら非常に快適なドライブが楽しめます。
積載性: 無評価; トランク容量はなかなかのものです。泊りがけの旅行に行って買い物くらいは楽々こなせます。
燃費: 無評価; 燃費は少々ハイペースに市街地を走ってリッター5kmくらいですかね。排気量とターボだということを考えたら妥当なところです。
高速道路なら10km余裕で超えます。高速を長距離ツーリングするのがこの車は一番似合ってるので、十分だと思います。
ブーストを無駄にかけないように心がければ車も長持ちして燃費もよくなります。
故障経験: 古いのでECUのコンデンサー液漏れのトラブルが多いです。知っていれば数百円で自分で直せます。あとはトヨタ車なので、マニュアルどうりのメンテや部品交換をしていれば20万キロくらいではビクともしないでしょう。
タービン交換してサーキットでドリフトしまくって1度のオーバーホールもなく47万キロ走ったマークⅡの１JZエンジンを開けているところが雑誌に載っていましたが、致命的な壊れ方は皆無でした。