【トヨタ車カスタム】トヨタ乗りにおすすめなカスタムブランドは?

2022年3月15日

toyota トヨタ ヤリス GRMN

クルマを買ったらカスタムしたいという気持ちが生まれてくるのは当然のこと。でも、どこでカスタムしたらいいのか? これはけっこう難しいことでもあります。そんな、悩める子羊さん達に送るメーカー別カスタムブランドを紹介していきます。第1回はトヨタです。

ワークス系カスタムブランドのTRD & モデリスタ

トヨタのワークス系カスタムブランドはTRDとモデリスタの2ブランドとなります。

TRDもモデリスタもトヨタテクノクラフトという会社のブランドでしたが、今はトヨタカスタマジング&ディペロップメントという会社のブランドとなっています。

TRDとはToyota Racing Development の略で、その名のとおり当初はレース関連のパーツ開発や販売を行っていました。

現在もレース用パーツの開発、販売はもちろん、レース用車両の開発も手がけていて、GT500車両などはTRDが開発したモデルが基本となり、各チームがアレンジするような形になっている。

現在では、公道でも使えるパーツの販売ににも力が入れられているほか、TRDブランドのコンプリートカーも存在します。TRDはトヨタブランドだけでなく、レクサスブランド、ダイハツブランドも取扱います。

TRDがレース色の強いブランドなのに対し、モデリスタはスタイリッシュなロードイメージが強いブランドです。

TRD同様にトヨタブランドだけでなく、レクサスブランド、ダイハツブランドも取扱います。取り扱う車種は非常に多いのですが、GR系などのスポーツタイプは用意されていません。

モデリスタのパーツはエアロパーツやホイールなどのドレスアップ系と電動ステップやアシストグリップといった実用性の高い用品が中心で、走りに関する機能パーツは見当たりません。

トヨタ系チューニングといえばなんと言ってもトムスだ

トムスは1974年にトヨタのファクトリードライバーとして活躍していた舘信秀氏と、トヨタディーラーのスポーツコーナー責任者であった大岩湛矣氏によって設立された老舗です。

トヨタは国内レースではニスモのようなワークスチームを持ちませんが、トムスはトヨタに非常に近い関係にありセミワークス的な存在となっています。事実、トヨタのカスタマイズカーのwebページにはトムスのリンクボタンが存在します。

トムスはモータースポーツで得たノウハウを生かしたパーツ作りを行っていて、エンジン本体まわりのパーツはもちろん、マフラー、電子パーツ、足まわり、ボディ補強、などなどさまざまなパーツを提供しています。

また、デザインセンターも有していて各車のエクステリアパーツも多彩なモデルがラインアップされています。

トヨタ車を使いレース活動をする2ブランドを紹介

toyota トヨタ カスタム

SARD(サード)は現在、スーパーGTのGT500クラスに参戦しているレーシングチームです。

1972年に設立されたシグマオートモーティブを起源としています。サードは1985年の設立で、同年からスープラでグループAへの参戦を開始します。

サードが手がけるチューニングパーツはエアロパーツから足まわり、マフラーと幅広く展開。GRスープラ、GR86、マークXなどはコンプリートカーも用意されています。

スーパーGTのGT300クラスに参戦しているaprはApex(アペックス)のモータースポーツ部門として活動していましたが、2000年に独立し企業としてのaprが立ち上がります。

現在はトヨタ色が強くなっていますが、スカイラインGT-Rでレースを行っていた時期もあります。現在、aprはトヨタ・プリウスでスーパーGTに参戦していることもあり、パーツとして用意されるものもプリウス(ZVW30&35)用が中心で、ボディ補強パーツやシフトスイッチ、電子部品、スタビライザーなどをラインアップしています。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

カスタム、DIYに戻る

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

注目タグ

ニュース