【初心者向け】おすすめサーキット8選~愛知・三重編~

2022年12月7日

鈴鹿

クルマ好き&走り好きならば、一度は体験してみたいのがサーキット走行。なんとなくハードルが高く感じてしまうサーキット走行ですが、きちんと整備されたクルマでヘルメットなどの決められた装備品を用意すれば、意外と気軽に楽しめるものです。今回は中部圏の初心者向けサーキット8選を紹介します。

三重県のサーキット3選

鈴鹿

鈴鹿サーキット・南コース

三重県には日本でもっとも有名な「鈴鹿サーキット」があります。F1も開催される「国際レーシングコース」はさすがにタフで、初心者にはちょっとハードルが高い存在ですが、先導車付きの「サーキットクルーズ(2周・5,000円)」が時折開催されています。

また、ショートコースの「南コース」は、初心者でも走りやすい設定となっていて、ライセンスが無くても走行することができます。

ちなみに南コースのライセンスは、19,000円(年会費+MS共済会会費)で発行可能。走行料金は、会員の場合はグリップ走行で30分3,200円、非会員の場合は30分4,300円となります。

南コースは4輪のナンバー付きだけでなく、カートやバイクも走れるため、比較的コースが混み合っています。利用時はスケジュールの確認をしっかりしましょう。

モーターランド鈴鹿

鈴鹿市には鈴鹿サーキットのほかに、2つのミニサーキットが存在します。ひとつは「モーターランド鈴鹿」です。

モーターランド鈴鹿は、最長200mのストレートを持つ約1kmのコース。アップダウンもある変化に富んだレイアウトとなっています。

ライセンスは不要ですが、初回講習を受ける必要があります。走行料金は曜日によって異なりますが、金曜日にはラッキーフライデーといって50分2,000円で走行できるプランがあり、最初はこれで経験してみるのがいいでしょう。

鈴鹿ツインサーキット

鈴鹿市のもうひとつのサーキットが「鈴鹿ツインサーキット」です。

全長1750mの鈴鹿ツインサーキットは、最長550mのストレートがある横に長いサーキットで、北東側と南西側に分割して使うこともできるレイアウトとなっています。北東側のサーキットはグリップコース、南西側はドリフトコースとして使われます。

鈴鹿ツインサーキットには会員制度があって、入会金が2,000円、年会費11,000円で入会が可能です。会員になると500円の入場料が無料となるほか、計測器の貸し出し費用が半額になるなどの特典があります。

平日のグリップコースの走行料金は、一般予約が1時間5,000円、一般当日が6,000円、会員が4,000円。同じく平日のドリフトコースの走行料金は、一般予約が1時間4,000円、一般当日が5,000円、会員が3,000円となります。

愛知県のサーキット5選

西浦

スパ西浦モーターパーク

トヨタのお膝元であり、自動車産業が盛んな愛知県だけに、サーキットも数多く点在しています。最初に紹介するのが、2007年オープンの比較的新しいコースである「スパ西浦モーターパーク」です。

スパ西浦モーターパークは日本では数少ないシーサイドコースとなっています。全長は約1.6km、400m強のストレートを有しています。入場料が平日550円、走行料は50分5,700円~となります。会員制度もあり、1年間有効の会員になると、入場料が無料で走行料が平日5,100円~となります。

オートランド作手

「オートランド作手」はラリージャパンの開催地として盛り上がっている新城市にあるコースです。

コース全長は800mと短めですが、高低差は8mもあり、3階建ての建物の屋根から駆け下りるかのようなレイアウトで迫力の走りとスリルが楽しめます。

走行料金は1時間5,200円~で、会員になると4,200円~。会員制度はユニークで、初年度は15,000円、2年目は12,000円、3年目は10,000円と徐々に安くなり、8年目以降になると年間6,000円とかなりお得になります。

モーターランド三河

新城市には「モーターランド三河」というコースもあります。モーターランド三河はフルコースが1.2km、このコースを2分割したうえで片側のレイアウトを変更することでA、B、Cの3つのコースが使えるようになっています。

時間によってコースの使われ方が決まっているので、自分が走りたいレイアウトの時間帯を選んで走行することになります。

走行料金は1時間目が当日受け付けで4,500円、予約の場合は4,000円となります。2時間目からは当日、予約を問わず3,000円です。自分のクルマでは走りづらいという方にはレンタルマシンも用意されています。

幸田サーキットYRP桐山

「幸田サーキットYRP桐山」は全長約1.1km、最大コーナー25R、最小コーナー10Rというテクニカルコース。

走行料金は会員の場合、平日が20分2,900円で、そのほかに見舞金制度費の700円と計測費の500円が必要。この見舞金制度費と計測費は1日有効となります。

会員制度は入会日にかかわらず3月31日までの期間となり、4月~7月の入会は年会費5,900円+スポーツ安全保険3,100円の計9,000円、8月~11月は計7,500円、12月~3月が6,000円となっています。

また、サーキット内にはキャンプサイトがあって、シャワーもトイレも電源も完備。しかも、直火でなければ焚き火もOKというのですから、これはちょっと驚きです。

美浜サーキット

「美浜サーキット」は全長約1kmで200mのストレートが取れるレイアウトを作れるサーキット。

コースには大きく回り込んだ定常円に近いコーナーが2つあり、テクニカルな雰囲気にあふれています。

1年の会員費用は10,000円で、初回は手数料として2,000円が必要です。ビジター利用も可能で、ビジターの場合は平日1クール(20分)2,500円、会員は2,000円となります。

また、3クールチケットも用意されていて、こちらはビジターが6,000円、会員が5,000円となります。

さらに80,000円で1年間走り放題のパスや、美浜サーキットで行われる耐久レースに参加するチーム向けに登録者4名が走り放題(登録車両1台とTカー1台が対象)となる100,000円のパスなども用意されています。

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写真:ロイター/アフロ

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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