季節に合わせた汚れ対策 春編~花粉や黄砂による汚れ~

2018年4月24日

杉の枝と花とpolllen season aheadの黄色い看板画像

「洗車をすると雨が降る」は自動車ユーザーあるあるかもしれません。クルマは洗っても洗ってもすぐに汚れてしまいますね。特に花粉や大陸から舞い込む黄砂によって汚れがちな春。そんな春先の、クルマの汚れ対策どうしたものでしょうか。少し考えてみたいと思います。

春の時期の汚れはどうするか

クルマを屋外に駐車しておくと、洗車したばかりなのに!!と、あっという間に汚れてしまうという経験、クルマに乗っている方は少なくないかもしれません。「そのたびに洗車ができるので問題ない、むしろうれしい。」と話す友人がおりましたが、みんながみんなそういう訳でもないでしょう。

そしてかなり手を焼くのが、特に暖かくなってきた時期の花粉や黄砂かもしれません。これはいったいどうしたらいいものでしょうか。一般的な落とし方としては手ばたきがあります。お手軽さ・簡単さという点では手ばたきが非常に楽かもしれませんね。

しかしあまり強くすると、特に黄砂などは塗装に傷をつけてしまいかねません。かといって取らなければ花粉のような自然のものは特に、そのままシミのようになってしまうこともあります。とても悩ましいものですね。

車内にいる人間は空気清浄機がシャットアウトしてくれる場合もありますから、幾分守られている面はありますが、屋外を走る愛車はそうはいかないですね。なかなか悩ましいものです。

オレンジの手ばたきとそれを持ってる手の画像

コーティングで黄砂・花粉対策

一つの対処法としてはボディコーティングをしてみるというのも多少は違うと思います。もちろん一言でコーティングと言っても、いろんな機能、グレードのものがありますのでひとくくりにはできないでしょう。しかし、一般的にコーティングと言えば、施工する前に磨きをかけます。その時に水垢も含め、自然によってできたくすみは取れます。花粉の影響も取り除くことができるでしょう。

その上でコーティングをすると、塗装面が平滑になります。これは単に光沢を生む以上に、微粒子上の付着物をつきにくくさせる効果が高まるという面も期待できます。

コーティングを車に施すことで、黄砂・花粉対策という意味でも効果が期待できると思います。

静電気を抑えるコーティングも?

ボディコーティングである程度の黄砂・花粉対策ができることが分かりました。ただ、残念なことに一般的なボディコーティングでは、平滑面が生まれても付着を防止することはできません。軽量で空気中を簡単に浮遊する微粒子は、重力より、風の抵抗や静電気の影響を大きく受けるものです。そうした対策をしなければ、根本的な解決にはならないでしょう。

最近ボディコーティングや、ラッピングなどを手掛けるボディショップの人と話をしていたところ、なんでも静電気を抑える効果のあるコーティングもあるのだとか。車の艶出しに加えて、さらに汚れの付着を防いでくれます。完全に付着を防ぐことはできないかもしれませんが、今できる対策としては、いつものコーティング剤を少し特別なものにしてみるのも有効な手段かもしれません。
特に毎年花粉症に苦しめられている人には花粉対策は切実な問題でしょう。

今後もさらにカーケアの領域における花粉対策、黄砂対策が進むことを期待したいものですね。

黒の車のボンネットを拭いている画像



(中込健太郎)

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