スバル WRX S4

ユーザー評価: 4.74

スバル

WRX S4

WRX S4の車買取相場を調べる

WRX S4レビュー(納車5カ月、約6,000Km走行して) - WRX S4

マイカー

WRX S4レビュー(納車5カ月、約6,000Km走行して)

  • grayghost.f23

  • スバル / WRX S4
    2.0GT-S アイサイト_AWD(CVT_2.0) (2014年)
    • レビュー日:2015年5月6日
    • 乗車人数:1人
    • 使用目的:通勤通学

おすすめ度: 5

満足している点
 前々のマイカーであるBL5とSTI A-Lineが一緒になって大進歩した感じが良いです。(サイズ、パワー、メカニズム等々...)
 これから毎年改良され初期型オーナーとしては悔しい思いをすることもあるでしょうが、今のスバルが出来ることを出し惜しみせずに初期型からやってくれたことに感謝します。
 そして、FF、ミニバン、SUV、ハイブリッドが全盛のこの時代に、この車に出会えたこと、更にオーナーになれたことは、この上ない私の誇りです。
不満な点
 ありません。
 ただ、気になる点(これは人による部分)はいくつかありますので趣味の意味も含めてアフターパーツで対処します。
総評
 特殊な要件かもしれませんが、AWDで実用的なハイパワーセダン、かつ何とか手の届く価格の車を探すと、この車以外にほぼ選択肢は無いと思います。
 普段のクルージングは羊のように大人しく、でも一皮捲れば獰猛な獣のように獲物目掛けて疾走し、仕留めることができる。しかも安全に。
 この車はそんな車だと思います。
 なお、多くのメーカーのように全方位に優等生な車ではありませんので、検討される方はまず試乗をお薦めします。
走行性能
無評価
[パワー感]
 必要にして十分以上の馬力とトルクがあります。CVT故に出足こそ多少のもたつきを感じますが、アッと言う間に一般道の法定速度~高速道、更にはリミッターまでといった感じです。まず凡人が使い切れるパワーではありませんが、それが余裕に繋がります。
 またミッションのCVTについて、ネガティブなイメージを持たれる方も多い(特にスポーツタイプの車として)と思いますが、下手な多段AT車に乗るより断然イイです。ショックは無いし、疑似シフトアップやダウンもレスポンス良くこなします。

[ハンドリング]
 お前はホントにAWD(全輪駆動)か?と思うほど、良く曲がります。アクセルを抜いてアンダー気味になってもそこからアクセルを開けてやると、ドンドン旋回して行きます。VTD-AWDとトルクベクタリングの効果なのでしょうが、公道では怖くて限界まで試せません。
 ハンドル自体は一般的なそれよりクイックなギア設定になっていますが、轍にハンドルを取られて修正舵が頻繁に必要となることいったナーバスな所はありません。
 ちなみに、電動パワステのため路面からのインフォメーションは希薄な印象を受けますが、約5年ほど前のBM9Aよりは進化していると思います。

[ブレーキ]
 踏み始めから唐突に制動力が立ち上がるのでは無く、踏力に応じて制動力が増します。純正ブレーキとしては非常にコントローラブルかつ効くブレーキだと思います。
 ただし、最近流行の軽く踏むだけで制動力の立ち上がる車に慣れている方は効きが甘いと感じるでしょう。(最近は危ないと思ってもきちんとブレーキを踏めない方が多いそうで、そういう設定の車が増えているみたいです。)

[扱い易さ]
 ちょうどいい日本サイズだと思います。
 ただ、リアに向かって膨らんでいるため、最初の頃は真っ直ぐバックで駐車するのに苦労しました。
乗り心地
無評価
[乗り味]
 欧州車的な乗り味。
 当初は前車(BM9,Sパッケージ)のビルシュタインサスよりも硬く感じましたが約6,000Kmを走行し、体もサスも馴染んで来ました。
 ボディー剛性が格段に上がった分、サスが馴染むまで荒れた路面の凹凸がボディーにそのまま伝わって来る感じでした。今も荒れた路面が連続する所やギャップのある所では多少バタつきますが、直ぐ収束しますし、角は丸められていますので私的には問題ありません。
 ただし、アメ車やトヨタ車のような乗り味を好む方にはお薦めしません。

[静粛性]
 タイヤのロードノイズや風切り音など、お世辞にも静かとは言えませんが、うるさくて堪えられないということはありません。

[インテリア]
 内装はピラーも含めて黒で統一されていて、皮やアルカンターラ、ソフトパッドなどそれなりに頑張っていると思います。
 総額400万円オーバーの車にしてはインテリアがチープだと指摘される方もいますが、設定された原価をどこに振り向けているかだと思います。
 この車は間違い無く、走りであり、ラグジュアリーカーではありません。
 その両方をと言う方は、あと200~300万円アップで他車をお薦めします。

[安全性]
 アイサイトVer.3によって高速道ではほぼ自動運転に近いドライブが可能です。
 また、一般道においても先行車発進のお知らせ、接近した際の警報、更に回避等の操作をしなければ自動ブレーキ、と安全なドライブをしっかりサポートしてくれます。ただし、あくまで主体は人ですので、アイサイトが前走車や白線をきちんと認識(特に逆光や濃い霧の中など)しているか、常に確認しておく必要があります。
積載性
無評価
 それなりに努力はしているのでしょうが、使い勝手は悪いです。例えばグローブボックスは取説や車検証程度でほぼ一杯になりますし、センターコンソールボックスも別売のトレーが無いとただ深いだけのボックスと化します。ちなみに、トレーは蓋に連動して開閉出来ません。所謂、ただ空間を仕切って小物を置けるようにしただけのトレーです。
 一見必要なものはありますが、進化が無く旧態依然とした造りです。スペースが無いなら無いなりに発想の転換や斬新なアイデアで克服して欲しいものです。
燃費
無評価
 最近流行りのエコカーには勿論遠く及びませんが、上手く乗れば一般道で12Km/L台後半も出せます。
 得られる対価を考えれば、個人的には十分満足できる燃費です。
 ただ、SIドライブのIモードはもっと燃費スペシャルなモードにして、Sモードをもう少し今のIモード寄りにすれば、各モードの性格分けが更に明確化でき、もっと燃費も伸ばせるように思います。

レビュー一覧へ

レビューを投稿する

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

PVランキング

注目タグ

最新オフ会情報

ニュース

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)