マツダ公式５ドアスポーツの最良グレード／１年レビュー - MAZDA3 ファストバック

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マツダ公式５ドアスポーツの最良グレード／１年レビュー

cv12
マツダ / MAZDA3 ファストバック
20S バーガンディーセレクション(AT_2.0) (2019年)
- レビュー日：2021年4月15日
- 乗車人数：４人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：5
積載性：5
燃費：4
価格：5

満足している点: 見た目通りの5ドアスポーツクーペとして十分な動力性能。思った通りに反応する人馬一体のハンドリング。Ｇベクタリングコントロール＋で安全快適なコーナリング性能。前後ピッチのコントロールも凄いです。それと横ロールを感じさせないしなやかなサスペンション制御。おかげでコーナーが恐ろしく快適に曲がれます。世界最高峰の美しい外観、シンプルで美しくも使いやすい内観デザイン。スピリットアップグレード後のレーンキープやADS制御は完璧ですね。初めからこれで出すべきでした。とにかく、走らせるのが楽しい車です。
不満な点: モア・パワー、モア・トルクをECU制御でアップできるので、有償でいいのでオプションとして追加して欲しい。その根拠は、スカイアクティブＧ-RSの存在です。ロードスターＲＦに搭載されている２ＬガソリンエンジンのＲＳは、２０Ｓのエンジンと基本は同じですが、馬力は184PS、トルクは250Nmだったと思います。ECU制御で28馬力ＵＰ出来るのですから、オプションで出して欲しいですね。なぜそれを望むのかは、5ドアスポーツですし、車重が1340キロもあるからです。この車重を速く走らせるには、トルクと馬力がもっと欲しいのです。室内に入るエンジン音やマフラー音が15Sの方がイイ音がするので、最量販モデルの20Sもエンジンと排気音を気持ちよく聞こえるようにお願いします。
総評: 乗り心地がスマートでないと言う評価でしたが、1年１万５千キロ乗って、とても乗り心地が良くなってきました。新車はタイヤの空気圧が高めのようで、試乗などでは顕著に跳ねるかも知れませんが、メーカー既定の空気圧にすれば、全然快適です。４５扁平のスポーツラジアルが付いてますので当然、ザラザラやゴツゴツはあります。けど、５ドアスポーツなので足が固めなのは逆に良い事なんですよ。ＦＢはファミリーカーではないのですから。とにかく、乗るほどに走るほどにニヤける車です。車を降りても、何度も振り返って見たくなるカッコいい５ドアスポーツです。

デザイン: 5; すべてがカッコいいし、センスが良い。
走行性能: 5; もう少し馬力、トルクは欲しい所ですが、高速での合流、追い越し、上り坂、不満なく加速しトルクもあるので、十分と言えば十分です。ハンドリングは、狙い通りに切ったら切った分曲がり、反力もリアルなので余計なハンドル操作が無くて良いです。
追記。
電子制御６速ＡＴが最高です、まるでレーシングカーです。パドルで操作はスーパーＧＴのマシンと同じですよ(笑)。
スピリットアップグレード後は、キックダウンの反応が早くなりました。非力でキックダウンではなく、意図的な加速で踏んだ時の瞬発力が改善されたと思います。
乗り心地: 5; 乗り心地は、５ドアスポーツですので多少硬めですが不快なほどではないし、突き上げの終息も早くヒタっと地面に貼りつく感があるので悪くは無いです。静粛性は良いですが、スポーツタイヤなので、荒れた路面のノイズはやや大。振動も硬めのサスのせいで路面が悪いと微振動があります。しかし、高級サルーンやプレミアムカーではなく、見た目通りのスポーツカーですから、そう考えれば乗り心地はリアルな方が良いのです。
積載性: 5; 十分な広さのトランクルームです。
燃費: 4; いつも通りにアクセルを踏んで乗ってもリッター１４は行くので満足です。むしろ、これだけアクセル踏んでも悪化しないのが不思議。
価格: 5; 満足しています。
故障経験: なし。