ディフェンダー90 エアサス・コイルサス比較 - ディフェンダー

試乗

ディフェンダー90 エアサス・コイルサス比較

taka@雪山通勤
ランドローバー / ディフェンダー
90 P300_RHD_4WD(AT_2.0_ガソリン) (2021年)
- レビュー日：2023年5月6日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：その他

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：5
積載性：2
燃費：4
価格：5

満足している点: 自分のディフェンダー90（コイルサス）とエアサスのデモカー（90S)を500kmほど比較できる機会がありましたのでレビューします

僕自身が購入時に中々コイルサスとエアサスの比較試乗を検索してもあまり情報がなかったので僕のような方の為への情報です（個人の見解を大いに含みます）

低速域
このシチュエーションでの乗り心地は圧倒的にエアサスでした。
コイルサスも乗り心地は悪くありませんが、コツコツくるような路面の凹凸などは見事にエアサスが吸収してくれます
20インチ（コイル車は１８インチ）でこの乗り心地は驚きました

一般道
速度がある程度上がってくるとそこまで大きな差はありませんが小〜中程度の入力はやはりエアアスがうまくいなすのでマイルドな乗り心地です

高速道路
高速道路になるとどちらも良いですが緩やかな凹凸があるようなの路面だけはエアサスが追従しすぎてしまう為か船のようにボディが動いてしまいます
これは以外で慌てて自分のコイルサスで同じコース走りましたがコイルサスはボディは大きく動かず綺麗に直進してくれます
総じて高速道路のでフラット感はコイルサスに軍配が上がります

駐車時
エアサス下がると驚くくらい乗りやすくなります
コイルサスの場合はサイドステップないと女性や小柄な方は乗車がちょっと大変です
エアサスの駐車モードはそれを解消してくれますので走行性能の以外のメリットも大きいです

サンルーフ
開けると圧倒的解放感はありますが運転席＆助手席からは頭上より後方が開口部なので後席に人乗せる方にはオススメだと思います

メリディアンサウンドシステム
音楽にあまりこだわりの無い僕でもすぐにわかるくらいクリアな音がしました

グレインレザーシート
初試乗の時も思いましたがフェブリックシートに比べてシートに張りがあるので硬く感じます
僕の場合はレザーシートの方が早くお尻が痛くなりました
不満な点: デメリットはどれも３０万円以上するオプション価格ですので自身の使い方に合わせてご検討ください

コイルサスの場合は乗降りし易くする為にサイドステップがほぼ必須のOPとなるのでエアサスを選ぶ場合の価格差は実は20万もないと思います

僕の場合は使用環境が雪山という寒冷地での使用なのでコイルサスを選びました

注：過去にメルセデスのエアサスが3年ほどでお亡くなりになった為
総評: 僕なりの総評ですが
街乗りメイン・人（特に女性＆子供）を乗せる事が多い方はエアサスを選んで間違いないと思います

僕のように高速道路の移動がメインならコイルサスはオススメです

あくまで90のコイルとエアサスを比較した場合の総評でしてディフェンダー自体がかなり乗り心地の良い車になりますのでどちらを選んでもまず後悔はありませんのでご安心ください

デザイン: 5; ブラックのボディと20インチアルミはカッコよかった
走行性能: 5; 90はガソリンエンジンでも不満の無い加速をします
乗り心地: 5; エアサスの方がいろんなシュチュエーションでの乗り心地は良いです
積載性: 2; 荷物乗せるか人乗せるかのどちらかです
バックボード下の隠し荷室がないので積載量だけならコイルサスが優位性あります
燃費: 4; 高速メインなら10km/Lを下回ることは少ないので90なら多少重いエアサス車でも殆ど変わりません
価格: 5; 他社のSUVはもちろんランドローバー社の中でも抜群のコスパだと思います
故障経験: この個体はオートパーキングからの復帰で2回ほどD→Nに変わってしまい驚きました