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平成の殻を被った昭和の車 - クラウンセダン
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(ス)
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トヨタ / クラウンセダン
スーパーデラックス(AT_2.0マイルドハイブリッド) (2004年) -
- レビュー日:2024年2月16日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 3
- 満足している点
-
・「クラウン」という名前
・どこから見ても形の良いボディ
・直列6気筒のエンジン音
・フロントの見切りが良い
・フカフカで触り心地が良いシート
・フェンダーマーカー - 不満な点
-
①ペン立てという名前の穴
(穴の径も深さも中途半端で、日本中で販売されているペンがほぼ収まらない)
②スプリットオープンコンソールボックス
(フタを収納するスキマが大きく、フタが半開きの時に細長い物が入り込むと取れなくなる)
③リアオーディオコントローラー
(標準装備のカーステ以外には使えない)
④フロントシート
(最近の軽自動車よりもサイズが小さく、サポートも少ない。助手席シートはシートスライド量が少なく、一番後ろにスライドさせても足元空間が狭い。)
⑤車内の収納
(収納が少なく、スペースも狭い)
⑥サイドウィンドウの車内側のメッキモール
(真夏の暑い時期、ココに皮膚が触れて火傷しました)
⑦自動車保険が高い
(ラクティスの2倍になりました。保険料率の対人、対物が10だって) - 総評
- こんな車を見つけて個人所有する人は本当の車好きだと思うし、同じ車種を3台所有した自分は変態だと思います。
- デザイン
- 5
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「ザ・セダン」という形が好きです。
ボディラインもシンプルで良いです。
内装は、細かいところに気配りが感じられます。
- 走行性能
- 3
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昭和60年代から平成初期にかけて製造されたセダンの標準的な走行性能だと思いますが、改めて運転してみると、ゆったりしていて船に乗っているような感覚です。
標識の制限速度を守って巡航すると快適です。
信号待ちからの発進・加速、上り坂での加速は軽バン並みに遅いです。(アクセルをガンガン踏めばそれなりに加速するんですが、回転数を上げて走ると、みるみる燃料が減っていく感じがアクセルペダル越しから伝わってきます)
アクセルもパワステも重めだし、4速オートマなので、狭い道でのキビキビした動きやストップ&ゴーを繰り返すような場面はキツいです。 - 乗り心地
- 3
-
乗り心地は悪くないと思いますが、足回りがフワフワで頼りない感じはあります。
きつめのカーブを曲がる時などにサスペンションが底付きしたり、タイヤが鳴くことは無いです。
直列6気筒のエンジン音はやっぱり良いです。 - 積載性
- 3
-
ガソリンモデルなら自車の標準サイズのタイヤがトランクにギリギリ4本収納できますが、マイルドハイブリッドはトランクにバッテリーがある関係で4本収納できないかもしれません。
- 燃費
- 1
-
1990年代に製造された2000cc直列6気筒エンジン車の標準的な燃費だと思いますが、平成20年代以降の車から乗り換えると「やっぱり燃費が悪いな」と思ってしまいます。
市街地:リッター8km
長距離:リッター10~12km
リッターあたり13km以上走れば奇跡です。
個人的に、市街地走行ではリッターあたり10kmは走ってもらいたいです。 - 価格
- 4
-
程度の良い20年前の車を60万円で購入できたのは良かったです。
これからも程度の良い車は見つかると思いますが、販売価格は上がっていくでしょうね。 - 故障経験
-
納車時に、元々装着されていた後付けのETC車載器にETCカードが完全に挿入できないという不具合が発覚しました。
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