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ディーラーとのつきあい方
2018年9月27日

クルマのセールスマンが「クルマは知り合いでないと売れない」と言うことがあります。実用的なクルマほど、どのメーカーでもいいからどうせ買うなら知り合いから買う……という考え方があるからです。 しかし、「このクルマ欲しい!」としっかりターゲットを絞ってクルマ選びをする人もいて、そういう人たちは普通にディーラーを訪れてクルマを買うことになるでしょう。 この記事を読んでいる人はおそらくは後者が多いのでないかと予想します。いわば飛び込みで高い買い物をしなくてならないクルマ購入、どう付き合っていけばいいか? その入り口をご案内します。
候補車が決まったらディーラーを訪ねてみる
新車購入をするとなると、インターネットや雑誌でいろいろな情報を集めて候補車を絞り込むのが普通でしょう。たとえば、今人気のコンパクトSUVで国産車と絞ったとしても、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバル、スズキと各社から販売されています。もちろんこのすべてのディーラーを回って、カタログを集めて試乗するというのもひとつの手段ですが、それも大変な作業です。できれば最初に3~4車に絞ることができれば、あとが楽になるでしょう。とは言え、全車に乗ってみるのもなかなか楽しいものです。
試乗を行う場合はディーラーに連絡先を教えることが通常ですので、その後にセールスマンから何らかのアプローチがあることでしょう。そのアプローチの仕方などで、自分のリズムと合うかどうかを探ることも大切です。クルマを買うとしばらくはそのセールスと付き合う事になるので、どんなにクルマがよくてもセールスマンとリズムが合わないとカーライフが楽しくなくなってしまうこともあります。
欲しいクルマがあるけどセールスマンがどうも苦手なタイプ……という場合はディーラーを変えるとか、担当セールスを変えるといった方法もありますが、地方だとそういうことも難しくなってしまうこともあります。そうなるとそのクルマと縁が無くなってしまうということも起きるようです。クルマというのはそういう側面も持った商品だということを覚えておいて下さい。
お得な買い時があるって本当?

クルマはなかなか定価販売をされない商品です。一部のクルマについては定価で売られていることもありますが、多くのクルマは何らかの値引きや下取り額の増額などが行われることがあります。クルマの値引きが行われるのはさまざまな理由があります。値引きをしなくても引く手あまたの車種ならば値引きはあまり期待できませんが、ちょっと売上が落ちている車種は値引きが期待できます。発注してから製造される車種よりも在庫がある車種はなおさらです。また、3月の決算期や四半期ごとの決算期などは値引きが期待できることがあります。
決算期に値引きが期待できるのは、販売店の利益獲得の仕組みにあります。一般的に商売の利益は、販売価格-(仕入れ価格+経費)ですが、クルマの場合はこのほかに報奨金というものが多く関わっています。報奨金は1ヶ月に何台売ったとか、1年で何台売ったとかで変わってくるので、決算期に台数が足りないと普通の利益が少なくても台数を稼ぐためになんとか売りたいとなるわけです。そうしたクルマはすでに仕入れられ、販売店の在庫となっていることも多くあります。車種としては軽自動車が多くなっていますので、ディーラーだけでなく、モータースなども当たってみるといいでしょう。
購入後のディーラーとのつきあい方
クルマは買って終わりの商品ではなく、整備をしつつ乗るものです。ですので、購入後もディーラーやモータースとお付き合いが続くのが普通です。ディーラーやモータースは、整備によって利益が上がるので点検などの案内を送ってくるのがあたり前です。もし、そうした案内が来ないことがあれば(まずありません)、そことのお付き合いは考えたほうがいいでしょう。また、点検のたびに交換部品が多く費用がかさむ場合などは「どうして必要なのか?」、「もっと安くする方法はないのか?」などを相談して、納得がいく説明をもらいましょう。もし納得ができないなら、ほかの店に行って聞いてみるのもひとつの方法です。
クルマの乗り換えについてセールスを受けることもあります。彼らはそれが仕事なのであたり前です。自分が買ったディーラーセールスマンからの売り込みならではなのが「あなたのクルマの仕様を中古車で欲しがっている方がいるので高く下取りできます」というオファー。こうしたことがあるときは普段よりも下取り額がいいことも多いので、買い換えタイミングとしてはベストのことがあります。ただ、その言葉が本当でなく新車を売るための手段のこともあります。ですので、買い取り専門店などで査定額を確認してから踏み切るのがいいでしょう。
(諸星陽一)
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