【おすすめはどれ?】スタッドレスタイヤの人気おすすめ5選

2019年12月17日

スタッドレスタイヤ

いよいよやってくるスタッドレスタイヤの季節。でも、どんなスタッドレスタイヤを選んだらいいのでしょう? 現在、日本ではさまざまなスタッドレスタイヤが発売されています。オススメのスタッドレスタイヤ5選を紹介します。

なにを基準にするかで選び方が変わる

走行する車

スタッドレスタイヤに何の性能を求めるかによってその考え方は変わってきます。スタッドレスタイヤなのだから、氷上性能や雪道性能に決まっているじゃないか?と思うかもしれませんが、スタッドレスタイヤの魅力はドライ路面から氷上路面までマルチに走れる所です。ですので、どの路面での性能を重視するのかが大切になります。

北海道の都市部のように、ツルツルに磨かれたブラックアイスバーンの路面が存在する環境ならば、アイス性能を最重視したタイヤがマッチします。しかし、雪が降るか降らないかわからないような東京のような環境なら、幹線道路に出られるまでの圧雪&シャーベット性能があれば十分で、圧倒的に比率の多いドライ路面での性能が高いほうが安全性の比率も上昇するとも言えます。

アイスバーン性能を重視するなら国産スタッドレス上位モデル

日本の降雪地域での環境は世界屈指のシビアコンディションだと言います。北欧の方が厳しそうに感じるかも知れませんが、ガッチリ凍ったままの路面は意外とグリップするものです。日本のアイス路面は昼間に溶け、夜に凍り、タイヤで磨かれるという最悪のコンディションで、スパイクタイヤも禁止されているので、路面がザラザラにならずツルツルを極めるからです。それに対応するために開発された日本のスタッドレスタイヤの氷上性能は世界最上級と言われています。各社の上位モデルは以下のとおりです。

●ブリヂストン/ブリザックVRX2
●横浜ゴム/アイスガード6
●ダンロップ/ウインターマックス02
●ファルケン/エスピアWエース
●トーヨー/ウインタートランパスTX(ミニバン、SUV用)

オンロード&高速性能重視という考えでの選択

日本のスタッドレスタイヤがブラックアイスバーンの路面を重視したのに対し、ヨーロッパブランドのスタッドレスタイヤは高速走行にも重点をおいた設計のものが存在します。ドイツにはアウトバーンがあり、高速での移動は重要な項目だからです。タイヤの規格には速度記号というものがあります。国産の多くのスタッドレスタイヤの速度記号は「Q」で160km/hまでが保証されたものです。

一方ヨーロッパブランドのスタッドレスタイヤには180km/hまで保証された「S」や190km/hまでの「T」、さらに210km/hまでの「H」、240km/hまでの「V」、270km/hまでの「W」などの規格に適合した製品も存在します。もちろんその速度まで必要はないわけですが、高い速度記号が付けられたモデルは、100km/h時であっても高速時の安定性が高いものです。

そうしたヨーロッパブランドのスタッドレスタイヤで代表的なのが、ミシュランのXアイス3+(TおよびH)、ピレリのウインターソットゼロ3(H~W)、コンチネンタルのバイキングコンタクト7(T)などです。


(諸星陽一)

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