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ランボルギーニ / カウンタック
LP400 (1974年) -
- レビュー日:2025年3月5日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 1
- 満足している点
-
とにかく最高のスタイル!
生産台数152台の超激レアな稀少車。
1977年型の並行車です。(写真は1988年)
輸入経路を調査したところ、シーサイド物で三大自動車の予備検車でした。
ディーラーが無い時代の正規輸入車みたいなもん? - 不満な点
-
絶望的な後方視界。
いつでも不調なエンジン。
とにかく暑い室内。(フロントガラスがデカすぎ)
全く効かないエアコン。(信号待ちでドア全開)
プアで甘く効かないブレーキ。
弱いバッテリーとオルタネーター。(圧倒的な容量不足)
サイドブレーキがほとんど効かない。
(ワイヤーがすぐ伸びる)
部品の入手が困難。(入手経路が不明) - 総評
-
色々と問題は多い車ですが、ある意味クセの強い良い車だと思います。
一般の車が完成されているだけに、この車はまさに「車の原点」的な要素が強いです。
一時期は娘の保育園送迎に使ったりしてました。
もちろん保育園では大人気でした!
- デザイン
- 5
- 特にLP400はボディがスッキリしていて一番良いと思います。
- 走行性能
- 1
-
12気筒6連キャブのセッティングが非常に難しく、いつでも絶不調でした。
(中速以降は絶望的)
1度乗ったら5日間は工場行き、と言う感じでした。
自分ではこの難解なウェーバーキャブのセッティングが出来なかったので大先輩のプロの方にお願いしていました。
何しろ「エンジンの熱が上がってくると調子が変わる」と言う恐ろしいキャブです。
調整中5分後には最初のキャブが狂ってくるそうです。
それが6連装ですからたまったもんじゃありません!
キャブを全部新品に交換しようとも考えましたが無駄になるのが怖くて諦めました。
多少は改善されたでしょうけど、、
「これは凄いエンジンだ!早い!」なんて思ったことは数回(数分)しかありませんでした。
Fujiを走った時、メインのストレートで86にガンガン抜かれてました。(・・;)
しかし、高い低速トルクのお陰で出足は最高です。
アイドリング中にゆっくりとクラッチを離すだけでエンストせずにスルスルと走り出します。
当たり前ですが、パワーアシストなんて時代的に何も無いのでとにかく全てが重いです。
超右寄りのペダル類に超重いステアリングは体型が変わるほどキツい!
オマケにサイドブレーキが全く効かないので坂道発進は超~地獄の領域でした。(ーー;)
カウンタックリバースをマスターしてからはバックが怖くなくなりました。
ステージ2(らしい?)のマフラーが付いていて異常に音がうるさかったですが音質は最高でした!
もしもう一度所有する機会があったら、迷わずアメリカ向けのインジェクション仕様のアニバーサリーを選ぶと思います。
でも昨今の異常な価格高騰で絶対に手は出せませんね。
それを買うならアベンタドールを買います。 - 乗り心地
- 1
- 乗り心地って何ですか?
- 積載性
- 2
-
フロントのトランクにはスペアタイヤが載っていて何も積めませんが、リヤにはトランクがあって多少の荷物が積めました。
今のランボルギーニからは想像もつかないです。 - 燃費
- 1
-
そんなの考えたことはありません!
ガソリンは垂れ流しみたいなもんです。 - 価格
- 1
-
購入当時の価格は内緒ですが、1,000万以下でした。
当時はテスタロッサもそれほど高くなかったのでこの車の売却後に一度所有しました。
でも、カウンタックほど癖がなさすぎて普通の車みたいだったので1ヶ月で飽きました。
その後買ったR107キャラットの方がよっぽど高かったです。
37年後の2025年現在、今の流通価格が恐ろしいです! - 故障経験
-
とにかく車の常識を全て覆したような車で、造りの悪さったらないです。(これぞ車の原点)
シートの取付はフレームに溶接された4枚の穴の空いたステーにボルトナットで固定されていました。(ステーにナットが溶接されてない!)
それなのに手の入らない激狭空間に工具が入らず脱着は超難関でした。
いつ何が壊れるか分からないので冷や冷やしながら乗っていました。
運転中は全てのメーターを注視しながら運転する必要があります。
特にアイドリング時の水温計、電圧(電流)計、タコメーターは要注意です。
不調時はホントに冷や汗ものでした、エンストしたら最後ですからね。
周りの視線なんて気にしてられませんよ。
バッテリーとオルタネーターが弱くセルが長持ちしません。
一度「かぶる」と押し掛けしないと掛かりません。
渋谷で通行人の方に押し掛けをお願いしたことを思い出します。(・・;)
とにかくこの車に乗るのには相当な覚悟が必要です。
快適性なんて無縁なので遠出のドライブなんかは絶対無理です!
故障経験は、、、
窓が開かなくなる。(ワイヤーの動作不良など)
ドアダンパーのへたり。(ドアが自然と落ちてくる)
全く効かないエアコン。(一応冷風は出ていますが..)
弱いオルタネーターとバッテリー。(圧倒的な容量不足)
プアなブレーキ。
ほとんど効かないサイドブレキ。
ウォーターポンプの故障。(造りの悪い鋳造品)
クラッチ滑り。
等々
ウォーターポンプはとても単純な造りで、知人の金属加工業の方が現品を参考にさらに効率の良い形状を考えて素晴らしい逸品を金属加工で造ってくれました。
お陰で水温上昇は劇的に改善されました。(拍手!)
当時アッソモーターさんには色々とご指導を頂きまして本当に有り難い限りでした。
本当にありがとうございました。
一度乗ると「もう嫌!」っていつも思うんですが、一週間後にはまた乗りたくなる不思議な車です。
クラッチが滑り出したのが手放す大きな原因でした。
部品の入手が困難でいつ入荷するかも分からない状況で、走行不能に陥る前に泣く泣く手放しました。
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