内装質感向上DIY⑤(掟破りのルーフのスエード加工)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
内装質感向上加工も先日ほぼ終わり、終盤はルーフ加工。
この後のダッシュボード編で長く続いた個別投稿は終わり、最後は完成編で締めの予定、
【ルーフライナー貼り】
ルーフをファイナルエディション用の黒に交換するのは既に皆さんがやっているが、このDIYは質感向上が目的なので交換ではなく、純正のペラペラ、ケバケバなルーフにルーフライナーを手貼りする手法でブラック化と質感を上げてみた。
せっかくの軽量アルミルーフ部をライナーで重くするとは何とする!と言われそうだが、使用したルーフライナーはスーツ1着分ぐらいの総重量なので、動力性能には影響しないと思っている•••多分ね(笑)
★ライナー
ルーフライナー選びには1ヶ月要したが、いいモノが見つかった。
それは、生地ショップと欧州車メインのライナー専門加工業者との共同で生まれた国産のスエードタイプの
〈AMYスエードライナー〉だ。
詳細は後日パーツレビューに投稿予定だが、
既にドア内張やオーディオパネルなどに使用した東レのウルトラスエードRX(アルカンターラ)とほぼ同じ色合いと毛羽立ち、触り心地のスエード生地。
裏地に3ミリの半硬質スポンジが貼ってある二層生地のため、程よい反発の硬さがありルーフにはピッタリの素材だ。
防音効果あるしそれでいて軽量ながらも十分な伸びあるため、作業性が非常に高かった。
決して安くはないが、難燃性試験の証明証付きで納得のクォリティだ。
★両面超強力粘着シートで車内直貼り
ルーフを弄るには交換するにしてもライナー貼りするにしても巨大なルーフ内張を車外に一旦取り出してから作業するのがセオリーだが、都内のマンション暮らしでは作業スペースやスプレー糊を噴霧できる環境が確保できないため、今回は掟破りの車内でルーフへの直貼りを強行!
重力に逆いながも超強力両面粘着シートを用いてルーフにライナーを少しずつ直貼りする荒技だ。
幸いにもプロが使う業務用の強力粘着シートで、熱耐性にも優れる逸品に出会えたので、幾度ものテストを経てイケると判断した。〈業者さんにも色々助言頂いた)
大変な作業だったので途中写真を撮る事は出来きず、以下に文章で手順を書いた。
①バイザー、ルームランプなどのルーフまわりの付属品は全て外す
②粘着シートは100センチ×100センチの大判シートなので、これを2枚使ってルーフの形状に合わせて、凹凸部は多面形に切り分け、ルーフ全体に隙間なくこの粘着シートを貼りつけた。
粘着シートは伸びない素材なので、ルーフの凹凸に合わせて軽く伸ばしながら貼るライナー側に先に貼ってしまうとどうにもならなくなってしまう。
このため面倒でも先に土台となるルーフ側に時間と手間をかけて張り込む必要がある。
③粘着シートを貼り終えたらいよいよルーフの中央付近から外側に向けて粘着シートの剥離紙をめくりながら均一に強めに押さえるようにルーフにライナーを密着させていく。
④貼り終えた場所には板を噛ませた突っ張り棒を使って剥がれ落ちないように押さえながら、つぎのエリアへと貼り進めてゆく
こうしてルーフ全面を完全に貼り、再度ライナー全面を押さえつけて粘着シートと密着させる。
狭い車内でアクロバティックな体勢で作業をするのに必要な事は、根気と私のように小柄な体格である事だと感じた。😆
こんな変態的なDIYは決して他人にはオススメできないし、私も二度とやりたくないが、仕上がりは最高で大満足となった!
信号待ちで意味なくルーフに手を伸ばして撫で撫でしている自分に笑えた。
貼り付けから約1ヶ月経ち、何度か炎天下に車を晒してルーフに熱入れしているが、現在まだ剥がれやたるみといった事は一切起きていない。
そのうち剥がれてくるかも知れないが、どの時は潔くルーフ交換か、プロの業者に再施工してもらおう。
今回かかった費用は材料費だけの約2万円
因みにこれが
ファイナル用ルーフ交換だとパーツ代だけで約4万円
ルーフライナー貼りのプロ依頼だと工賃だけで7万円
大変な作業だったが、お安くしかも満足度の高い仕上がりとなり、頑張ってやって良かった!
2
AMYスエードライナー生地
148センチ× 200センチで購入
ウルトラスエードと比較しても全く遜色がない質感
3
業務用にプロも使用しているウルトラに強力な両面粘着シート。
とにかく粘着力は半端なく、多分スプレー糊並に貼れていると思える程だ。
実際に微修正でライナーを少し剥がそうとしても簡単には剥がせなかった程だ
他のカー用の取り付けにも重宝している。
4
サンバイザーはウルトラスエードRX(アルカンターラ〉で加工。
助手席側のサンバイザーにデカデカと貼ってあったエアーバックのシールは見栄えが悪いので、普段は目隠し用の取り外し可能なカバーを作成して隠しているが、ここの表示がないと車検で指摘されると言う都市伝説(笑)対応として、外せばシールが現れるようにした。(笑)
因みににDラーに尋ねてみたら、そんな話しは知らないとさ😆
5
セキュリティセンサーユニットやグリップカバーなどもスエード処理
6
グリップも同様にスエード加工
と言った徹底ぶり
やりすぎたかな?
7
後ろから見たルーフ全面
全てのピラーのブラック加工と馴染んでいる
8
運転席から
前後のルームランプユニットだけは複雑な形状のためスエード加工は無理なので、流石にファイナル用の純正部品と交換した。
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後 MR657349
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