以前、列車の旅ということで錦川清流線という列車に行って終点で弁当を食べて帰ってきた事があります。そこの沿線には、会社の同僚のW氏がオススメしてくれた錦川という川がありましてとてもキレイなところであります。この連休にW氏は予てから計画されていた錦川をファルトボートで下る旅を決行されるとのこと。それだったら面白いから見に行こうという事で、夜にテントを張る川岸に行くよという事にしました。もちろん私もテントを背負ってであります。以前の大島上島時以来、もうテントを背負ってというのはコリゴリと思っていましたが、いざキャンプに行くにはみかん号しかありません。仕方なし。そして途中まで輪行していく事を考えると大きな荷物に輪行バッグ、これは前回もそうだったんですけど、これがとてもダルイ。それだったらそんなに遠く無いから走って行っちゃえという身の程知らずの出発でありました。
先日、ティオさんがパンクを2回も続けてしちゃったよと記事に書かれていたので、そういえば最近パンクしないなとコメントしてしまったのが運のつき。思っても口に出すな!と常日頃言ってるにもかかわらず、言っちゃった(書いちゃった)から運を決める人(誰だよ?)が聞いていて思い出しちゃったんだろうと思います。今回の旅では2回チューブを交換しました。なんて日だ!一度は走り出してから広島の街の端まで行った時、大きな交差点をぶっちぎりで突っ込んだ時。後輪が「あれ?ヨレるな〜」と思って見てみると、ベコベコになってました。それでも、タイヤは16インチに比べてユルいので簡単に脱着できますわ。タイヤの表面と内側を手で探って問題なし。チューブに空気を入れてみると確かに小さな穴からシューッと抜けてます。それがどうもリム側からするのであります。スポークの頭を触ってみるとそんなに尖っている箇所はありませんし、今まで使っていたし変わっている事はありません。(まだこのホイールは自分でいじってないしね)それでもハンディポンプでヒーコラ空気を入れながら、そういえば出がけにヒラメアダプタの空気入れでは気持ち良いほど空気が入ったなと思い出しました。今までヒラメはフレンチバルブだけしか使えないと何故か思っていましたがウッズでもアダプタの入り口を絞れば大丈夫ちゃんと入ります。気持ち良いほどに・・・。しばらく走ると、全国ネットの自転車量販店があったので折角だからと予備チューブを2本購入しました。(しかし、アソコは高いぞ!)そして、先ほどハンドポンプで入れただけでブカブカのタイヤに対して、お店のエアーポンプでプシューっと追加で空気を入れました。タイヤパンパン。そうそう太いタイヤはそうでなくちゃ!そしてダラダラ坂から本格的に登りになってきて、峠に向かってエッサホイサと漕いでいったら、どうも後ろ側から嫌な感じが。恐る恐る見てみると、うわーまたブカブカだ〜。タイヤと一緒に気持ちもプシューっと萎んでしまいました。しばらく道路端で萎んでいましたが、気を取り直して2回目のチューブ交換をしたのであります。改めてタイヤの面と裏を確認した時に、タイヤの脇に描かれている文字をみると、「低圧用タイヤ 2.5〜3.5」と描かれているじゃないですか。そういえばなんだか今日はタイヤがパンパンになってガードと擦れる事があった・・・。出かける前のヒラメと、自転車屋のエアーポンプ。これでもかと空気を入れすぎてちょっと尖っているスポークの角でグリグリされて安いチューブが我慢しきれずにプシューという感じじゃないかと思うのであります。スポーツ用のタイヤのようにバンバンに入れちゃダメですね(笑)それからは、無事旅を続ける事ができました。ふ〜。
今回のコースはこれです。
意外と遠かった。
朝一番に、広島市内から太田川放水路を渡って、広島の西側のエリアに入ります。
こんな橋のブリッジをみると、夏に巡った隅田川を思い出しますね。
西側のエリアに入って国道をスイスイ走っていると、後輪が・・・
この時はまあそんな事もあるかと思ったけど。
そしてダラダラ坂の途中で2回目のパンクをして、意気消沈(泣)だから記録なし。
そして、ブカブカなタイヤ(自分比)でもなんとかピークに近づいてきました。遠くからみると黄色いミニが。
たまにはピークでお茶でもするかと近寄っていったら、なんと定休日・・・おい!
きなりの上に峠はありました。
あなうれしや!いつかはピークに着くのよね。
しかも、この峠はダブルネーム(?)
地図には明石峠と書いてますが、昔は汐見坂峠といったらしい。峠の手前、カフェドきなりのあたりから海が見えます。
そしてもう峠の碑の向こう側にもこんな看板が!
廿日市市峠・・・廿日市市の峠ですか??? 調べてみるとここから「峠」という地名だそうです。
カッコ良い住所ですな〜。
峠の集落を走るの図、ススキがちらほらですが、その他の紅葉はまだ兆候なし。
なんて言ってたら、こんなに盛りだくさんの柿が!
早く取った方がいいんじゃね?
坂を下ってきたら、全面にカッコ良い山塊が!
三倉山というのだそうだ。左から夕日岳(寿)、中岳(徳)、朝日岳(福)。
ルートを開いてもらうとわかると思いますけど、最初の明石峠をピークとして後は下り基調のコースなのに所々登りが出てきてなかなかハカが行かないのであります。それでも、次の目的地の弥栄ダムが見えてきた時にはちょっと気持ちが明るくなりました。
ここは「やさかダム」。素晴らしい名前ですよねー。ますます栄えるですよ。
ここから、オーイというとコダマが戻ってきます。それも気持ち良いほどに。小学生の兄弟がさんざやってたのを見ててコリャすごいと感心してました。
子供が帰ってしまった後に、折角だから俺も一つと思って、「ヨーロレイヒー♪」と大声で言おうとしたら、声がかすれて出ませんでした。こういう時は照れちゃいけませんね(笑)
堰提の上に県境がありました。
下を見るとこんなです。構造的な事はわかりませんがドキドキする高さですね。
ダムカードゲットです。
さてこの橋を渡って、とうとう山口県です。
だんだん暗くなってきちゃったよ。
しかし急いでいる割にはこんなの見ちゃうと止まっちゃう。
なんだカカシかよ。
そして、行き掛けの駄賃で、今日2回目のダム。
ダムカードゲットしましたが、門限の17:00の2分前。セーフ。
それより、ダム事務所の玄関の前に置いてあったこれにびっくり。これが団塊だ〜!
団塊の世代と言われている人々、これだよこれ!
しかし、カードもらう前に気づかなくてよかった。
おおおっ! なんとか、錦川沿いの国道に合流。後は下るのみ。
気持ち明るく撮れてますが、かなり暗いです。
テント場の河原の近くにお店がありました。
買い出しができないかもと心配して、食材を買い込んで背中に背負って峠を越えてきた俺は一体・・・。
to be continued 次はキャンプ編。
走行距離 概ね80km
ブログ一覧 |
自転車 | 趣味
Posted at
2015/11/22 18:49:42