[CBR250Four] 経年29年でヘッドライト球切れ→ハロゲンランプ交換 H4・12V60/55
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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過去に実施したDIY作業を備忘録としてアップします(ブログやパーツリストには上げていましたが、整備手帳には未登録だったため、改めて編集して載せます)。
# この記事のアップ:2020年10月29日
経年30年目(実質29年超)にして、ヘッドライトのバルブが球切れしました。H4タイプですので、より正確に記すとLowビームが球切れ、Highビームは正常に点灯、という状態です。
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上の画像1に示すように、ハンドルを右側いっぱいに切ってCBRのフロントカウル・インナーパネルRHを取り外します。
すると画像2に示すように、ヘッドライト用のH4バルブが装填されている筐体と防水ブーツにアクセス可能となります。
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画像は、既存の(球切れした)H4バルブを取り外す工程の概要です。
左上:コネクタの取り外し
→右上:バルブの端子が出現
→左下:防水ブーツを取り外し
→右下:バルブ本体を取り外し
コネクタを引き抜いた際には、端子が錆びていないか、振動による接点摩耗がないか、を目視確認します。必要に応じて、電気接点用の洗浄スプレー(や接点復活剤)を使うのも良いでしょう。
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新旧H4バルブの外観比較。
左:経年30年目の球切れバルブ
右:今回置換するハロゲンバルブ
球切れしたバルブはイエローバルブ。この時代(1986年=昭和61年当時)はマルチレイヤーなどのコーティングバルブは存在しておらず、イエローバルブと言えば、黄色の着色ガラスをバルブ本体に被せる構造のものしかありませんでした。
そのため黄色のガラス管の中央には呼吸穴が設けられています。
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1986年→2015年まで、丸29年以上の長きに渡って夜道を照らしてくれたH4バルブ。
Low側はフィラメントが焼けたように経年劣化しています。High側フィラメントとの外観上の差違は、使用頻度=累積通電時間の差…が反映されたものだと思っています。
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こちらは新しく置換するH4バルブ。製品名で言うと、(株)M&Hマツシマ S2イエローヴィーナスになります。
こちらは現代的な車両にも適用可能(全年式で車検対応)とするべく、イエローバルブとは言っても「白色に分類される淡黄色」となっています。
個人的にはIPFさんのディープイエローのような色味が好みなのですが、残念ながらバイク用(クルマ用とは異なり、耐震構造を採ることが多い)ではそのような色調のバルブを見つけることができなかったため、上記製品を選択しました。
このへんの詳細については、こちらをご覧下さい。→ 「30年経過して球切れしたヘッドライトH4バルブを交換の巻(前編)」
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/37050261/ 7
新H4バルブを車両に装填する前に、正常作動することを事前確認します。
コネクタに接続し、OFF-ON(Low)-ON(High)とスイッチを切り替え(※)して点灯状況に不調がないことを念押し確認します。
(※)MC14型CBR250Four は前照灯に関する法改正前のモデルのため、常時点灯システムは採用されておらず、ライダーが手動でON-OFFを含めたヘッドライトスイッチを操作する仕様になっています。
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H4バルブ(に限らず、ですが)は、ガラス表面への油分付着厳禁ですので、素手で触れないように配慮して装填します。
固定用のツメ(押さえスプリング)をセットして、取り外し時と逆順で組み戻ししていきます。
画像右側は、LowビームとHighビームの光り方の差違を載せたものです。ともに淡黄色であることが分かります。このへんの詳細については、こちらをご覧下さい。→ 「30年経過して球切れしたヘッドライトH4バルブを交換の巻(後編)」
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/37055098/
昭和61年当時のバルブが丸29年も耐用したので、平成27年購入のこのバルブは、同等以上の耐久性を有しているであろうことを期待して作業を終了します。
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