[カムカバー&シリンダヘッドからのオイル漏れ] DIY修理その3・信越シリコーンでコーキング編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
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本来ならば、カムカバーとシリンダーヘッドとの間のガスケット&半月板(シールパッキン)を新品に交換するところですが、
・新品ガスケットのメーカ在庫有無が不明
・左側面以外のシールラインは生きている
・カムカバーを外さずに処置したい
という理由により、当該部にKE45Wを塗ってシール機能の補強をすることにした次第です。
まずはカムカバーとシリンダヘッドの間をパーツクリーナーでよく洗浄します。その後、画像に示すように細身の精密ドライバーをスティック代わりにして、シールラインにKE45Wを塗り込んでいきます。
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「(1)カムカバーとシリンダヘッドとの間」だけでなく、「(2)半月板とシリンダヘッドとの間」についても、信越シリコーンKE45Wを塗っていきます。
シール機能の強化ですので、シールラインをまたいで両方の部材((1)または(2))を覆うように塗っていきます。
その際に、塗ったシリコーンの中に気泡が混入しないように(=空孔が形成されないように)注意します。
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カムカバーの左側面だけでなく、前方(エキマニの上側)のシールラインにも信越シリコーンをコーキングします。
画像は、漏れ部位(の範囲)をカバーするようにコーキングした状態です。
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左側面のコーキングを、さらにエンジン後方に向けて伸ばしていきます。
正常にシール機能が保たれている範囲まで、余裕をもってコーキングをオーバーラップさせるためです(いまエンジンオイルが漏れていなくても、将来的には漏れる可能性がある部位に対してはコーキング対策をしておきます)。
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画像は、エンジン左側面について、フロントからリヤまでシールラインに信越シリコーンを上塗り延長させた様子です(リヤ側の半月板にもコーキング処理をします)。
KE45Wには速乾性は無く、塗った直後(=固まる前)にはKE45Wのコーキングライン表面の微修正(例:表面の均(なら)し、重ね塗りなど)が可能です。
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少し引いたアングルで撮影。
カムカバーの左側面にKE45Wを一通り塗った状態なので、このあとはカムカバーの前方にもKE45Wを延長塗布します。
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斜め前方からのショット。
カムカバー前面(エキマニ側)にはオイル漏れは発生していなかったので、とりあえず画像に示す範囲までのコーキングとしています。
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ひとまずコーキング作業を終えた段階。
この日はエンジンは始動させず、信越シリコーンが完全硬化するまで、約1日間(一昼夜)はそのまま放置します。
その後は様子見しながら、CBRを実用に供試します。
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10月31日に信越シリコーンでコーキングしてから10日間が経過した後の様子(11月10日)。
オドメーターは60627kmまで進んだので、オイル滲み対策時(60593km)からは 34km分、走ったことになりますが、エンジン漏れは皆無です。この時点で再発防止はできています。
さらにCBRを使用しつつ、様子見を続けます。
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こちらは翌・11月11日での様子(さらに46kmを走行=信越シリコーンでのコーキング処理実施からは、11日間経過・計80kmを走行)。以後の観察でも、同様にオイル漏れの再発はありません。
なお、「その2」で暫定対策した シリコン栓 からの漏れも無かったことを、同時に確認しています。
カムカバーのガスケット(&半月板)の新品交換ではなく、対処療法的な信越シリコーンKE45Wによるコーキング対策でしたが、しっかりと効果は得られています。
ほんの短い作業時間で確かな対策効果が得られているので、暫定処置としては十分でしょう(※今後、シールガスケットを新品にする際など、もしもカムカバーの脱着が必要になった場合には、KE45Wはスクレーパーの類で剥がせます)。
以上、エンジンオイル漏れに対し、信越シリコーンKE45Wを用いての対策手法と効果確認の紹介でした。
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