KTS / カインドテクノストラクチャー SC DRY BATTERY  

お前いっつもこれ買ってんのな。そうだよいつものだよ。

営業車需要とおじいちゃん需要のためだけに継続生産されてるとこがある現在の16カローラにも、○○パッケージ的なものが残っています。そうです寒冷地仕様。バッテリーが巨大化したりします。
その巨大化したバッテリーと同等の始動性を確保しながら、標準モデルのバッテリーの2/3程度の重量に抑えてくれる便利グッズがコレ。
車両重量1070kgのNZE161をトン切りに近づけてくれる貴重なアイテムです。80kg削れば重量税安くなるからね。そのうちの5%くらいは寄与してくれます。

何度も書いてますが、ドライバッテリーの内部で起きてる化学反応は通常の液入りバッテリーと同じです。高出力を取り出せる構造をしているから小型化しても使える（セルを回せる）というだけの代物なので、小さく軽くした分だけ容量は減ります。
エンジン切ったままオーディオ使ったりしてると速攻でバッテリー上がるので気をつけましょう。

軽量化以外の観点では、電解液(希硫酸)が塊になってる(液のままじゃない)というのがドライバッテリーのドライが意味するところなので、横転する予定のある車に特にオススメ。通常の液入りバッテリーと違ってひっくり返しても硫酸を撒き散らさないので、鉄やアルミでできてる車の保護になります。
金属部品の保護という意味では横転しがちなクロカンや軽バトルマシンにこそ使うべきで、「共通プラットフォームの車のなかで一番背が低くて4個のタイヤが一番離れてるから挙動が安定してる！！！」という理由でチョイスしてるような車には相対的に旨味が少ないです。だって転ばないもん。

追記：
B24に比べて背が低くなるため、NZE161のバッテリーホルダーだとそのままでは固定できません。詰め物するか、ホルダーを作る必要があります。要注意。