フットボールチャンネル 11/15(火) 21:27配信
日本代表は15日、2018年ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦した。
【日本 2-1 サウジアラビア 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
11月15日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、日本代表はサウジアラビア代表と対戦。清武弘嗣などがゴールを決め、日本が2-1の勝利をおさめている。
ここまでUAE戦、タイ戦、イラク戦、オーストラリア戦と4試合戦い、2勝1分1敗の勝ち点7でグループ3位につけている日本。グループ首位のサウジアラビア代表と対戦する今回の試合は負けられない大一番となった。
そこでヴァイッド・ハリルホジッチ監督は大胆な策に出る。これまで主力として活躍してきた本田圭佑と香川真司を共にスタメン起用せずベンチスタートとした。今回の試合では久保裕也が先発出場を果たし、長友佑都も先発メンバーに復帰している。
試合開始して2分、日本は早いパス回しから相手の守備を崩し清武がシュートを放つ。GKモハンメド・アルオワイスに止められたが、これが日本の最初のシュートとなった。その後も前線からプレスをかけてボールを奪いチャンスを作る。
対するサウジアラビアも18分、左サイドから日本の守備をこじ開けると最後は背番号10を背負うモハンメド・アルサハラウィがシュートを放つ。これはGK西川周作が止めて相手にゴールを許さない。
直後の20分には、日本がカウンターからの早い攻めでサウジアラビアの守備を崩し、大迫が相手を背負いながら反転してシュートを放つ。22分にも久保裕也がフリーとなってシュートを放つが相手にブロックされてしまう。それでも45分、清武が放ったシュートが相手のハンドを誘いPKを獲得。これを清武自ら決めて日本が先制する。
後半に入るとハリルホジッチ監督は本田や香川などを投入した。すると80分、日本はサウジアラビアの守備を崩し最後に原口元気がゴールを決めた。原口は最終予選史上初の4戦連続ゴールとなっている。ただ試合終盤に1点を決められてしまった。結局、日本は2-1の勝利をおさめている。大一番を制した日本にとっては6大会連続のW杯出場に向けて弾みがつく勝利となった。
【得点者】
45分 1-0 清武(日本)
80分 2-0 原口(日本)
90分 2-1 オマルイブラヒム・オスマン(サウジアラビア)
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この大事な試合は、仕事から急いで帰ってきて何とか観れた!(^^)/
試合の中身に関しては色々言いたいことはあるけど、とにかく勝ち点3を採れて良かった!
しかも、オーストラリアがタイとまさかの引き分け。一応折り返しでグループ2位!
タイ、グッジョブ!(笑)
次は来年3月のアウェーUAE戦。ホームで負けた相手というのもあるけど、何よりアウェーの中東戦ってとこが厳しい!(>_<)
しかもUAEだけじゃなく今日のサウジもだし、中立地になるけどイラクとの試合も。
中東での試合って、いつもあの宗教チックな独特の雰囲気になるけど、アレが凄い苦手。
まあそれこそがアウェーの洗礼なんだけどね。(@_@
とりあえず海外組にはこの間に何とか所属チームで試合に出て結果出して欲しいね!
追記:
例によってセルジオさんのコメントを!
試合後、『サッカーキング』ではサッカー解説者のセルジオ越後氏に話を聞き、試合を振り返ってもらった。
「まずは勝ってよかった。勝利は最低限の目標だったからね。これで振り出しに戻したと言えるかもしれないが、残りの試合はアウェーが多いし、サウジアラビア、UAEとの敵地での試合も残している。厳しい試合が続くことに変わりはないよ」
「ゴール前でのチャンスは多かったが決めきることができないのは相変わらずだ。大迫(勇也)もサウジ戦では得点はできなかった。アウェーゲームや強豪との試合で得点できるか不透明だし、その点はしっかりと判断・評価をしなければいけない」
「原口(元気)や大迫が光ったプレーをしたように見えたのは、これまでの“不動”のメンバーがいかにダメであったか、ということの裏付けでもある。本田(圭佑)や香川(真司)を先発から落としたことは遅いくらいだ。原口や大迫が体を張ってプレーできたことは、コンディションがいいからということ。クラブで試合に出場しているからということに他ならない」
「今回の試合は後がない状態で臨むことになり、ハリルホジッチは「海外での大きな経験を持つ選手」「存在感がある選手」をベンチに置く決断ができた。試合前に選手の選択についていろいろと話していたが、ハリルも日本のメディアの傾向を掴んだんじゃないかな。クラブで出場して活躍することが代表選考に優先されるべきことであることは証明された。メディアはしっかりと人気選手についてだけでなく、必要な選手、不必要な選手を判断して批評しなければいけない」
「不動の選手がいるようにメディアが見せ、使わなければいけない雰囲気にしてしまうことがおかしい。監督の解任について声高に叫んでいたようだが、それと同様に選手の是非をしっかりしなければいけないことがメディアへの責任だ。例えば本田は今、ミランでベンチにいることが当然と言える状態の選手であることは間違いない。でも日本ではベンチスタートになっただけでメディアが騒ぐ。選手とは平等に扱い、平等に評価しなければいけないものだ」
「次の試合は来年。今クラブで出場機会がない選手たちは移籍を考える必要がある。クラブでの結果が代表に反映される。そういった純粋な競争が必要だ。これまでの“不動”の選手が今回の先発落ちを受け止めて、クラブでの活躍をしっかりと見せ、代表に選ばれるように努力をする。それがあることで代表は強くなっていくわけだからね」
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サッカー日本代表 | スポーツ
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2016/11/15 23:52:32