イヤ~んバカ~んな俺 スパッタリング仕様ガリ傷補修 自己懺悔①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
(私にとって)虎の子たる『LEONIS VX様 BMCミラーカット』を一瞬の不注意から傷モノにしてしまいました。
4年愛用し、経年傷は許容するとして、これではあんまりなので補修の難しいと言われるスパッタリング(ミラーカット)仕様をDIYで目立たない程度に治してみました。
自分が目にして心がズキズキしない程度-、人様がパっと見気づかない程度-を外観目標にやってみた記録です。
2
結果を先に公開しておきます。
思った以上に綺麗になったと自負します。
勿論100%傷がなくなった訳ではありませんが、手軽・安価で仕上げられた結果には(自己)満足してます。
この先初めて補修に挑戦される方向けに経過を(クドく)残しておきます、参考になれば幸いです。
3
使用した具材について(100均で調達できる物も多い筈)
・脱脂材(パーツクリーナー、シリコンオフ)
・養生テープ類(マスキングテープ、ガムテープ等少々)
・半丸ダイヤモンドヤスリ(100均の幅5㎜程)
・サンドペーパー(セリアのスティックサンドペーパー600番が大変役に立ちました:後述、他800番、1200番程度)
・パテ(※アルミパテである必要は-全く-ありません)
・パテヘラ(として使ったマイナスドライバー)
・綿棒(20本位使いました)
・ピンセット(先がフラットのモノが望ましい)
・デザインナイフ(模型用の良く切れるヤツが望ましい)
・ハサミ
・ハセガワ製作所製ミラーフィニッシュシート(※※これが肝です)
・石鹸水(台所洗剤希釈)及びそのスプレーボトル
・ウェス
作業者に要求される資質
・根気
・焦る必要のない膨大な(隙間)時間
・愛しのルーホイに対する果てしない贖罪の気持ち
数時間、数日で仕上よう‐などと思うなかれ。
隙間時間で気長にチョビチョビ、牛歩で挑むのが上手く行く秘訣(かも‐)
それではLet's TRY♪
4
傷口を洗ってじっくり検分しながらバリ取りします。
歪んだり、クラックが入っていればTHE ENDです、タイヤサイドウォール部もしかり。
私の場合、約4㎜幅のリム表面のみの-、深さ最大2㎜程度擦り傷だったのが不幸中の幸いでした。
(停車直前に出入口角の縁石に干渉してしまったのが受傷起点です)
半丸ヤスリで大まかなバリを除去し、出来るだけリム表面と平滑になるまでスティックサンドペーパー600番で馴らしました。
(後の作業で傷周囲リム上のスパッタリング塗装は全て研磨除去されることになるので研磨傷の増加など躊躇してはダメです)
その後、水洗いと綿棒を使って脱脂し切粉をしっかり除去しました-この作業で概ね1時間程(上画像が完了時)
5
話のタネに初めてアルミパテを使ってみました。
色目が合う目論みなど微塵もありませんでしたが、単純に興味として使ってみたかっただけです。
因みにエポキシパテにアルミ金属パウダを含有させているだけなので塗装を前提にした場合(私の作業工程でも)同じ値段を出すならば硬化待ち時間が少ない光硬化パテを選んだ方が良いと感想します。
それから‐
パッケージの図に騙されました、こんなに細い硬化剤比率だと一向に硬化しません、体積比2対1~3対1位の比率が確実なのではないかと思います。
混ぜる時間は2~3分ではなくて、3~4分休みなく捏ねると良いと思います。
2時間では硬化しません、ようやく表面硬化が始まる程度‐と解釈しておくのが正解です。
(2液性の様々な製品を業務で使って来た中、この歳になって硬化不良を体験してガリ傷並に心折れそうになったのは秘密です)
6
細いマイナスドライバーをヘラ替りに、このようにパテ埋めしました。
綺麗なシルバーで粘度も申し分なく、銀ロウ付けしたかのように見えました。
研磨してもこの色彩を維持するならば純正アルミホイールであれば塗装も不要に思える程でした-
‐と最初の盛り付け時は好印象だったアルミパテ
私的に多分、一期一会です、もっと使い勝手良い充填剤色々思い当たります。
ってか、2度と愛車の傷補修作業はしたくありません(※悪いのは自分)
7
セリアのスティックサンドペーパー600番の使い勝手に感動し‐
手持ちの800番と1200番のタミヤペーパーと両面テープ、嫁さんが持っていた100均製のクッションスポンジ余りを組み合わせ、スティックサンドパーパー戦隊を編成してみました。
パテ硬化待ち時間つぶしデス。
8
パテが硬化した後(私の場合、次の休みだった8日後)
600番で研磨開始です。
スティックサンドペーパーは表裏を使ったら使用済部をハサミで切り飛ばし常に平滑度を保って作業が出来るのが利点だと感想します。
第一回600番地均し作業で延3時間程を費やしました。
焦ってはいけません、飽きてきたら止めましょう。
妥協すると仕上がりが残念な結果になります。
悪いのは私です、一瞬の気の緩みでガリったツケは膨大な時間の浪費ってことです‐
と続きます。
(大きな声では言わないけれど…アルミパテ‥ペーパー掛けしたら一気に鼠色になったけど私の磨き方が悪かったんだよね!?!?)
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