RB26の吸気側を観察してみよう(1)「取り外し編」
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
皆さんこんにちは!まさ☆すぱ~くりんぐです。
今回は素人DIYの限界(?)に挑むということで、吸気側のガスケット交換ならびに各部の点検と観察をしてみましょう。
マイカーは最近調子悪いんです。
症状としては、アイドリング時の振動の増加やばらつき。
ブーストのかからない低速低回転域のパワーの低下。
全開時のマフラーからの大量の白煙
バンパー上にはたくさんの煤が付着します。
エアフロじゃないの?って思われる方もいらっしゃいますが、エアフロがストールすると回転数2500rpm以下に規制とアイドリングが高くなります。
こっちに関しては先日の再はんだによって安定しました。
間違いなく吸気側のガスケット抜けの疑いがあります。
他の先輩オーナー様の情報がほとんどですが、さらにそこから私の視点でお伝えできればと思います。
まずひとつめは、RB26の特徴のこのアクセルワイヤーの部分をはずします。
この日は燃料ラインもばらしますので、
トランク内の燃料ポンプのヒューズを引っこ抜き、ポンプをストールさせたままエンジン始動。
5秒程でエンジンは停止します。
燃料の噴出を止めた次はサージタンクを取り外しましょう。
マニホールドからは12本のボルトがのびてます。
まずはAACバルブを取っちゃいましょう。
サージタンクの下は手探りですね。
燃料ラインの3本、AACバルブの3本、クラッチマスターへ圧力をとる配管もいますが、ここが大変でした。
工具が入らないんです。
あと、手を怪我するので、燃料フィルターのステーなどは外しておきましょう。
12本のナットを外し、サージタンク下のものを外していけばやがてフリーになり、外れてくれますが、
まだクラッチマスターの配管が邪魔します。
そこで、インタークーラー側をグイッと持ち上げました。
クラッチマスターの配管には申し訳ないけど、少し曲げたりしました。
2
配管を外すと、いよいよサージタンクは外れてきます。
今後このサージタンクは塗装を剥離する予定です。
あ。ちなみに取り外したナット類が多いので取り外し後元の場所に付けとくことを推奨しておきます。
3
スロットルのガスケットはこの通り。
抜けた箇所が多数ありました。
こんなんではいくら伝説や神話を築いたと言われるRB26も、ただキロあたりいくらにもならないただの鉄屑です。
※マイカーなのでボロクソですw
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さて、この6スロを外し、またガスケットを除去してもう少し綺麗にしてみましょう。
2本のネジでスロットルバルブは止まっています。
そこそこ硬いので、ねじ山をなめないように適正なサイズのドライバーを使用します。
で、このバルブはただの円盤で、スロットルを開け、指でつまみ出せます。
カーボンがびっしりの場合はキャブクリーナーなどで汚れを除去しましょう。
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取り外しました。写真では4枚ですが、もちろん6枚あります。
キャブクリーナーでひととおり除去後、少し磨きました。
注意点があります。
このまま組んでもアイドリングは1500回転くらいになります。
AACバルブを締め込んでも1100回転くらいにしかにならなくなります。
モリブデンコート(東名スロットルコートなど)をバルブのフチに塗ることで、気密性が確保され、適正のアイドリングにできます。
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こちらが東名スロットルコートです。
これをフチに塗ります。
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塗る前はこんなに隙間が。これでは気密性もくそもありませんね。
何年か前に誤って洗浄してしまったためになりました。
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塗るとこんな感じ。
光を遮ってます。
下準備はこのあたりにして、
次では新たなアイテムも登場します。
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