二回目のインプレッサ　プチ試乗

　なかなか敷居が高いスバルに，「別の店なら」と訪問。また，相手にされないかも・・・と思いつつも，店の奥から若いスタッフがすぐに出て来てくれた。前の店でも，若いスタッフは，それなりに愛想が良かったのを思いだした。
　スバルのクルマは受注生産なので，今オーダーしても納車は早くて12月とのこと。やはりなぁ，これがスバルの敷居が高い原因のひとつ。
　今回はインプレッサの1.6に試乗。運転席からの前方視界がとても良いことにビックリ，Aピラーも工夫されていて，三角窓もとても見やすい。
　普通に走っていると車内はとても静か。しかし，ひとたびアクセルを踏むと，やはりエンジンががさつな音を立てる。これがボクサーサウンドかなぁ。スイフトもアクセルを踏むとエンジンがうなり出すので，ちょっと似ている。しかし，このエンジン音は，ちっともスボーティじゃなく，「ごぉーー」というトラックみたいな音にしか聞こえない。このエンジン音さえしなければ，車内はとても快適。
　「2.0だと踏み込み量が減るので，もっと静かになります」とのことでしたが，前回は2.0で自動車専用道路を走ったため，がさつな音に悩まされました。
　ただアイドルストップからの復帰は，やはりエンジンががさつな音を立てる。アイドルストップが装着された頃の軽自動車のようだ。
　サスは，悪くない。ポロGTよりも少し柔らかな感じ。シートがやわやわでこれはちょっと好きになれない。前モデルのインプレッサは，段差を越えると強烈な突き上げがあったけど，今のはちょっと柔らか過ぎるみたいな感じ。
　しかし，運転席からの見切りの良さだけは，忘れられないぐらい優秀だった。ボディの剛性も良くなっている感じ。

　衝撃だったのは，セールスさんの言葉，「インプレッサはゴルフを模倣してつくっているんです」というのだ。つまりゴルフを越えられないということか・・・。「実は，私，ゴルフに乗っているんです」と言ったら，セールスさんは困ってしまった。
　次回はXVに乗らせてもうことにしました。
　いいセールスさんだったなぁ・・・。