
何とも複雑な法案決定です…
提供する側される側どちらの思いも判ります。
従ってコメントする事は出来ません。
以下YAHOO!ニュースより転載
ようやく進んだ
小児移植…
改正臓器移植法
7月13日14時57分配信 読売新聞
「ようやく前に進んだ」「国内で子供の命を救えるよう、医療体制を充実させてほしい」。13日午後の参院本会議で、15歳未満からの臓器提供に道を開く改正臓器移植法(A案)が可決・成立すると、法案の行方を見守ってきた患者家族や患者団体からは喜びと今後への注文の声が上がった。
千葉市中央区の会社員山口裕司さん(35)、真由美さん(38)夫妻は、重い心臓病を患う一人娘の真生(まお)ちゃん(4)の渡米移植を目指し、募金活動などの準備を進めている。ようやく資金面のめどがつき、近々に渡航できる可能性が見えてきた。
真生ちゃんは生まれつき心臓の左心室が小さいなど複数の疾患を抱える「複雑心奇形」に苦しんできた。これまでに4回の大きな手術を受けたほか、内科治療や酸素療法を続けてきた。しかし、同年代の子供に比べ4倍ほどの大きさに肥大するなど心臓の状態は非常に悪く、昨春から心臓移植の可能性を検討してきた。
渡航移植では、長時間の飛行で真生ちゃんの体に大きな負担を強いる。「国内での移植や治療で助かる道はないのか」。山口さんは臓器移植法改正案が国会に提出されていることも頭に入れながら、国内で治療を続ける可能性を探った。しかし、主治医から「このままでは余命1年。これ以上、成長に耐えられない。助かるためには海外での移植手術しかない」と告げられた。今年に入って国会での法案審議が動き出したが、真生ちゃんに時間はあまり残されていない。今年5月、最終的に渡航移植を決意した。
山口さんは「真生には、国内での移植手術を選択する余地すら与えられなかった。募金活動や渡航移植への不安は、子供にも家族にも大きな負担だ。法改正でようやく前に動き出す」と喜ぶ。そして「医療体制の整備など、解決すべき課題は多く残っているが、一つひとつ解決していってほしい」と注文する。
A案を支持し、この日の参院本会議を傍聴した日本移植者協議会の大久保通方(みちかた)理事長(62)は「これまでの苦労が吹き飛んだ思いで、涙が出た。救える患者を助けられるように、しっかりとした移植医療の体制をつくらないといけない」と感極まった表情で話した。
◆反対派「見切り発車、混乱心配」◆
臓器提供の条件を緩和するA案に反対してきた人たちからは、今後を心配する声が上がった。
全国交通事故遺族の会理事の井手政子さん(60)は1990年に高校3年生の次女を通学途中の交通事故で亡くした。次女は事故後すぐに病院に運ばれたが、約12時間後には医師に「臨床的脳死」と宣告された。心臓停止で亡くなったのは4日後。「突然の事故で錯乱状態の家族に向かって、法的脳死判定を促したり、臓器提供を承諾させたりすることは、家族を混乱させ、過酷な負担を強いるものだ。救急救命医療や小児医療の体制充実を図るべきだ」と訴えてきた。A案が参院で可決・成立したことについて「議論はしてきたが、何ら具体的な対策が取られぬまま、法案が見切り発車することになった。医療現場と国民全体に大きな混乱と悪影響を与えるのではないかと心配している」と話した。
最終更新:7月13日14時57分
以上YAHOO!ニュースより転載
敢て載せたのは少しでもこの記事、この件に興味を持って欲しかったからです。
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2009/07/13 23:04:14