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菊菱工廠のブログ一覧

2025年10月05日 イイね!

ヘッドライトLED化+ホーン交換

気温高めながら秋の気候に恵まれ、週末はずっとサバーバンとのお付き合い。
内装の謎配線撤去はほぼ済みましたが、次はエンジンルームへ。

と、事前に買っておいた社外パークランプ(DRL切り替えの一体型LED)のお試しをしていたところ、保安基準適合の改善で配線を変えてあるせいで合わず、ヒューズを飛ばしてしまいました。
その影響か不明ですが、元々先は長くなさそうだったHIDの片方がお亡くなりに。
弄っていたのと同じ運転席側でした。



応急処置として、前オーナ―さんから引き継いだ予備ヘッドライト(ロービームはヒビあり)からハロゲンバルブを移植しました。
バルブは一見同じようですが…





ロービーム(外側)がHB4、ハイビーム(内側)がHB3。
一度うっかり間違えて、「やたらキツイなぁ」とか言いながらHB3をローに入れてしまいました。
形は一緒の癖して寸法が2mm違うそうで。
紛らわしいな…





とりあえず復活。
下の写真はついでのハイビーム点灯。
こっちは元々ハロゲンでした。

しかし助手席側HID…バラストやらイグナイタやらは、バッテリとコアサポに挟まれたスペースにありましたが、まんま転がしてあったのには驚いた。
運転席側はちゃんとボルトで留まってたのに…
この辺は前オーナーさん以前のお話なのと、納車以前には「電装系は自分でやりたい」と伝えてありましたので、これもまた楽しみながらやってます。
これで夜も走れますし、危うい状態にあったのも改善できました(この後もっと危うい事態が明らかに)。

で、「今LEDバルブっていくらするんだろ」と思いfclのサイトを覗いたところ、翌日夜まで決算セール中。
何と3割引きで買えるらしい。
しかも前日には、ちょっとおつりが来るくらいの臨時収入があったばかり。
別の物を買おうと思っていましたが、これは神の意思だなと感じ注文したのでした。

とはいえ参ったのは、セールの影響か決済ページに進めない事。
環境のせいかもと思い、ブラウザを変えても携帯からアクセスしても同じ。
まぁタイムアウトなんだから当然か。

と、しつこく挑戦していたら、何とか11時頃に発注できました。
セール終了まであと1時間。住所やら決済方法やらのページでも躓きまくりでした。
翌日にはこの旨とセール延長のお知らせがありましたので、やはりサイト側がダウンしかかっていたようです。


この時やった作業の事として少し脱線すると、この車にはストックで+端子の分岐ターミナルが備わっています。
ファイアウォールの中央から、やや運転席寄りに付いてます。
同時期のフォードF-150だとTrailer Specialに同じ装備があるそうで、トレーラ用に色々電源を引きたいときに使うそうです。
こちらも同じくTrailering Specialですので、それ故のものでしょうか。

既にここから色々と分岐していて、案の定先が絶縁された未使用配線がありました。
1本は撤去できたのですが、太目の平行線がフレーム沿いにリアの方へ行ってる様子。
アース側が切り離されていたので、使っていないのは確定なのですが…今度機会があったら探ってもらおうかしら。
しかし何だろう。外される前のヒッチに電源供給していたのだろうか。

それはともかく、バッテリ端子は2つずつあるし、車体に+の分岐もあるしでDIYには有難い設計ですね。
流石アメリカ製、といったところでしょうか。
車内への引き込みもサービスホールが複数ありそうです。



LEDは翌日発送の看板通り、すぐに届きました。
HB3・HB4とついでのT10。



恐らくバルブ本体は同じ物でしょう。
HB3のみ、別途アダプタがセットになっています。



これ。
本体と組む際の溝と外周タブの位置関係が違うものだそう。
光軸調整で良い位置=アダプタが外れる位置だった場合、これに換えてねって事。

パジェロで一瞬だけ使ったH4切り替えもそうでしたが、光軸調整と脱着作業性のため、アダプタと本体に分かれている設計です。
取り付け後に角度を微調整できます。



運転席側、特に困る事も無く取り付け完了。
しかしながら、HB3・4その他については、取り付け説明と商品ページで言ってる事がちょっと違うように捉えられる記述がありました。

バルブの向きについてでして、この車のようにリフレクタ式のレンズユニットに組む場合、LEDチップはリフレクタの線と平行にしなされ、と商品ページにはあるのですが、説明には「光軸が乱れる場合はそうする」みたく書かれていました。

ただ、取り付け方向の指示(バルブとレンズユニットの爪の位置関係)では、チップ・リフレクタが平行になりそうでしたので、ある種の多数決でそうしてみました。





こちらは助手席側。ビフォーアフターです。
吸気とダクトとバッテリが邪魔だったので、それぞれ取り外しと位置ずらしをしています。
ダクトは樹脂の劣化で蛇腹部分が崩壊してきていたため、これを機に外してしまいました。
どうせキャブ用の見た目が良い奴に替えるつもりでしたし…でも部品は捨てませんよ。貴重な純正ですから。





ハイ・ローそれぞれ綺麗な白に。
助手席側のハイが最初点灯せず、まさかバルブ不良かと思えば配線側。
怪しい継ぎ方してあったもんなぁ…で、ちょっと弄ると点灯してくれました。
ただ配線が熱を持つので、早々に手を打つ必要がありそうです。



翌日。本日の事。

助手席ハイビーム配線の点検を兼ねて、ホーンを変える事にしました。
パジェロから外してきた、N84Wシャリオグランディス純正です。
90年代のミニバンながら、レクサス系のユーロサウンドが特徴。
それでいて、現在のレクサス系より若干ソフトな音なのがお気に入りです。



付いてきたのはKlaxon製。社外です。
「クラクション」の語源としても有名な奴。
赤いホーンを黒く塗っているのがこの時に判明しました。



付きました。
ステーの向き的に、助手席側のをちょっとセンターへ寄せました。
カプラはそのまま刺さりましたが、助手席側端子が酸化していて当初鳴動せず。
Klaxonの方も試した時に単音っぽかったし。
ついでに崩壊していたコルゲートも交換しました。

取り付けに使った穴は、恐らくエンジン側のオイルクーラ。
隣はミッションのオイルクーラで、共にTrailering Special特有の装備です。
…ちょっと滲んでますね。



で、こちら。
助手席側ハイビーム配線。今日は「助手席側」ばっかり打ってます。

右寄りの上下に見える黄緑の線が本来の配線で、何故か黄・緑平行線(紛らわしい)が間に挟まってます。
平行線は先をショートしてあり、行って帰ってきているんです。

電流的には、車体側黄緑→平行線(黄、往路)→平行線(緑、復路)→ライト側黄緑と、意味不明な遠回りをしています。
断線したからあり合わせの材料で延長した…? いやいや、それなら平行線を1本に裂いて使いましょうよ。

ともかく、収縮チューブを切ってみましょうか。
きっと半田上げしてあって、境目あたりが折れたとかそんな…



この配線を施工したのは誰だあ!! 海原雄山。

過去の誰かによるものでしょうけれども、もしどこぞの車屋の仕業なら洒落になりません。
熱を持つのも当然、下手したら火災です。
そのくせ収縮チューブをかけるところが厭らしい。



電気屋の端くれとしてブツブツ言いつつ、突き合わせの圧着端子に変更。
ちょっと手繰れば届く距離だけに、何故あんな延長をしたのか全く意味不明。



収縮チューブをかけて完了。
勿論一発で点灯し、ほんのり温かいかな程度の熱に収まりました。
…それでも運転席側より温度が高いのは気になりますが。



という事で本日は以上です。
作業終了、カバーをかけて家に入った直後に遅い夕立。
「洗礼」の影響で雨に当てられないんですよ。というとほぼネタバレですが。

次回はダッシュパッドの取り外し清掃と、メータ改造の予定。
あからさまなブランク箇所に純正時計を組み込んで、あまりにも暗い照明はLED化します。

バルブ切れ無し&明るさ最大で、オレンジ文字のキロ表示が読めないのは暗すぎる…
白文字のマイル表示がやっとです。
Posted at 2025/10/05 22:06:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年09月23日 イイね!

洗礼の前にお手入れを

納車から約一週間。
直後にやってきた「旧車の洗礼」――――
そちらは未完ですので、先に手を付けた諸々について綴りたいと思います。


まずは色々触っていて気になった、グローブボックスとセンターコンソールのロック。
ロックそのものが遊んでる上、バンと叩いてやらないと閉まらないし、開けるのも手ごたえがはっきりしない。



まぁ油切れでしょう。
という事で分解注油ですが…これを外すのがまた一癖あります。
海外の動画でしっかり解説されていましたので、それを参考にしました。

この写真のように、ノブ部分が抜ける形で分解できます。



寄りです。
ピックの先で示した穴から、ノブのロックピンを押し下げて引き抜きます。
この時、ラッチは上げておかないと抜けません(写真は降りた状態、U字型の爪を上げてノブを外します)。
ノブのピンは2段あるので、2回押し下げが必要です。



このようにピンが2段構え。



こちらはセンターコンソール。
同じロックが使われています。





ノブを外すと…何て言うんでしょう、特殊ナットでロックが固定されています。
真面目にやるなら8角形のビットが必要ですが…スナップリングプライヤでも回せました。
しっかり締めて給油して、気持ちよく開閉できるようになりました。


続いては、失われているジャッキ工具の搭載。
助手席側のフェンダー裏とリザーバタンクの間に入ります。



この金具でホイールレンチとジャッキハンドルを押さえます。
実にシンプル。



マニュアルがこちら。
古事記にもそう書いてある。



無事収まりました。
ヤレ感もマッチしていて違和感無し(笑)
ジャッキハンドルの前方は、マニュアルの通りコアサポの穴に差し込んで支えます。





続いてSilveradoバッジの貼り付け。
色々出回っているリプロ品ですが、純正同様の形状と色を選びました。
角丸のタイプはそこそこあるようです。

これはオリジナル品が元々付いておらず、位置は窓の縁ゴム下端とツラだな…とカタログを見て判断。



こちらはリアゲートを開けた所で…謎配線を発見しました。
どうやら助手席側テールから分岐しているようです。
ヒューズが付いているので電源でしょう。



正解。
テール配線からエレクトロタップで分岐でした。
位置と電源の動作的に、クリアランスランプを当初ここから取っていたのでしょうか。
とりあえず不要なので、外して元の配線被覆にはテープ巻きで処置。



どんどん行きましょう。
シフトノブを交換します。

既に社外のビレット製になっていますが、これに一工夫します。
パジェロで使っていたHURSTのアルミノブにするのです。
やっとアメリカ製同士になれました。

純正シフターも買っているので、そちらを使っても良いのですが…何とノブは差し込み・スプラインタイプ。
わざわざダイスを使うのもなぁ…で、こちらをベースにしました。



しかしこのビレットノブ、ビス固定なのは良いのですが細すぎました。
1/4-20…三脚とか傘の柄でメジャーな奴です。

HURSTのノブも色々なアダプタが入ってはいるものの、流石にそれ用は無し。
なのでこうして、内部でボルト止めしてしまう事にしました。
隙間調整のカラーはφ6アルミパイプの端材を元に、内外径を調整して自作です。



こうすればOK。



付きました。
本当ならフロア用なんでしょうけれど、大事なのは雰囲気。
HURSTは関係ありませんが、ミッションはTH400なので性能はハッタリではありません。


続いてはオーディオの更新です。
古いナビと連動の1DINデッキが入っていましたので、それをシンプルに1DIN完結にします。
ナビのデータも古いですし、流石にCDも不便ですから、USBやらに対応したものが欲しい所でした。





それで見つけたのがこちら。
見ての通りいすゞ純正デッキです。
デンソーテン製の新車外しで逆ハーネス付きながら、約\5,000という激安。
エルフから取り外しなので12V駆動です。

しかもAM/FMは当然の事、USBオーディオにAUX端子、Bluetooth+ハンズフリーまで付いています。
今時のトラックは充実していますね。

もっと言えば、GMは長年いすゞとOEM関係にありますので、ブランド的な相性は問題無し(何が…?)。



手始めに既存デッキを外すべく、メータパネルを外します。
よもやダッシュパッド全体を…?と思いきや、メータパネルだけで大丈夫でした。
ただし、ダッシュパッドもビスを取って浮かせた方が安全です。



コイツを外します。
半端に古いし、車にも似合ってないなぁ…と思っておりました。
Disでゴメンナサイ。



案の定の汎用曲げ板固定を外すと…ケーブルの嵐。
ナビ・テレビ・アンプ・バックカメラ(後から判明)の配線が全て裏に隠されていました。
これを必要な分チェックしながら外します。



これがバックカメラのユニット。
ナビはカロでしたが、こちらはアルパイン。
ナビのバック信号線を追っていたら、2列目床下で謎の分岐を発見。
その先がこれに繋がっていて、「リアバンパー裏の謎カプラはコイツか」と分かった次第。



取れました。
そして車の方は…



最終的に純正オーディオ+ドアスピーカの配線だけになりました(笑)
左端のカラフルなのが純正オーディオ配線で、スプラインから先(手前)はカロの旧配線色となっています。
カロのナビ配線もスプライン・ギボシの2段で繋いでいたんですね。

もちろんタグなんて電源系にしかありませんので、マスキングテープにペン書きで作成。
他にも2本、正体不明の配線あり…恐らくは純正デッキから外したままの物でしょう(後にACCと時計用電源と判明)。

ここで分かったのが、アンプはリアゲートの大きなスピーカ(ウーファーでしょうか)を鳴らすだけに使っていたという事。
あちらは取っちゃいましたし、しかも純正スピーカが生きていたので、「もうアンプもドアスピーカも要らないんじゃ…」となりました。



謎配線とカプラ。
後で調べたところ、ミッション制御系カプラの一つらしいです。
RPOがL05(350エンジン)及びMD8(700R4ミッション)の場合、ストップランプスイッチが付くカプラだそうで。
なら新車時からブランクで良いのかな。



いすゞデッキ用カプラと結線。
色はカロの旧配線色と同じでした。
実にスッキリ。



アンテナ線がギリギリでしたが無事装着完了。
動作もOK。
仙台市民なのでまずはDate FMを受信確認。

見た目も良い感じに落ち着いてます。
社外デッキ特有のギラギラ感がどうも苦手でして。



その後、時計合わせやAM共々プリセット設定をして、イルミの確認まで完了。
スムーズに終わりました。
ご丁寧にイルミONでバックライトが減光します。
USBからのMP3再生も楽しみ。
フロントは36年モノの純正スピーカなので、音質はお察しかもしれませんが…
やっぱりドアスピーカは入れた方が良いのかも。
リアは社外ですし。



背負うものの無くなったアンプはご引退です。
見立て通り、ゲート付近から開口して出されていた謎配線は、リアゲート内に引き込んであったスピーカケーブル×2とバックカメラ線でした。

アンプの電源は太い赤線でバッテリ直結ですが、納車時点で既に端子を外してありました。
今後、BASURI等用にコンプレッサ・タンクを積みますので、配線ルートのヒント用として残しておきます。
バッテリ側端子は絶縁して、安全な位置に仮固定しておきました。
尚、写っているビニールは「洗礼」の本対策ができるまでの仮養生です…



そして本日、保険も無事かかった時間になった後で公道デビューをしました。
サイズも運転席も操作系も違うので、家族に同乗してもらっての近所回り約30分…
緊張しましたが無事に帰って来られました。

とにかく車線内の居場所に気を付けつつ、アクセル・ブレーキの癖も掴みつつ。
元々ブレーキの甘い車種と聞いてはいたものの、確かにしっかり踏まないと効いてきません。
マスタは新品ですし、ペダルに違和感も無いと思うのでこんな味なんでしょう。
一方、アクセルは意外と敏感で、弱めのクリープと相まってドンと出がちなのに注意でしょう。

いやしかし…V8は素晴らしいですね。
2t後半のトラックをスッと加速させてくれます。
V2500とあって、TH400のギア比も効いてるのかもしれません。
エアコンの要らない貴重な季節になりましたので、ちょっと窓を開けて音を聞きつつ走りました。

とにかく四角いので車体の感覚は掴みやすく、大きい故に注意すべき点以外は乗りにくくなさそうです。
リフトしてある分、多少跳ねる感があるくらいか…フロントもリーフですし、ショックも古そうなのでそのせい?
そしてハンドルが軽いのは有難い限り。

と、色々語るより練習あるのみ。早くドラレコも付けよう。
Posted at 2025/09/23 22:33:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年09月15日 イイね!

祝・納車

待ちに待った目出度い日がやって参りました。
タイトルの通り、無事納車いただく事ができました。

長期に渡るレストアやこだわったオーダーに応えてくださった狩野商店様。
この場にて感謝を申し上げます。
これからもよろしくお願いいたします。

期間は実に1年と5ヶ月…長かったような、振り返るとそうでも無いような。
ただ言えるのは「自分はその気になれば待てるんだ」という事実を知った事。
短気の自覚がありましたので、これには自分自身が少々驚いています。

なお、私のサバーバンは、ユーザ買い取りで入庫したものを即ゲットで購入しています。
そのためGooネットの販売実績には載っておりませぬ。
そもそも掲載されていませんので…



この光景を拝む日を夢見た1年半でした。
ですがこの写真、少し後になって撮ったものでして…



少々時を戻しまして。
前後が雨の予報ながら、当日は奇跡的に納車の時間+αくらいまで雨が降らず、ならばとホワイトレターの保護塗料を洗うべく出庫してみました。
この時が初めてのエンジン始動(自分で)と運転でした。

まず感じたのは…
ハンドル軽い、アクセル結構敏感&クリープ弱め、TH400のレンジ切り替えはガツンと来る、そして巨大(笑)
あと数十センチ詰める、というシチュエーションには特に慣れが必要に思いました。
しかし何といっても、V8サウンドが最高。
セル音も独特なので自分用ASMRでも作りたいくらい。

ちなみに保険が間に合わず、公道デビューはお預けです。
無保険で走るなんて事は怖すぎてできません。
その内に車体の現況を色々把握したり、できるところに手を入れましょうか。
入庫時からの行き先不明の配線がいくつかありまして。



ナンバーなので画像修正してますが、早速カスタムもスタートです。
まずは定番のナンバーフレーム。
納車数日前に「そういえばちょっと使っただけのがあったなぁ」と思い出した、トヨタ純正のロゴなしSUSフレームです。

思った通り、クラシックなメッキバンパーによく似合います。
アメリカンSUVだと、つい派手なのを選びがち(偏見)なので、敢えてシンプル路線。
…この後路線変更するかもしれませんけれど。
ボルトも錆びが出ない内にSUSに換えました。

この後、ライト等の操作を一通り試し、荷物を降ろして日暮れとなりました。



アンバーの光って、なんでアメリカを感じるのでしょうか。
そりゃマーカーが大体アンバーだからだよ。
と言っては風情が無い。

降ろしたのは、当初夏用タイヤを履く予定だったG30のメッキホイールと、レストアに使ったパーツの余りや外し品等々。
「取り寄せた当時モノパーツのパッケージや外したパーツ等も、できるだけ残しておきたい」と我儘なお願いをしていたところ、ほぼ全て積んでいただけました。
一部ご紹介します。



ヒッチベースに付くカプラ2種、サイドモールの余りと…ルーフマーカの余り…?

トレーラカプラは、外してみたらUS仕様も裏に残っていたとの事で、それもいただけました。
US仕様は恐らく純正ですが、見てみればカプラーオンになっていました。
もしかすると、思っている以上に簡単に付くのかも…
実際に牽引する予定は今のところありませんので、US仕様で問題ありません。
例によってウインカーがブレーキ兼用の明滅で配線されているそうで、日本のトレーラには合わないとの事。

ルーフマーカは、元のがレンズ割れまくりで交換でしたので、てっきりその外した方かと思えば新品…のレンズ1個欠品状態。
もしかすると、交換用に買っていただいたセットがレンズ割れで届き、もう1セット買った余りと言う事かも。
LEDバルブも新品が5個入っていて、有難くスペアとして使わせていただきます。

後は元々の純正サイドモールも戻ってきました。
エンブレムも含めた位置合わせや寸法出しのため、一度引き取ったものを預けていました。
なお…クオータの角、テール下に付く部分はアールの付いた別パーツなのですが、今回はモール加工で再現となっています。
なので本来より若干下に付いています。僅か数センチの差。

調べた限りはブレイザーと同じに見え、リプロなら新品で手に入ります。
予算的に秋には間に合わないので、来春あたりに一旦剥がしてやり直しするかもしれません。その時にも役立つでしょう。



日を置いてもう一つ。
ヤレたボイドのステアを交換します。



事前に買っておいた純正へ。
この日(以降)のために、インチのソケットも買っておきました。

<写真>

ステア→ボスの順でまずはホーンボタンを取り、一度ステアを戻して揺する…では外れず。
センターのナットは緩かったんだけど…というか浮いてたし。



という事でいつか見た光景。
パジェロに続いてステアにギアプーラを使うとは。
こちらのシャフトは頭が凹んでいて、滑らない&後が残らなくて助かります。



取れました。
一応、センターをペン書きしていたのですが、ホーンボタンの線が立ち上がるパイプの位置がステア側の穴とピッタリ合う構造なので、ずらし様が無い造りでした。
こんなところでも設計思想や文化の違いを感じます。



難なく取り付け完了。
大径になった事で、軽いステアが更に軽くなりました。

以上、納車とカスタム開始のご報告でした。





意外にスッキリしていると思ったそこのお方。
実に鋭い。

納車からわずか3日後、上記ステア交換の最中、早速旧車の洗礼(パジェロでもあったやつ)を浴びてしまいました。
次回はその顛末…できれば結末まで載せたいところです。
納車の記事を書く直前という絶妙に悪いタイミングだったので、ちょっと時間を空けての投稿にしたいと思います。
折角の納車日、今回はそれが主題なのですから。
Posted at 2025/09/15 22:42:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年09月15日 イイね!

祝・納車

待ちに待った目出度い日がやって参りました。
タイトルの通り、無事納車いただく事ができました。

長期に渡るレストアやこだわったオーダーに応えてくださった狩野商店様。
この場にて感謝を申し上げます。
これからもよろしくお願いいたします。

期間は実に1年と5ヶ月…長かったような、振り返るとそうでも無いような。
ただ言えるのは「自分はその気になれば待てるんだ」という事実を知った事。
短気の自覚がありましたので、これには自分自身が少々驚いています。

なお、私のサバーバンは、ユーザ買い取りで入庫したものを即ゲットで購入しています。
そのためGooネットの販売実績には載っておりませぬ。
そもそも掲載されていませんので…



この光景を拝む日を夢見た1年半でした。
ですがこの写真、少し後になって撮ったものでして…



少々時を戻しまして。
前後が雨の予報ながら、当日は奇跡的に納車の時間+αくらいまで雨が降らず、ならばとホワイトレターの保護塗料を洗うべく出庫してみました。
この時が初めてのエンジン始動(自分で)と運転でした。

まず感じたのは…
ハンドル軽い、アクセル結構敏感&クリープ弱め、TH400のレンジ切り替えはガツンと来る、そして巨大(笑)
あと数十センチ詰める、というシチュエーションには特に慣れが必要に思いました。
しかし何といっても、V8サウンドが最高。
セル音も独特なので自分用ASMRでも作りたいくらい。

ちなみに保険が間に合わず、公道デビューはお預けです。
無保険で走るなんて事は怖すぎてできません。
その内に車体の現況を色々把握したり、できるところに手を入れましょうか。
入庫時からの行き先不明の配線がいくつかありまして。



ナンバーなので画像修正してますが、早速カスタムもスタートです。
まずは定番のナンバーフレーム。
納車数日前に「そういえばちょっと使っただけのがあったなぁ」と思い出した、トヨタ純正のロゴなしSUSフレームです。

思った通り、クラシックなメッキバンパーによく似合います。
アメリカンSUVだと、つい派手なのを選びがち(偏見)なので、敢えてシンプル路線。
…この後路線変更するかもしれませんけれど。
ボルトも錆びが出ない内にSUSに換えました。

この後、ライト等の操作を一通り試し、荷物を降ろして日暮れとなりました。



アンバーの光って、なんでアメリカを感じるのでしょうか。
そりゃマーカーが大体アンバーだからだよ。
と言っては風情が無い。

降ろしたのは、当初夏用タイヤを履く予定だったG30のメッキホイールと、レストアに使ったパーツの余りや外し品等々。
「取り寄せた当時モノパーツのパッケージや外したパーツ等も、できるだけ残しておきたい」と我儘なお願いをしていたところ、ほぼ全て積んでいただけました。
一部ご紹介します。



ヒッチベースに付くカプラ2種、サイドモールの余りと…ルーフマーカの余り…?

トレーラカプラは、外してみたらUS仕様も裏に残っていたとの事で、それもいただけました。
US仕様は恐らく純正ですが、見てみればカプラーオンになっていました。
もしかすると、思っている以上に簡単に付くのかも…
実際に牽引する予定は今のところありませんので、US仕様で問題ありません。
例によってウインカーがブレーキ兼用の明滅で配線されているそうで、日本のトレーラには合わないとの事。

ルーフマーカは、元のがレンズ割れまくりで交換でしたので、てっきりその外した方かと思えば新品…のレンズ1個欠品状態。
もしかすると、交換用に買っていただいたセットがレンズ割れで届き、もう1セット買った余りと言う事かも。
LEDバルブも新品が5個入っていて、有難くスペアとして使わせていただきます。

後は元々の純正サイドモールも戻ってきました。
エンブレムも含めた位置合わせや寸法出しのため、一度引き取ったものを預けていました。
なお…クオータの角、テール下に付く部分はアールの付いた別パーツなのですが、今回はモール加工で再現となっています。
なので本来より若干下に付いています。僅か数センチの差。

調べた限りはブレイザーと同じに見え、リプロなら新品で手に入ります。
予算的に秋には間に合わないので、来春あたりに一旦剥がしてやり直しするかもしれません。その時にも役立つでしょう。



日を置いてもう一つ。
ヤレたボイドのステアを交換します。



事前に買っておいた純正へ。
この日(以降)のために、インチのソケットも買っておきました。

<写真>

ステア→ボスの順でまずはホーンボタンを取り、一度ステアを戻して揺する…では外れず。
センターのナットは緩かったんだけど…というか浮いてたし。



という事でいつか見た光景。
パジェロに続いてステアにギアプーラを使うとは。
こちらのシャフトは頭が凹んでいて、滑らない&後が残らなくて助かります。



取れました。
一応、センターをペン書きしていたのですが、ホーンボタンの線が立ち上がるパイプの位置がステア側の穴とピッタリ合う構造なので、ずらし様が無い造りでした。
こんなところでも設計思想や文化の違いを感じます。



難なく取り付け完了。
大径になった事で、軽いステアが更に軽くなりました。

以上、納車とカスタム開始のご報告でした。





意外にスッキリしていると思ったそこのお方。
実に鋭い。

納車からわずか3日後、上記ステア交換の最中、早速旧車の洗礼(パジェロでもあったやつ)を浴びてしまいました。
次回はその顛末…できれば結末まで載せたいところです。
納車の記事を書く直前という絶妙に悪いタイミングだったので、ちょっと時間を空けての投稿にしたいと思います。
折角の納車日、今回はそれが主題なのですから。
Posted at 2025/09/15 22:42:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ
2025年09月06日 イイね!

車検取得完了

遂にこの時がやってきました。
無事に車検取得が完了したとのご連絡をいただきました。
本当のゴールは納車とはいえ、一つの大きな節目です。

では今回も、送っていただいた写真のご紹介から。







エアコンサイクルの整備風景です。

アメ車のエアコンは国産車と違い、エキスパンションバルブの代わりにオリフィスチューブを使っています。
それがこんな状態で…フィルタの役目もありますので、仕事をしてくれた結果とも言えます。
コンプレッサ自体は奇麗に見えましたが、故障しているだろうという事で、オリフィス共々交換していただけました。
合わせてリキタンと各所Oリングも交換済み、配管も洗浄済みとの事。
この辺のパーツが普通に新品で手に入るのは、本当に凄いし有難い。

で、エキパン同様、オリフィスで冷媒の圧が下がる=冷えるわけですので、詰まると当然冷えません。
勿論コンプレッサに余計な負荷もかかります。
旧車という点でもそうですが、ここ最近の恐ろしい暑さからしても、エアコンは大事。
エアコンレスで乗れるほど私は強くありませぬ…Aku yo ora kuat.
パジェロでコンプレッサがロックした時のトラウマもありますし。
後で頼むと高額な修理というのもあり、納車前に済ませていただけるのは大変有難い。


そういえば、9月2日(火)は仙台での観測史上最高気温でした。
37.4℃なんて…「動いてないのに暑いよ」の言葉通り。
9月に入ってから猛暑日が2日以上あるというのも、記録更新だそうです。
嬉しくない記録だ全く。今年は特に雨が降らないので…アビドス気分?

で、そんな日も仕事な訳ですが、昼休み開始直後に緊急の作業要請が入りまして。
何でも、受水槽の点検をする筈が、蓋の南京錠の鍵が見つからないので壊してほしいとの事。
点検業者さんも来た後の発覚で急ぎの案件。
私は技術系の立場(という名の何でも屋)なので、上司と共に現場へ。

建物北側の屋内ではありましたが、高さ3mくらい?のタンクに上って確認。
南京錠でも嫌な事に、弦がSUSの奴…という事で錠本体の破壊で決定。
方法は伏せますが何とか壊せた…と言ってみれば、「あと3か所あるのですが…」

奥を見やると、確かにもう3つタンクがある。
かくしてそこから更に1時間ほど、お昼抜きで大汗をかきつつ、2人で鍵を壊して回ったのでした。

外に出た時、中より日陰の方が涼しかったので…作業場所は34か35℃くらいあったかもしれません。
何事も無く終えられて何より、というボヤキでした。




こちらはヒッチベース。
この個体はTrailering Specialパッケージ装着車のため、本来はこれが付いていた筈…が、入庫時から失われていました。
RPOにZ82があったため気づいたもので、エンジン・ミッションのオイルクーラは健在です。
前オーナまでの時代で外された証拠として、謎の切られた配線があったとの事。

で、当然着けたくなったわけですが…ちょうど良く同型のヒッチベース付き車がお店の裏に居たんです。
詳細は省きますが、ダメ元でお願いしてみたら譲っていただけました。
配線は後でDIYしますとお伝えしていましたが、本体はしっかり塗装して付けてくださいました。



リア全景。
ガラスのフィルムも施工済みです。

この車、純正OPでリアドア+クオータガラスのティントはあるのに、リアゲートガラスには無い(ライトティントはあり)という不思議な構成でした。
そのためか、入庫時にも後施工でフィルムは貼ってありましたが劣化しまくり。
張り替えをお願いしておりました。



サイドバイザ―も付きました。
やっぱりコレですよコレ。

青空にウォーターブルーの似合う事よ。





そしてこの時が。
場所は見ての通り陸運局、無事に車検取得しましたとの一報。
それと流石にここでは出せませんが、車検証の詳細分と取付前のナンバーの写真もいただきました。

レストアを含めて、ここまでが一般に言う納車前整備の範疇でした。
なので当然ナンバーは切っていて…この瞬間を以て、本当の意味で「自分の車」になった訳です。



本日、満を持して最後の打ち合わせに行ってきました。
1年5か月をかけて変身を遂げた姿。
後はホイールを綺麗にすれば新車級の佇まい。
内装の状態はそこそこなので、電装品も含めて仕上げは自分でやります。

簡単に操作説明をいただいて、納車は来週に決定(突発の大きなトラブルが無ければ)。
これだけ待ち遠しかったのに、いざ訪れてみると夢でも見ているような気分…
ですが現実。



グリルのエンブレムも揃いました。
この年式の純正品は廃盤、且つ在庫品はプレミア価格なので、途中で入庫した同年式のK5を参考に打ち合わせた結果、OBS前期純正で行こうと決定。
よく見るとエンブレム側のV字形状がグリルと合っていませんが、グリル側には四角い出っ張りがあって、それを跨ぐ形に収まるのです。
何より、サイズとデザインがほぼ一緒なので違和感がありません。
よく見る車種ではない分、「最初からこうですよ」と言われればスルーできるレベル。

なお、ビレット化してあった純正グリルも引き取りますが、本来はグリル側にボウタイ型の凹みがあり、そこにエンブレムが嵌るようですね。
今回リフレッシュで付けていただいたのがリプロのグリルだったため、意匠関係(?)でこうなったのかも。



後から持ち込んだセンターキャップも良い感じ。
8穴チャレンジャーと専用センターキャップ、国内には他に何セットあるでしょうね。

懸案事項の一つだったウォッシャについて伺ったところ、社外品での応急措置ではなく、純正装備を修理していただけました。
各パワーウインドウの動きも妙な重たさはありません。
ただ、リアゲートの窓は鍵穴からは現状動かないそうで、ここはDIYのお楽しみとなりそうです。

機構が生きているのだから、恐らくキーシリンダのスイッチでしょうかね。
「内張が付いていると、スイッチでも開かなくなった時に内張が中から取れないかも」と聞いたので、早目に取り掛かろうと思います。
今後、もし本当にそうなったらどうするんでしょうね…何かしらの逃げ道はあると思いますが…

その他、e/gルーム内の説明をいただいたり、急なクーラント漏れがあって原因を探したり、ブレーキマスタも綺麗になっていて、これも交換済と伺ったりしました。
納車日までにもう少し乗ってみて、不具合が無いか確かめていただけるとも。

…と、お話をしたり眺めたりしていたら、あっという間に2時間近く経ってしまいました。
そして今更ながら、場所をちょっと移動した際に初めてアクセルオンした音を聞きましたが…素晴らしいの一言ですね。
フローマスター系のドロドロ感ある、V8らしい素敵な音。
グラスパックや、フロマスでも10等の音量重視系のパンチある音とは、現地でも好みの分かれるところのようです。
自分はフロマス40~くらいの、低音が響くタイプの方が好き。

ハイフローっぽい触媒と社外マフラーが付いているのは最初から分かっていたものの、期待通りかそれ以上の音がしてくれたのは本当に良かった…
マフラーはブランド不明ながら、作りを見ると恐らくは車種専用のもので、ワンオフではなさそうです。
車検もそのまま通っているので音量も心配無し。
もしかすると、タイコにプレスや銘板があるかも?

並行輸入直前の2000年末に現地LAで取り付けされたようなので、恐らくは当時モノ。
特定は難しいor不可能かもしれませんが、これもお楽しみですね。
Posted at 2025/09/06 22:47:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(サバーバン) | クルマ

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