2014年11月20日
サウンドチューニング(その3)
前々回からかなり時間が開いてたので、遅れ?を取り戻すべく今回はツィーターのクロスオーバーの調整です。
が、調整といっても前回のMidバス(Mid)のローパス周波数とスロープの値で決めます。
私の例で、Midのローパスクロスオーバー周波数が1.25KHzでスロープが12dB/octなら、Hi(ツィーター)は2.5KHzの12dB/octになり、クロスポイントは約1.9KHzになります。
う~ん、この説明がすごくムズイんです、実は・・・。
例えばローパスカットオフ周波数が1KHzでスロープが6dB/octの場合、計算上、本来の周波数より3dB下の周波数がターゲットになります。oct(オクターブ)とは周波数比です。1オクターブ上がる毎に周波数は2倍になります。1KHzの1oct上は2KHzで、2KHzの1oct上は倍の4KHz、その後も8KHz→16KHzと倍々で上がって行きます。
逆にoctが下がれば半分ずつ下がっていきます。つまり1KHz以上の音は1oct上がるごとに-6dB下がっていきます。これが-12dBなら1oct間をもっと急に落ち込むカーブを描いて落ちていく事になります。ハイパスはこれの逆で右上がりのスロープで考え方は同じです。
で、角度も登場するのですが説明がやはりムズイんです。
400字の原稿用紙が何枚も使う位の長文になるので、またの機会に譲ります。
うまく説明が出来なくてすみません・・・(涙目。
ただ、注意ですが、「ステージ感を上に上げたいから」と思ってツィーターのハイパス周波数を無暗に下げるとツィーターのボイスコイルや焼け死にますのでご注意下さい。
参考までですが、お手持ちのツィーターが通常のタイプ(ほとんどがこのタイプ)でしたら、ハイパスカットオフ周波数は4KHzの12dB/octまたは3.15KHzの18dB/octが多いです。
ツィーターの直径が2.8インチなどの大口径(低域強化型)でしたら、ハイパスカットオフ周波数は2.5KHzの12dB/octなどあります。
まずは色々と調整(トライ&エラー)を繰り返してコレだ!と思う音を探して下さいね。
私と違い、「耳が鍛えられる」と思います♪
次回は「クロスオーバー」の補足説明または「イコライザーの調整」のどちらかを案内しますね♪
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Posted at
2014/11/20 22:02:53
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