
三日目の早朝は、残念ながら
朝日
を見ることができませんでしたが、ホテルに戻って朝食をとってからは、9時出発でシェムリアップから少し離れた・・・
密林の中にある・・・
ベンメリア遺跡と
コーケー遺跡を続けて堪能しました
こちらは
ベンメリア遺跡の参道です。
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↓何れの画像もクリックで
拡大します。
この日最初に訪れた
ベンメリア遺跡は、
シェムリアップの東40kmの所にあり、アンコール・ワット建造前の11世紀末~12世紀初頭の造られたものと推測されています。
アンコール・ワットに先立ち、そのモデルとして計画されたと言われるように、環濠幅約45m、周囲4.2kmと規模はやや小さいものの、アンコール・ワットとの類似点が多く、
東のアンコール・ワットとも言われています。
参道を進むと、ガイド本に
原形をとどめないほど崩壊がひどく、苔むし、ほとんどが瓦礫の山のと化し廃墟の感を強く漂わせる、と記載されているとおり、見事なまでに崩壊が進んだ
山門が行く手を阻んでいました(^_^;)
まさに
ひどい崩壊と苔むし、瓦礫の山となっていた回廊。
山門の裏手にやってきました。とても通れたものではありません、
堪らない廃墟感です
ヒンドゥー教寺院として建造されていますが、このような
仏教のモチーフをあしらった彫刻が多く確認できます。
材質は主に砂岩だということです。
参道の間から寺院外を覗いた景色です。
密林の中に建てられていることが判ります。
ベンメリア遺跡を観た後は、そのまま
更に約80kmほど北東にバスで移動し、密林の中にあるもう一つの遺跡・・・
コーケー遺跡を訪れました。

コーケー遺跡前にあった茶店?で、(
ガイドさんはおにぎりと呼んでいましたが)味も見かけも日本のコンビニで売っているような
おにぎり弁当を食べました。 私は、カンボジアに到着して以来、いつも飲んでいる
アンコールビールを飲み、嫁さんはここで初めて
ヤシの実ジュースにチャレンジしました
ここまで来ると、大陸の人より
白人の方が多かったと思います。
コーケーは、10世紀前半に建立され、
王が一時的にアンコール地方から遷都した際に、わずか10数年間だけ栄えた
幻の都です。

アンコール遺跡の郊外遺跡の中でも奥地にあり、長い間、
手つかずのままひっそりと眠っていたため、ベンメリア遺跡同様、
崩壊が進んでいます。
こちらは
山門跡?・・・多分(^_^;)
回廊もこのとおり。
こちらは
参道だったか回廊だったか??
そして、コーケー遺跡最大の・・・ピラミッド型をした
プラサットトム寺院遺跡。
約40mの頂上までは、少々頼りないですが
手すりが設けられており・・・・
おっかなびっくりですが、70歳台後半のおばあさん含め、
全員が登頂しました
密林の中に突如現れる遺跡の中の最高地点からの景色に、
時を忘れて見入りました。
70歳台後半のおばあさん、で思い出しましたが、
今回のツアー客の構成は、
夫婦で参加が3組(我々同期の夫婦2組以外に、あとひと組)、
女性の二人旅が2組、
同一人旅が一人・・・の
合計11名でした。
この後は、日本国ほかの協力によって大分除去されたとは言え、
周辺は地雷が埋まっている地域を通って、
ロリュオス遺跡群へ向かいました。
つづく
【関連のブログ】
◇
世界文化遺産・アンコール遺跡巡りの旅(その1:初日はシェムリアップまで)
◇
世界文化遺産・アンコール遺跡巡りの旅(その2:二日目の午前中)
◇
世界文化遺産・アンコール遺跡巡りの旅(その3:二日目の午後は~)
◇
世界文化遺産・アンコール遺跡巡りの旅(その4:三日目の早朝)
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Posted at
2017/08/12 12:03:39