月🌒が水星、土星、木星に次々接近

ウェザーニュースによりますと、
「１月４日～６日にかけては、新月を迎えたあとの細長い月が、徐々に膨らみながら次々と水星・土星・木星に接近します。特に水星との接近は、日の入り３０分後の高度が１０度ほどと空の低いところで起こるため、南西の地平線が開けた場所からの観測が必要です。」
ということでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　何れの画像もクリックで拡大します。


４日は水星、５日は土星、６日は木星にそれぞれ近づく様子を観察しようとしていましたが、４日も５日もこの時刻の神戸は曇り又は雨模様で観察できませんでした。

ようやく晴れた６日に観察が可能となり木星に近づいたところを撮りました。


まずは全体像を把握します。上から月🌒と木星、下に向けて土星、水星が見えます。



その約１４分後です。↓
段々暗くなって見やすくなりましたが、水星がほぼ地平線までおりてしまいました。このタイミングが限界かもです。





以上で当初の目的は達成したのですが、月🌒の撮り初めということもあり、冒頭に載せた連続撮影を楽しみました。


冒頭の写真を２枚飛ばしに間引いて（即ち、４５秒ごとに比較明合成をやり直して）みました。
不思議な模様になった気がします。↓



因みに、丁度真ん中に位置する画像を単体で抜き出してみます。↓

以上、当然ですが月🌒単体の撮影条件は同一（冒頭の写真に記載してあります）です。
又、以上５枚の画像は何れもトリミングをしておりません。



１時間ほど遊んでいるうちに・・・
水星は地平線に沈み、土星は薄雲に紛れてしまいましたので、残った木星にスポットを当てて、最後に木星の衛星（ガリレオ衛星）を撮りました。




ということで、始めの２日間を逃したのは痛かったですが、木星の衛星までおまけに撮って、無事🌒の撮り初めを終えました。