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2025年06月09日

バルト三国(その3:ヴィルニュス初日のランチまで)

バルト三国(その3:ヴィルニュス初日のランチまで) 5月21日に関空を発って、22日早朝にヘルシンキでEU圏に入国後、飛行機移動で最初の訪問地ヴィルニュス(リトアニアの首都です)に着いたのは22日の10時頃でした。

早速、10時半頃から旧市街を中心とした観光が開始されました。

👈大聖堂鐘楼です。


まずは旧市街に隣接するゲディミナスの丘へ上がり、ヴィルニュスの街を俯瞰します。


                 何れの画像もクリックで拡大します。


麓から見上げたゲディミナスの丘。。。到着早々登山は嫌だなと思っていたところ、インクラインが設置されていました。パリのモンマルトルの丘と同様、年寄りに優しい配慮ですね。
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ゲディミナス。。。14世紀の初頭、中世リトアニア大公国で、宗教、軍隊、城塞建設等バランスのとれた政治を行った賢君と言われている君主だそうです。日本では鎌倉幕府滅亡から室町時代にかけての年代になります。
麓に建っている像はゲディミナスの孫、ヴィータウタスで、同じく大公国の君主だった人です。


ゲディミナスの塔。。。かつての城壁の塔です。国旗がなびいていました。背景は新都市方面。
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ガイドさんが旧市街方面の建物を説明してくれましたが、その場では
でしたので、帰国後に、この日の午後の散策で撮った写真と見比べながら解明しました。

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こちらは目立ったので撮っていましたが、実際には訪れていない聖キャサリン教会








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聖ヨハネ教会と鐘堂(中央左)。

そして右端に写っている小さめの塔が、隣接するヴィルニュス大学の天文台(これは下の写真の左側に繋がります)。







真っ白な壁に薄緑の屋根が大統領官邸。その後ろの大きな建物がドミニコ聖霊教会と修道院(行きませんでした)。 中央左側の塔が前述のヴィルニュス大学の天文台です。
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反対側に目を転じると、この日最後に訪れる予定の聖ペテロ・パウロ教会の頭頂部(ドームの一部)が森の向こうに見えていました。


手前の赤屋根は歴史の家(国立リトアニア博物館の分館)、灰色屋根は旧拘置所です。





元に戻って旧市街でも、この丘の足下に注目すると、大聖堂(黒い三角屋根)と鐘楼(塔)。。。
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。。。手前の矩形の黒屋根は王宮です。 これから降りて行って観ることになっています。


ネリス川の対岸(右側)は新都市とでも言ったら良いのでしょうか。。。
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。。。左側奥に広がる地域が新市街と呼ばれています。手前右側の赤屋根は旧兵器廠、左側の赤屋根は国立リトアニア博物館です。 望遠にして撮ると👇


alt新都市高層ビル群の中に、これから2泊する予定のRadisson BLU リエトバ(教会右の白いビル)が見えています。

翌日の自由時間では、写っているトロリーバスで新市街方面からホテルに戻るところが、降りそこなって手前の緑橋まで来ていました。バス、トラムは、クレカで支払い可能、制限時間内は乗降自由という制度ですので、乗り間違い、降りそこない等が起こっても適当に対処出来ます。





続いて丘を降り、いよいよヴィルニュス旧市街を歩きます。
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先ほど丘の上から眺めた建物、リトアニア国立博物館です。






公園の木々を抜けると大聖堂(中央)とその鐘楼(左)が現れます。テントの奥から来たのですが。。。
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。。。強烈な逆光でしたので大聖堂の正面(屋根に白像と十字架がある)は撮らずにまわり込んで撮っています。右側はゲディミナス大公像です。



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大聖堂。。。入りました。









👈当然、主祭壇はありますが。。。




。。。この大聖堂の見所はリトアニアの守護聖人となったカジミエラス王子が安置された聖カジミエルの礼拝所👇です。



聖カジミエルの礼拝所は大理石と砂岩で囲われ、壁には8体の王の像、漆喰彫刻、フレスコ画と多様な飾りが施されています。
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正面にある聖カジミエルの聖画を拡大すると👉手が3本あります
3本目の手は、消しても消しても現れるので、残されたままになっている、と言われています。




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👈また、左側には、死後120年にお棺を開けた際に遺体に変化がなかった、という聖カジミエルの奇跡が描かれた絵もありました。








さて、大聖堂を出た所にあるカテドゥルス広場周りですが、ここではドイツ軍の戦車が並び市民との交流をやっているようでした。この時は、現地人ガイドさんも本当のことを仰らず、友好のための行事であるかのように説明されていましたが。。。
この日(5月22日)はロシアに対抗してドイツ軍がリトアニアに駐留し始めた記念すべき日であることが帰国後に判明しました。ガイドさんも添乗員さんも、観光という視点からきな臭い情報には触れない方が良いと判断された結果なのであろうと思いますが。。。

リトアニア大西洋条約協会(LATA)が入っているビルには、リトアニア、ウクライナ、そしてソ連から独立している期間にベラルーシが定めていた国旗(白赤白国旗)が掲げられています(右)。
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リトアニアは、東をベラルーシ、南をロシアの飛び地(カリーニングラード)に接する小さい国(北海道の8割ほどの広さの土地に280万人が暮らす)です。この旅行を昨秋に思い立ったのも、ロシアvs.ウクライナの状況を鑑みてのことです。現に、今年に入ってバルト三国とポーランドは対人地雷禁止条約から脱退する意向を表明しています。こうやってドイツがロシア、ベラルーシを牽制することによって、リトアニアの安全を維持しようとしているのでしょう。

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それにしても、知っていれば、ドイツの兵隊さんとも話したり、もっと写真を撮ったり出来たのに。。。と残念です。手元にある写真では、レオパルト1は確認出来ますが、レオパルト2がいたかどうか・・・若干あやふやです。



正午前になりました。観光のメインストリート(歩行者天国)であるピリエス通りを通って。。。
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                   この通りはこの日と翌日に何度も通ります。


昼食が用意されているレストランに向かいました。
ベルネリーシュ・ウジェーガ。。。リトアニア料理専門のレストランでした。
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旅行者に有難い野菜サラダ(左)と、ひき肉を練った芋で包み飛行船の形に整えた。。。
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ツェッペリナイという郷土料理(右)。練った芋の食感は、名古屋のういろう風です。美味しかったのですが、芋と肉のバランスを考えて芋は半分ほど残しました。


午後は、旧市街を歩き回ります



つづく


【関連のブログ】
 ◇ バルト三国(その1:速報)
 ◇ バルト三国(その2:往路ヴィルニュスまで)


ブログ一覧 | 海外(遊び) | 日記
Posted at 2025/06/09 15:50:24

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