2010年01月17日
15回目の”忘れてはいけない日”に思ったこと
今年もまたあの日を迎えました。
今年は、あの震災から15年という、ある意味区切りの年ということもあってか、被災した神戸新聞記者たちの奮闘を実話に基づいて作られたドラマが16日に放送されたのを見ました。
そのドラマの中で、あまりに悲惨な目の前の現実をどう伝えればいいのか苦悩している最中、父親を震災で失った一人の論説委員長の社説が記者たちの気持ちを奮い立たせ、被災された方々が希望を持てるような記事を書いていこうということで一丸となっていったというエピソードが紹介されていました。
それを見ていて思ったのは、報道とブログとでは本質的に違う部分はあるとはいえ、読み手がどういう記事を読みたいのか考えて書いたほうがいいという点では共通するものがあるのではないかということです。
どういう記事なら読みたいと思うか?
どういう記事は読みたくないか?
そもそも、何のためにブログを書いているのか?
自分は、読み手が知りたいようなことをちゃんと書いているんだろうか?
そんなことを自問自答したりもしました。
これらの問いに対する自分なりの答えはあえて書きません。この答えは人によってそれぞれ違うところも多分あると思いますし(ある程度共通する部分はあるかもしれませんが)、はっきり正解が決められるものではないように思いますので…。これらの問いに対する自分なりの答えは、今後の記事に反映させていければと思っています。
震災のことに話を戻しますと、あの震災直後のテレビ等の報道を見ていて、救助や消火に十分手が回っていなかった状況で、撮影や取材するよりも先にやることがあるんじゃないかと思って見てたのですが、あの現場で取材してた方々もいろいろ葛藤があったんだということをこのドラマを通じて知りました。
あの地震で失われたものは大きかったですが、その一方で、人と人が助け合うことの大切さを改めて認識させてくれたということはあったと思います。近年、そのことが忘れ去られかけてるような気がしないでもないのが気がかりではありますが…。
そんなことを思った15回目の”忘れてはいけない日”でした。
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Posted at
2010/01/18 00:00:27
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