「アテンドさせて」とさんざん言ってるくせに
昨日のブログで『タンチョウ』の説明が欠落してたので...
2年前に自身が酔って書いた影ペディアを改めて。
《影ペディア》
タンチョウ(丹頂鶴)
日本ではそのほとんどが釧路湿原で営巣、生息しているツルの一種で、名前の由来は頭のてっぺん「頂」が、赤い「丹」ことだと言われてます。
タンチョウは外形はもちろん、雌雄とも140〜150センチと、体高の違いもほぼないため、自称鶴マイスターの影虎でも、♂と♀を区別するには、鶴の一声ならぬ鳴き声がなければ、はっきりとわかりません。
♂は「クヮー」と一鳴き
♀は「クッ クッー」と二鳴き
よく晩冬(春先)の求愛シーズンに見られる「クヮー クックー」との三鳴きは、実はつがいで掛け合いをしてたんですね。
参考までに、タンチョウは縄張り意識が非常に強い鳥で、上空はもちろんのこと、テリトリーに外敵や別のタンチョウが近づいただけでも、興奮して威嚇鳴きを開始します。
実は頭頂部(おでこ)の赤い部分には毛が生えておらず、皮膚がむき出しとなってます。
ですから、赤い部分って通常はちょこんと申し訳程度の広さしかありませんが、興奮するとそのおでこはみるみる後頭部まで広がります。
つまり写真などでお馴染みの赤いおでこは興奮の証です。
間近にタンチョウを見ることが出来るのは、岡山県の後楽園や、釧路空港の真下にある釧路市丹頂鶴自然公園など限られてますが、人間が近づくとその興奮の模様が顕著にわかります。
鳴きながら人間に近づいてくるのは、人馴れしてるからではなく「自分の縄張りに近づくな!」との合図だったんですね。
ちなみに銭湯の壁画などでご存知のように、タンチョウはもともと、ロシアや中国と日本を往き来していた渡り鳥でしたが、現在は釧路湿原に生息する(※1)留め鳥となってます。
留め鳥になった理由で有力なのが、知られてるようにタンチョウは寿命も長く(※2)、夫婦の絆が非常に強いため、冬を釧路湿原で過ごしたカップルのどちらかがケガをして、春に渡ることができなくなりそのまま営巣し、子孫が繁栄してしまった説です。
なお、タンチョウの縄張りは、明確な広さや基準はなく、容易に餌が取れ(※3)、かつ寝ぐら(※4)となる水(川や池、湖など)から水までの範囲と言われており、一度確保した縄張りからは終生移動することがありません。
ですから長いカップルほど、冬でも確実に餌が獲れる、そして寝ぐらとなる凍らない河川のそばに住みかを構えてるそう。
しかし、なぜか厳冬期だけは縄張り意識が薄れるようで、凍らない川(スミスやオリバーがちょいちょいお邪魔する川)に集団で夜を過ごし、日中は保護活動がされている給餌場で集団にて餌のトウモロコシなどを食べてます。
自身がタンチョウに関心を持ち始めた20余年前は500数十羽だったと記憶してますが、保護活動が定着した現在では1700羽を超えたのではと言われてます。
大正時代には絶滅したと思われ、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されたタンチョウ。
鶴居村や釧路市阿寒町では、カラスやスズメよりも多く目にする鳥ですが、自身が一番大好きな鳥に違いありません
※1)600羽を超えた頃から釧路湿原では営巣地が確保できないほど飽和状態と言われ、十勝管内の池田町や足寄町、豊頃町や大樹町でも目にする機会が増えました。報道によると夏は胆振管内のウトナイ湖近辺や留萌管内の湿地、最近では札幌でも姿が確認されるようになりました。
※2)鶴は千年と言われてるように長寿の種であることは確かですが、自身の記憶では釧路市丹頂鶴自然公園での記録は34才ぐらいだったような...
※3)タンチョウは雑食ですが、土中や水中の昆虫、水中のドジョウやウグイなどの魚類を好みます。凍らない川をテリトリーにしているベテランはともかく、若くて後発の個体は、冬を凌ぐために人里で給餌するトウキビなどを好むようです。
※4)一番の外敵であるキタキツネから身を守るために川の浅瀬で立って睡眠します。具体的には片足で立ったまま寝て、疲れるともう一方の脚に交代します。(キタキツネは地中に穴を掘るのが得意ですが、水は大の苦手とのこと)
なので、厳冬期でも凍らない川がなければ、それは即、死を意味します。
2月23日
さあ、アテンド最終日の始まりです
JR釧路駅からエスロクで5分
エスロクじゃなくても5分
日本一のイクラ屋
『マルア阿部商店』直営
鮭番屋へ
『塩いくら』と『醤油いくら』のハーフ丼
いくらたべくらべDON
画像右が『塩いくら』 左が『醤油いくら』
オレンジが濃ゆい『塩いくら』
赤が濃ゆい『醤油いくら』
まずは『醤油いくら』から
日本一のイクラ屋なので、ふつーに美味いです
続いて
『塩いくら』
今日の『塩いくら』はコンディション不良ですが
それでもなんまら旨いなり
かつて
「日本のイクラの相場はマルアが決める」
その
マルア阿部商店が作った
『塩いくら』
2/23現在 定食・丼系ランキング(海の幸)
勝手定食(驚愕の762g「ババガレイ」)>マルアの塩いくら丼(鮭番屋)>>>>>>>>>>>勝手定食(キングサーモン)>>時しらず定食(和幸)>>勝手定食(時鮭)>>勝手丼(ぶどうえび)>>雄武産生うに丼(雄武町港楽食堂)>>勝手丼(筋子&タラコ)>勝手定食(柳ガレイ)>>真たち天ぷら定食(むらかみ)>>勝手定食(169g特大サンマ)>>焼き釧さば定食(釧ちゃん食堂)>>勝手定食(最高級羅臼産「真ホッケ」)>>勝手定食(紅鮭)>>釧〆サバ刺身定食(釧ちゃん食堂)>いわし刺身定食(釧ちゃん食堂)>羽幌町甘エビ丼>>鱧重(釧ちゃん食堂)>>いわしのほっかぶり(駅弁)>>ババガレイ煮付定食(釧ちゃん食堂)>>釧さば味噌煮定食(釧ちゃん食堂)>>春うに丼(ホテルローレル)>>ハモかば焼定食(むらかみ)>>鱧丼(邦紀)>>かきめし(駅弁)>>鱈鍋定食(釧ちゃん食堂)>>青つぶ焼定食(むらかみ)>>うな重(竹葉寿司)>>厚岸カキフライ定食(むらかみ)>>>>もの凄い鯖定食(えびす家)>>あかうお煮付定食(つるや)>>勝手定食(秋鮭の山漬け)>>鱈天定食(釧ちゃん食堂)>>鰯フライ定食(釧ちゃん食堂)>>柳カレイ定食(釧ちゃん食堂)>>秋味正油焼定食(和幸)>>ししゃもフライ定食(釧ちゃん食堂)>>ムキガレイ煮付定食(釧ちゃん食堂)>>焼魚(糠サンマ)定食(つるや)>>秋鮭フライ定食(釧ちゃん食堂)>>
いくらたべくらべ丼(鮭番屋)>>焼魚(生サンマ)定食(つるや)>>かに丼(邦紀)>>はっかく刺定食(むらかみ)>>いくら丼(鮭番屋)>>>鱒寿司>海鮮丼(釧ちゃん食堂)>>エビチリ定食(釧ちゃん食堂)>>ホッキ丼>>サンマ刺身定食(釧ちゃん食堂)>>勝手定食(宗八ガレイ)>>寒ぶり照り焼定食(むらかみ)>>いくら丼(釧ちゃん食堂)>>ミンクくじら刺定食(むらかみ)>>まかない丼(釧ちゃん食堂)>>うに・いくら丼(酒楽)>>勝手定食(シシャモ)>>勝手定食(八角)>>勝手定食(シマホッケ)>>>>超ウルトラスペシャル生ちらし(旧常呂町松寿し)>>浜頓別町蛯幸寿司(生散し)>>イタリアン生チラシ(千歳鮨)>>>>>>>バリウム>>カレー
※生もの系ランキング、定食・丼ランキング、泉屋系ランキング、寿司ランキング、その他の部ランキング、ちょっとキケンなランキングは別掲
ハイ。
いくら「マルアのいくら」だと言われても
子どもの頃に人生3回分のイクラを食べきっちゃったんで...
醤油イクラはそこまで好きじゃないんです
でもTsuki@さん
アナタが購入した
『塩いくら』は間違いなく日本一ですよ
『影知識』
市場に流通しているのは、もっぱら『醤油いくら』ですが、自分が好きなのはダンゼン
『塩いくら』
実はいくらには「未熟」→
「成熟」→「過熟」と3段階の熟度がありまして...
産卵間近の「過熟」だとパンパンで口の中に皮が残り
「未熟」だと卵がまだ成長しきれていないので、うまみも少なく卵も小さいうえに皮も柔らかすぎ
「成熟」は、卵に栄養が詰まってるうえに、卵の張りが絶妙。ただその時期はわずか10日程度しかありません
『塩いくら』にできるのはもちろん
「成熟期」のみ
例えが微妙になりますが、『醤油いくら』は醤油の強さが前面に出すぎ、味に奥行きが感じられません
その点、
『塩いくら』はねっとりと濃厚な、いわゆる
「いくら」本来の味がダイレクトに伝わってきます
影ペディアを踏まえて
昨日に引き続き
「鶴居・伊藤サンクチュアリ」へ
実はこの鶴居村...
市内からザックり30〜40分ほどの至近距離なんです
さっそく
100〜200羽のタンチョウが
求愛ダンスをしてるカップルも
自分の中では見慣れた光景でも
初めて見る方は「大感動」だということを知る
チョッとだけホンキ出しちゃいました
つづく
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S660 | 趣味
Posted at
2020/02/23 18:14:59