頑なに地元オホーツク産を出さない紋別で 寿司を食べてしまい後悔した翌日こと
11月13日
240km離れた釧路へ帰りましょう
北見・美幌峠経由で4時間ほど走れば、スミスでおなじみの鶴居村
皆さんをアテンドしてる『いつもの場所』で『いつもの親子』
なお 9月下旬からの1ヶ月間は、トウキビの刈り取りあとのおこぼれを食べに、人里に降りてきますが
11月上旬になると、また一旦釧路湿原へ戻ってしまいます
で、次に現れるのは釧路湿原が凍つく来月以降
それはさておき
道東の失態を晴らすべく向かった先は
笹谷商店直営
釧之助本店
皆さんお馴染みの釧ちゃん食堂は2階ですが
『寿司コーナー』は1階左手
職人さんは2名体制
影「中とか上にはイカとかタコみたいの庶民寄りのネタって入ってないんですか?」
若「アニサキスの関係でそもそもイカは使ってないんですよ」
影「したら 中とか上ってどんなネタになるんですか?」
若「そこに特上の写真がありますでしょ。握りはどれを注文してもおんなじなんです」
影「つまり?」
若「軍艦とか海苔系の違いです。特上だったらウニと数の子ですが、それがトビッコや玉子になるんです」
影「したら特上の握りで」
影「そだ。サーモンは別のものに替えて下さい」
若「マグロ、ズワイ なんにでも替えれますよ」
影「したら マグロでお願いします」
あっついお茶を飲みながら待つこと13分
特上生寿司(@2200)
若「申し訳ございません。ホッキが切れてるのでカニに替えさせていただきました」
1、2、3、4...10、11貫
ホッキの代わりにはナナントズワイが2貫
こうゆうのってなんか嬉しいですよね
影「大将 ところで この中に冷凍ってありますか?」
大「ウチはそこで売ってる魚を使ってるからさ。冷凍ったらエビだけかな」
① いくら
500g 6900円の『笹谷のいくら』を思いっきり乗せてます
② 蝦夷馬糞雲丹
この日の値段は一折り6500円。
もちろんこれでもかって乗せてます
③ 数の子
④ ズワイガニ
前日の紋別より濃厚です
⑤ 本マグロ
影「地元産ですか?」
大「最近 揚がるのさ。今日は赤身だけど入りたてだと大トロから出すんだよ」
影「えーっ なしてですか?」
大「大トロはすぐ悪くなるから早く出さないとね」
⑥ カンパチ
もちろん釧路産
⑦ ボタンエビ
同じ冷凍ですが紋別の赤エビ?の比じゃありません
⑧ ホタテ
猿払の帆立が懐かしいひ...
⑨ たんたか(マツカワガレイ)
刺身カレイなら断トツで
たんたかです
コリコリ感と弾力の二刀流ですから
なお 襟裳以西では超高級がれいとして知られてます
⑪ ズワイ(再)
ガリで口の中を清め
⑫ 本マグロ(再)
なんまら旨いなり
影「ごちそうさまです。美味しかったです。これで2200円だなんてタダみたいなもんです」
大「ホントにさ。僕の前の店(柏寿司)で特上ったら3000円だったもん」
影「やっぱここの鮮魚コーナーの魚を使ってるから安く出せるんですか?」
大「それだけじゃないね。ウチの社長は魚の魅力をもっと多くの人に伝えたいってことで、頑張ってこの値段にしてるのさ」
影「なるほど。だから持ち帰りのコーナーに大将が握った寿司パックが並んでるんですね」
大「スーパーと値段変わらないっしょ(笑)」
影「ですね。ところで前って6貫とか12貫とかも出してませんでした?」
大「メニューにないけど言ってくれれば出来るんだよ14貫とか16貫とか」
影「えーっ 今度お願いしますね」
大「また来てね」
本物の寿司職人が握った特上が2200円
北海道一の売上げを誇る釧之助の新鮮なネタだけを使った特上が2200円
寿司はやっぱり釧路だな
おわり
Posted at 2022/11/20 07:47:41 | |
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