2022年08月27日
父親の死、初日の夜の手続き
いま、午前1時30分
眠てぇ〜
色々な手続きをして帰宅した所です。
ふと、こんな事を思いました。
親族が死んだら大変という話はよく聞きます。
けど、何がどう大変なのかが意外と語られていません。
このブログで、リアルタイムな葬式の手続き、役所関係の手続きを皆様に伝えて行こうと思いました。
●午後4時
仕事中に家族から、父親が立ち上がれなくなったと電話が入りました。
86歳の高齢者、何があってもおかしくない。
救急車を呼んで病院に搬送するように指示を出す。
●午後7時30分
病院にかけつけると、主治医から急に容態が悪くなった。
家族を呼んだ方が良いと言われる
●午後8時過ぎ
脈拍、血圧が徐々に落ちていく。
脈拍数が130→100を切ったあたりでマズイと思い始める。
70を切ったあたりで本気でマズイと思い始める。
40を切った、もう終わったと思った。
●午後8時37分
脈拍数が30→0に変わった。
終わりました。
●午後8時43分
病院の先生が確認、死亡診断書を作成します。
●午後8時50分
看護婦さんから、葬儀屋さんに電話をして下さいと言われる。
今日は忙しくて、父親の体を洗うのが少し遅くなるから23時希望と言われる。
●午後9時
父親が生前に契約をしていた葬儀屋に連絡。
「お寺さんの連絡はどうします?」と聞かれたが、無宗教で付き合いも無い。
家族葬でひっそり納めるつもりなので、お坊さんは呼ばない事にしました。
空いた時間に会社へメールで報告。
家族に、あとの手続きは俺がやるから家に帰って休みんさい、とタクシーで帰らせる。
●午後10時
父親の体を洗って化粧。
裸で葬儀屋に渡せないので、売店で浴衣みたいな服を買う。
売店のおばちゃんに、「今日は亡くなる人が多い日なんよ」と教えてもらった。
今年の酷暑に耐えきれなかった人が多いのだろう。
3,300円也。
その他、病院の治療費やオムツ代の支払いの書類に記入をしたりなんたら。
●午後10時50分
葬儀屋が引き取る安置所に移る。
クソ親父には勿体ないほどの立派な部屋だった。
●午後11時
葬儀屋が来る。
仕事とはいえ、先生・看護婦・葬儀屋さん、みんな大変だと思った。
俺、もっと頑張らんと!と思った^^
葬儀屋の移動ベッドに身体を移す時、頭を持って支えてくれと言われた。
大事な頭だから親族が持つルールなのだろう。
病院から搬出。
お世話になった先生と看護婦さんに、
優しい笑顔で 「ありがとうございます、そしてお疲れ様です。お互いに身体に気をつけましょう」と挨拶をして別れる。
他人を思いやれる俺、立派な大人になったと思う。
つか、自分自身がいちばん身体に気を使わんとイカンのだけど(笑
●午後11時15分
葬儀屋で葬式の打ち合わせ。
8月は亡くなる人が多く、焼却場が2日後しか空いていないと。
葬式代高いよ〜
一般的な家族葬プランが36万、花やら、遺体安置のドライアイスやら、消費税やら、総額50万です。
※最後ぐらいはそれなりに見送ってやるかぁ、と思ってケチらなかったけど。
ちゃんとした葬式をすると100万は用意しないとね。
●午前0時15分
打ち合わせ終わり。
別れ際に、「我々の歳になると疲れが残りますよねぇ、お互いに気をつけましょう」と言って帰る。
立派だぜ、俺! たぶん・・・^^
今日はココまでです。
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Posted at
2022/08/27 02:32:49
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