エンジンオーバーホール その83 暗中模索その⑥~アース修正と二次エア
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
みんともさんから頂いた意見の中に、「ポイントのアースを確認してみては?」というものがありました。
早速ポイントのアースをチェックしてみましたが、きちんと導通しており、抵抗値も0だったので、こちらは問題なかったようです。
ついでなのでいろいろとアースポイントの抵抗値を計ってみました。ほとんどが0.00でした。
が、1点だけ抵抗値の大きかったポイントがありました。バッテリーのマイナスターミナルにつながっているポイントです。
大きいといっても0.03とか0.04とかでしたけど。
ちなみにここはクランクケースとミッションケースの接続ボルトにエアクリーナーの台座が共付けされています。マニュアルではアースかここからとるよう指示がありましたので、ここにメインのアース線をつなげていました。
2
ちなみにOH前はミッションケースの8mmボルトの1本に共付けされていました。ここの抵抗値を計ると0.00でしたので、もとに戻してみました。
3
それから新品のはずなのにバチバチ火花を飛ばしていたコンデンサーも新品に交換しました。
4
前回エンジンをスタートできずにかぶったプラグをパーツクリーナーで洗っていました。
…どうやら乾燥が不十分だったようで、電極がサビてひどいことになっていました。これは1番。
5
2番は正常。
ついこの前交換したばかりでしたが、この際新品に交換しました。
この状態でいよいよエンジンスタート!
セル1発で勢いよく回り出しました。久しぶりなんで最初は不安定でしたが、極めてスムーズに回っていました。やはりアースポイントの修正とコンデンサーの交換は効果があったようです。
以前のような不安定さはほぼなくなりました。
点火時期も調整して、一旦用事のために終了しました。
6
ところが、用事を済ませてから再度始動トライをしてみると、やはり初爆の後が続かず、しばらく試しているとようやくかかる、という状態。
いよいよ二次エアか、と思いエンジンを回したままキャブレターの付け根、インテークマニホールドの付け根、クランクケースの合わせ面、シリンダーの付け根にパーツクリーナーを吹き付けてみました。
ありましたよ、反応。動画でも載せていますが、シリンダー付け根に吹き付けたときだけ回転数が低下するんです。
つまりここから二次エアを吸っているということ。
ガスケットはこの前交換したばかりなのに…。
液ガスを併用しなかったのがまずかったんでしょうか。
これを修正するにはシリンダーをまた外さないと…。あぁ憂鬱。
7
さらに憂鬱な事案が。
インテークマニホールドからクーラントが微量ですが漏れてる…。
タイドプラグを打ち込むときにヘルメシールも併用したのに…。
様子見ながら止まらんようだったらタイドプラグの付け直しですね。
あぁ憂鬱。
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