自宅ピットで車高調交換③(リア編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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このリア作業の整備手帳、ほぼ書き終えたタイミングで悪夢の下書き読み込みエラー😱
いっぱい説明文を書いた23項目分が一旦全てリセットされてしまったため…私のやる気もリセット😅
みんカラさんアプリでは珍しくありませんけれど❗️😮💨
という訳で2周目のため、ちょっとやっつけな文章になっていましたらすみません🙇
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作業は左側から開始します。
リア作業はフロントより知識や経験を要しますので不安な方は下調べをキチンと済ましてから取り組みましょう♪
左右フロントタイヤに前方からタイヤ止め打ち込み。
リアのジャッキアップポイントで真ん中上げしたら左右リアポイントにてリジットラック。
ダンパーロアボルトのトルク締めやアッパーの固定ナット締めは上げる高さが低いと大変作業し辛くなります。
ただし、タイヤをハブに戻す際はジャッキアップ位置が高いと疲れますから、その際はリジットラックを調節して安全策を行ってからジャッキの高さを合わせる事になります。
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各ボルトを緩めたり締めたする際に作業し易くする必要がありますので、ロアアームを小型ジャッキで支え適時上下させます。
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次はナックルとロアアームを繋ぐ19mmボルトを解除します。
ボルトにテンションが掛かっていると抜け難くなりますから先に下から当てた小型ジャッキで少しアームを上げてボルトの水平を保っておきます。
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裏側のナットは共回り止めホルダーに収まっています。
こちらも水が溜まりやすいのでサビが発生しやすく、サビ転換剤を吹いておきました。
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上記2箇所を外すとロアアームはフリーになりますので、下支えのジャッキを緩めてスプリングを外します。
ブレーキホースに引っ掛けないよう注意。
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外したスプリングの新旧を比較。
HKSさんとアラゴスタさんのスプリングはこのくらい自由長が違います。
直巻きスプリングでは当たり前の話ですが、長さで荷重を稼ぐか短くても硬さで支えるかの違いとなります。
ちなみにスプリングはダンパーよりストローク量を長めにする必要があります。
HKSさんはレートが5Kgf/mmなのでどちらかと言えば柔らかく動く仕様で長めです。
車高を下げた際のプリロードは早めに掛かりますがダンパーの全長調整幅を多くせずに済みます。
アラゴスタさんのスプリングレートは10Kgf/mmとかなり高くそれだけ自由長は短くなりますから車高を下げる場合はスプリングの脱落を防ぐためにダンパーもそれだけ全長を短くするので更にスプリングのストローク量も少なくなります😅
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スプリングラバーをHKSさんから外して再利用します。
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アラゴスタさんにラバーを装着します。
付け始める部分は隙間が狭い位置から。
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純正のスプリングロアシートを再利用します。
処分してなくて良かった😅
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ライドハイトアジャスターやシート類を取り付けて全長を比較した状態です。
HKSさんはアジャスターが下側でアラゴスタさんは上に配置されます。
調整する際はどちらも一旦車両から取り外す必要がありますね。
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既存HKSさん取り外し作業の続きです。
ナックル前方のアッパーアームと連節しているボルト&ナットを解除します。
ナックルの下に小型ジャッキを移動して支えます。
ここは外さなくてもダンパーの取り外しは可能ですが、アームやナックルとダンパーの連なるストレスを一旦抜いて上げる効果もありますからお好みでどうぞ✨
ちなみに、私はインパクトさんの差し込み易さからボルトヘッド側にソケットを掛けていますが、基本的にはナット側を回しましょう。
手回し工具の場合は共回り防止に両側レンチで対処します。
ナットを外したら小型ジャッキで高さを調節しながらボルトの水平を保ち、必要によりゴムハンマーも使って抜きます。
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次はダンパーのアッパーマウント側です。
小型ジャッキでナックルを下から支えておきアッパー側ナット2個を外します。
14mmソケットを使用。
左側は給油口などの配置によりタイヤハウス内のインナーカバーが厚く、ナットまでのアクセスが奥まっていますのでロングソケットやエクステンション利用を推奨します。
…とか言いながら私はインパクトさんで😅
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ダンパーのロア固定ナットを解除します。
ここは前述の作業手順であればインパクトさんが利用できます。
刻みワッシャーが入り高トルクで締めているため、ディーラーさんのようにリフトアップ作業でなければかなり解除(締め付けは更に)は大変な部分となります。
ナットとワッシャーを外したら、ジャッキでナックルの高さ(ボルトの突き出す角度)を調節しながらロア側を抜きます。
ちなみに画像では既にアラゴスタさんのスプリングロアシートも装着しています。
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ここから折り返し作業…入れ換えるアラゴスタさんの装着ターンになります。
⚠️取り付け作業で1G締めにする場合、ロアアーム、アッパーアーム、ダンパーのロアボルトなどナックルに接続される部分は一旦ボルトナットを仮締めして、全ての稼働部が繋がった状態にしたら小型ジャッキでナックルをしっかり下から上げつつ各ボルトナットをトルク締めします。
先にボルトとのスペーサーを取り付けます。
ダンパーのアッパー側にスペースの余裕が無いので水平の角度が取り辛く、ナックルのボルトへダンパーのロア部分が挿れ難い状態です。
ジャッキを上げ下げして角度を調節します。
19mmナットは締め付けトルク145N.mです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3111302/car/2909065/12056713/parts.aspx
最初に書いたジャッキアップの高さが重要なのはここでその理由が判ります。
特に左側はトルクレンチを使う動作がアップ側なのでかなり辛い作業です😭
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ダンパーのアッパーシート側を固定します。
締め付けトルクは40N.m。
この辺りの作業は短めなトルクレンチが大活躍です。
ロングソケット+エクステンションを使用。
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ロアアームの下に小型ジャッキを待機させておきます。
外す時と同様にブレーキホースに注意しながらスプリングを組み付けます。
ロアアームを小型ジャッキで上げつつ、斜めに倒れてくるスプリングを支えながら、次のボルト挿入に丁度良い位置までアームを動かします。
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ナックルとの角度が合わないとロアアームのボルトは硬くて挿れ辛いため、ある程度挿入したらゴムハンマーでの打ち込みも許容です。
ボルトが裏側ナットと噛んだらラチェットメガネである程度まで時短締め。
※インパクトさんでダーっと締めてしまえばいいのでしょうけど手締めの感覚も大切です。
最後はトルクレンチで締め付けます。
トルクは145N.mにしています。
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ナックルの下側をジャッキで高さ調節しつつ、アッパーアームとナックルの接続ボルトを差し込み、ボルトにナットを通したらある程度まで左右からレンチとラチェットメガネで締めます。
最後はトルクレンチで145N.mにて締め付け。
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外した順に戻す流れですからスタビリンクは最後に接続します。
手締めで戻す際に共回りする場合は前述通りヘキサゴンレンチを使用しましょう。
締め付けトルクは50N.mです。
この後、暫くクルマを走らせて車高調が馴染んできたら調整を行います。
※この記事を書いた時点では既に初回の調整を終えています。
その整備手帳はまたそのうちにアップしまーす✨
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