自宅ピットで車高調の調整作業
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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こんな感じにリンクの下ナットを解除します。
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次にロアアームとナックルの接続部ボルトを外します。
ジャッキでアームを少し上げて水平抜きしてあげます。
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ジャッキを緩めるとロアアームはスプリングの重さで下がります。
スプリングは外側に落ちて来ますのでブレーキホースなどに注意しながら外します。
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アラゴスタさんのリア側における許容調整範囲は添付書だとこのようになっています。
DMPがダンパーでSPGがスプリングです。
フロントはダンパーの全長を調整して車高を変えますが、8さんの場合リアはスプリングの圧力(テンション)を調整して行います。
8さんのリアサスペンション方式はマルチリンクでダンパーとスプリングが独立した設置位置ですから、調整はスプリングを動かしたらアーム奥(スプリング側)と外側(ダンパー側)の高さを合わせるためにダンパーも動かす必要があります。
理由はもちろんスプリングの遊び過ぎや脱落を防ぐためです。
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レバー比(スプリングの取付位置で変わるテコの力)の構造については、8さんの場合だとフロントが1.10でリアが1.39(HKS基準でスプリングとシートアジャスターの全長が同じ場合)です。
※レバー比は車高調メーカーの取扱説明書をネット等で閲覧すれば記載されています。
リアは20mmダウンさせたいなら20÷1.39=14.388…となりますので、実寸で14mm(ライドハイトアジャスターの高さ調整)スプリングのプリロードを弱めて、つまり伸ばす方向に調整します。
この理屈は慣れないと判り辛いかもしれませんね。
ちなみにレバー比は車高を上げる方向でプリロードを増やす(スプリングを縮める)と大きくなる傾向にあります。
アラゴスタさんのスプリングはマイナス側では19mmが最大値となりますのであまり車高を下げられない仕様です。
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純正部品を流用するスプリングロアシートのラバーをボルトナットで固定している箇所が緩みやすいため緩み止め剤を再度塗って35〜40N.mにて締め直しました。
特にプリロードを弱くすると緩みやすくなります。
車高を許容以上に下げたい場合はこのロアシートを加工したりアッパーを薄くする必要があります。
※お試しで他メーカーのスプリングレートが低いものを流用する手も。
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ライドハイトアジャスターの調整をします。
予めネジ溝の詰まりや汚れをブラシやスプレーで清掃したり、回転がぎこちない場合はオイルスプレーも利用します。
まずメーカー推奨値がニュートラル位置として調整する前にマスキングテープで基準値を記しておきます。
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アラゴスタさんの調整方法は国産メーカーと異なります。
スプリング側アッパーシート(ストッパー)のロックボルトをヘキサゴンレンチで緩めます。
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シートを回転させてメーカー推奨値(基準値)から14mm、スプリングを緩める方向に回してロックボルトを締めます。
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スプリングとライドハイトアジャスターを重ねてロアアームの奥に装着し、外した逆順で各ボルトナットを締めます。
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スプリング調整の後はダンパーの全長調整を行います。
スプリングは車高を20mm落とすためにレバー比から14mm緩めましたので、ダンパーはそれに合わせつつレバー比の差を考慮して20mm縮めます。
⚠️計算上はスプリングの位置だとレバー比1.39ですけど、ダンパーはタイヤに対してフロントと同様の位置ですから1.10となり、正確にはストロークを18mm縮めることになります。ただし、新しいスプリングの馴染みによりダンパーのストロークが揃わなくなることを予想して+2mm縮めています。
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撮影の都合により調整箇所が左側から右側に変わっています。
車高調レンチでダンパーのロックシートを緩めたらナックル下からジャッキで支え少し上げつつ回し易くしながらダンパー全長を縮めます。
計算上での調整だけでなく、ナックル下からジャッキで1Gを掛けて実際にタイヤが設置しているおよその高さにハブ等を合わせてスプリングの遊びや緩み具合いを手で動かしてみて確認します。
アラゴスタさんのリア側だと心配ありませんが、他メーカーで車高をかなり落とせる車高調ではキャンバーの付き過ぎに留意しましょう。
なお、ダンパーは短くするとバンプラバーと底突きし易くなり、長くし過ぎるとコアの中で上突きし易くなります。
タイヤホイールを取り付けてクルマを少し走らせたりしたらリアのライドハイトをフェンダー面で確認します。
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フロント側作業に移ります。
画像は車高調整範囲です。
メーカー推奨値自体が短めな全長のためキャンバー角も既に目立つ状態のアラゴスタさん。
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先にナックルの下からジャッキを当てておきます…
スプリング側はメーカー推奨値からシートを動かすと直ぐに遊ぶ状態なので緩めたいならヘルパーを入れる必要があります。
通常ならフロントのスプリングは触りませんが、例えばダンパー全長を大きく縮めて(車高を下げて)キャンバーを限界まで付けた時に車高だけ少し上げたいならプリロードを掛けるような調整も行います。
画像はヘキサゴンレンチでスプリングのロアシートを試しに緩めているところ。
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個人的には前のHKSさん同等くらいの車高に合わせリアライメントせずに済ましたかったのですが、キャンバー角とリアとの高低差を考慮してタイヤの接地性を優先すべく今回はとりあえずアップ側へ20mmの全長調整を行いました。
レンチを掛けて全長調整側のロックシートを緩めます。
硬いので樹脂ハンマーで軽くレンチを叩いてロック解除。
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ロックシートを回して30mmくらい上にあげて…
基準値のブラケット位置との境界にマスキングテープを貼ります。
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このアラゴスタさんでは固定したスプリングシートに全長調整用の穴があります。
そこに専用工具のヘキサゴン側と逆の円柱レンチを差し込み、押し回しながらスプリングシートごとダンパーを回転させます。
フロント側のジャッキ操作について、全長を短くする場合は操作を軽くするためジャッキで上げ方向に力を加えます。今回は伸ばすだけなので不用ですね…
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マスキングテープの下線から5mmの幅を全長調整で伸ばしたらテープを剥がし、上にあげていたロックシートを回して下げます。
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ロックシートを締め付ける際は調整部も若干共回りしますから前項の専用工具で回転を抑制しながら作業します。
手で回らない程度に締めたら、軽くハンマーでコンコンします。
あ、一般的なロックシートの締め付けトルクは50N.mくらいです。
最終的にはアライメントの時点でブラケットのキャンバー調整も入りますが現時点では逃す方向としています。
以上、初期調整はここまで♪
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