Dual Mode Vehicle(DMV)デュアル・モード・ビークル

ＪＲ北海道がユニークな乗り物の開発に懸命(^-^)

７月７日から開催される『北海道洞爺湖サミット』にロックオンではないとは思いますが期間中、洞爺湖ビジターセンター駐車場において、国内外の報道機関向けに『デュアル・モード・ビークル（ＤＭＶ）』の走行デモンストレーションが行なわれる予定です。

トヨタ自動車と日野自動車が、線路も道路も走れる次世代の乗り物『デュアル・モード・ビークル（ＤＭＶ）』の開発に加わる。ＤＭＶはＪＲ北海道が開発したが、鉄輪のほか自動列車停止装置（ＡＴＳ）なども装備するため重量が増す。さらに排ガス規制でエンジンなども重くなったため、既存の試験車は前輪の許容重量が足りなくなり、定員が１６人と少ない点などの改良が課題だった。トヨタはグループ企業の日野の技術を生かし、２５人以上乗れるようトヨタのマイクロバス「コースター」の車台を改造する。中型トラックの車軸を活用して許容重量を約１トン増やし、車体も新幹線をイメージした流線形にするとかぁ？！ でも？今試験走行しているのはNISSANの「シビリアン」をベース車両にしたヤツではなかったかな？？

ＤＭＶ開発は、利用客の少ないローカル線対策として始まったが、環境への負荷が低い点も注目されている。燃料は既存のディーゼル車両の約４分の１で済み、二酸化炭素（ＣＯ２）排出も減らせる。新型試験車は６月下旬に完成する見通しで、外観も、これまでの角張った鼻先に丸みを持たせて好感度もアップさせ、業界トップ企業の応援で、環境が主要テーマの７月の北海道洞爺湖サミットが、お披露目の場になりそうだとか・・・

ＤＭＶは現在、ＪＲ釧網線で利用客を乗せて試験的な営業運転をしているが、定員が少なく実用化は難しそうな感があった。せめてバス一台程のとは言わないが４０人程度が乗れるのが望ましいとは思いましたが、新型車では連結して運行する事が可能らしい。

で、レールに載せる際にはリレーラーを使いますが、Ｎゲージにもありますね～
リレーラー

来年度には2両の試作車を造り、連結運転も実験。ＪＲ北海道は自社で踏切の開閉や列車間隔を制御する運転保安システムの開発も進め、2011年度の実用化を目指すそ～です。ＪＲ北海道は世界初の構造を持つパラレル方式ハイブリッド気動車を発表しています。ＪＲ東もシリーズパラレル方式ハイブリッド気動車をテストしていますがそのネタはまたの機会に～　

だけどねぇ！ローカル路線に投入なんだから、風情を乱すようなスタイリングではあって欲しくないと思うのは、ボクだけでしょうか・・・