DRL(DAIWA LACING LABO) インタークーラー(DRLIA000041)
ずっと気になっていたDRLのインタークーラです!
満を持して、、、というよりは、勢いです。
(熱流体・燃焼専門という職業病??)
スバルフェア(事前装着)にて、
別報に記載のラジエータなどの製品群を購入した際、あと1万円でキャッシュバック増額!との店員さんのオシに負け、
じゃあインタークーラで!と、とんでもない発言をしました💬💦(笑)
しかしながら、いずれ装着するということは確定していたので、そのタイミングが極まりなく早くなっただけ?!のことと言い聞かせています(笑)
真面目な話をすると、昨今の情勢から、金属とくにアルミニウムの価格高騰が顕著であることを鑑み、早めの導入を決意しました✨
また最後の在庫でした!幾数かはロット生産との事で、今回を逃していれば手に入れることができなかったかもしれません。
嬉しさのあまり、前段がどんどん長くなりそうなので、先にレビューをしてから、末尾に余談を記載します!
【総評】
熱交換器(ラジエータ、インタークーラ)はやっぱりDRL! 価格が高くとも、そのことすら魅力と思えるほどの安心・信頼のインタークーラ!
性能は云わずもがな、4000rpm(とくにハイギア)以降の伸びがちがう!! 更なるキレを獲得!
☆5つではたりん!10コに増量😁
【詳細】
◯:いい点、満足、△:要確認、イマイチ
◯:DRL製(笑)
もうこれに尽きます😅DRL製であれば、間違いないです。なにせ熱交換器屋さんですし、専門の私からみてもそのつくりは勿論、伝熱理論に基づいた適当なデザインです!
◯:熱交換性能
説明不要😅否定するわけではありませんが、某メーカーのように、ただ単に理論式だけを疑うこともなく利用し、コア厚み(伝熱面積)を増やして交換熱量(伝熱面積)を確保した!みたいなモノとはデキが違います(否定ではない。★余談に追記)。
◯:圧力損失性能
一般的に熱交換性能とトレードオフの関係にあります。しかしそこはさすがのDRL。チューブ形状を見ると、しっかり気流を制御する意図が伺えます。
◯:コイワイ製鋳造ヘッド
GT500車両などへの製品供給も担うコイワイ。高精度の鋳造ヘッドは、インナーフィンチューブへの気流をスムースにする!軽量であることはもちろん、さすがの鋳造精度です。
◯:走行風があたる部分のフィンを折り返すことで剛性を確保!
純正のようなへなちょことは違う。飛来物や走行風圧にたいして強い!
◯:純正同等形状、ボルトオン
コアは厚み65mmのDRLレーシングスペックとのこと。
※VAB前期型はパイプPCV(パイプアッセンブリ)を後期型のそれに変更する必要がある。
※後期型は交換、加工の必要なし。
◯:フルアルミニウム製
熱伝導特性に優れるアルミニウム。何系アルミニウムかという情報はないが、熱伝導率(熱流束)でも計測して推定してみようか。
◯:溶接仕上げ
純正インタークーラでもっとも脆弱なチューブとヘッダとの締結、カシメ部。当該部をすべて溶接とすることで、圧縮空気の漏洩を防止!
◯:ハンドメイド
本当に溶接がキレイです。クラフトマンシップを意識するオーナーにとってはこれ以上ない喜びと所有感! 今後も職人さんの後継が出てきますように。
◯:軽量
約3.8kgです。コルゲートフィンが緻密に織り込まれているにもかかわらず、2L飲料ペットボトル2本分より軽いなんて👀! これまた重い(否定はしていない)某インタークーラより、スタビリティ確保は間違いなし。
◯:所有感、満足感
半端ない。これまで装着したパーツのなかで最もお気に入り⭐(職業病)
◯:カッコいい!
ストリートユーズの当方にとっては、性能だけでなく、モノとしての存在感、カッコよさ、力強さ、美しさも重要!
◯:DRLオリジナルのロゴ塗装!
STIと同じく、赤色。不要になれば消せばいいだけのこと。ボンネットを開ける度にニンマリすること間違いなし😅
◯:ブースト圧が向上!安定後で~1.53kgf/cm^2
他の製品の効果もあるとはおもうが、シリンダにどんどん空気を突っ込んでいるよう!
△:とくになし。
強いて言うなら…価格といいたいところだが、いいモノは高い。もはや道理。
※掛率が異常に高い。ここでは記載しませんが、オフレコで教えてもらった数値を聞いて驚きました。純正品の掛率ですら高いのに、そんな比ではありませんでした。
△:性能体感したさにアクセルを開こうものなら、免許がシャープ(#)になくなる。
【番外編、余談】
6月にして、今年のブレークスルーはこれに確定ですね😁
この1ヶ月で、今年のチューニングスローガンである【冷やす】について、
・ラジエータ
・インタークーラ
・コールドフローボックス
達成です🎉✨
また、1年足らずで、オートバックスの会員ランクがプラチナになりました(笑)プラチナより上のランクはいまはありませんが、あれば狙えるくらいになりました(笑)
ポイント加算を加速させ、Tポイント残高でパイロットスポーツが買えるまで頑張ります(笑)
余談①
DRLとはDAIWA RACING LABOのイニシャル造語です。10数年前に大和ラヂエータの研究開発部門として発足した部隊。高い品質はもちろん、美しさを兼ね備えていることが最大の特徴。
大元の大和ラヂエータは、メイドインしまね(島根)にこだわる総合熱交換器メーカー。
余談②
既報のとおり、純正インタークーラのカシメ部からのブローバイが疑われたこと、また霰が降る中での高速道路走行によるフィン損傷があったことを勘案し、フェールセーフを兼ねての導入。幸か不幸か、タイミングはバッチリ😃✌️
ノッキングはともかく、デトネーションだけは避けなければ…。
余談③
プローバのスーパースポーツECU導入によるハイブースト仕様のため、インタークーラに流入する圧縮空気の温度は純正状態と比較して高くなっている。そのため、ただ単にブーストをあげるだけでは、その密度(温度依存)の関係から、パワーアップに必要なだけの酸素を十分に供給することができない。対策はインマニ吸気温度を下げること。これを担う部分は?
→その最重要部分、インタークーラ。今回はそもそもの吸気温度の低下を狙い、コールドフローボックスも同時に導入。
余談④
いつも買ってもらっているので、本体価格5%くらい値引きしようと思ったけど、掛率が高すぎてどうにもなりませんでした😅と、担当者。
このインタークーラー、異常に掛率が高いらしい(オフレコで聞いて、驚きました)。
また、最後の在庫品であったため、今後も製造するのか?値上げか?モデルチェンジか?
EJ20用を新たに開発することはないと、担当者。
余談★
VAB用として、HKSをはじめ、DRLやAVO、トラスト、ARCなどから多様な熱交換器が発売されています。ことインタークーラに関してはHKSの売れ筋がいいですかね?
これらの熱交換器にはそれぞれの特徴があるため、目的(価格も)に応じて選択することで、その恩恵を享受することができます。
ARCも考えましたが、トップマウント式は無い??
その他デザインなどを勘案して、今回はDRL製をチョイス。
ただ早く走りたい! とにかく熱交換性能をあげたい!というような場合はHKS、熱交換性能と合わせてモノとしての意義をも重視し、よりジェントルな走りを目指す場合にはDRL、のように思います。これらはコアの厚みやデザインを観れば判然とする。
余談★
インタークーラー(とくにトップ)搭載車全般に言えることですが、いちばん危険な運転方法はトロトロあるいはゼロ発進からの強い加速をする際です。アクセルを開けたとき、トロトロあるいは停車時に溜まった高温の空気が一気にシリンダ内に押し込まれることになる。そうすると、ノッキングが起こりやすくなる。
センサーが付いてるから大丈夫!いや、残念ながら、下流空気の流入に対して、初期のノッキングには追随できない。
→より安全な運転方法としては、車が動き出してしばらくしてから、つまりインタークーラーに走行風があたりインタークーラーそのものも冷やされてから踏む、ということになる。
市街地で一瞬空いたときや、ETCレーンからの加速時にはとくに注意が必要です。
-
ななめから。
-
上方から。
-
ヘッド側。
コイワイ製アルミ鋳造
-
接触熱抵抗の低さがうかがえる。
フィン途中にも一工夫。追って共有。
-
カッコいい(笑)
これにつきる。乗るたびにボンネットを開けたくなる。
-
取り外した純正インタークーラー。
DRLの外箱で梱包。
他の人:なにこれ?
私:インタークーラー。
定価 | 270,270 円 |
---|
購入価格 | 243,243 円 |
---|
入手ルート | 実店舗(オートバックス) ※単体でみると、フェア割引で本体価格10%off。価格はいずれも税込。取り付け工賃は別途11000円。 |
---|
レビュー履歴 | 最新 (2022/07/18)のレビューを見る
|
![]()
関連する記事
タグ
関連コンテンツ( 熱交換器 の関連コンテンツ )
[PR]Yahoo!ショッピング
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク