お疲れ様です。TKMです!
今回は、ボンドMOS8を使用した純正流用強化マウントの話です。
最近気になっているパーツがありまして、「トルクロッド」とか「ピッチングストッパー」とか「エンジンロールストッパー」とか言われているものです。
こんな見た目のもので、基本的にFF車ではエンジン・ミッションとフロントメンバー間を繋ぎ留めています。
これがないと、クラッチミートした瞬間エンジン・ミッションがとっても回転したくなって車がぶっ壊れます。
純正では、中空ゴムブッシュによって振動を減衰し、車内(車体)への振動伝播を抑制する仕組みになっています。
フィットRS GK5の純正ゴムも同様です。
で、巷ではエーテル系ウレタン樹脂により中空部分を埋めることによるマウント強化手法があるようですが、その材料自体が結構高い...。
別でよい方法がないか探っていたところ、以下の整備手帳を発見しました。
MOS8強化トルクロッド
MOS8とは、ボンドで有名なコニシが販売しているボンド。
ボンド MOS8 エポキシ変成シリコーン樹脂系接着剤 200gセット
ボンドとはいえ、木工用ボンドとは全く訳が違います。
まず、乾燥ではなく2液式の反応硬化タイプ。
安定使用温度範囲は-60~120℃と広範囲。
多種多様な物質同士の接着ができます。
硬化後のショア硬度は75であり、強化マウント用としては丁度いい硬度。
エポキシ変性シリコーン樹脂ということで、基本的には屋外用のコーキング樹脂にも使用される素材。屋外使用もでき、車の下にあれば紫外線も当たらず10年は軽く耐用できるのではと思います。
で純正流用強化は低コストで済むうえ、ガチガチにはならないので圧倒的な車内の騒音で失望することもない。
そのうえ、FF車でシフトの入りがすごく良くなったと言う人が多いのが事実。
コーナーリングやアクセルレスポンスまで気持ちよくなる。
ワタクスここまで興味そそられてしまったので、これはもうやるしかありませんね。
貧乏チューンおそるべし。
TKM
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Posted at
2023/12/07 12:54:56