ARISTO 整備備忘録 182（エンジンコンピュータユニット修理・）

　ARISTO 整備備忘録 181（フューエルポンプコントロール分解修理・2回目） でエンジンがストールする現象の修理を行いましたが、その作業前から修理を引き受けていただいた業者のW社長によると、「平成初期の車のエンジンコンピュータも殆ど壊れていますよ。一緒に修理しないと直らないでしょう」とのことでした。

　そうです。そのとおりでした。このエンジンコンピュータユニットも不具合が出ているのか、未だにアイドリングしない状態でした。

　よって、さらにネッツトヨタ南海店でこの部品を取外していただき、また業者に修理依頼をしました。

　社長の言うとおりで、こちらのコンデンサーのいくつかも電解液漏れが始まっており、さらには基板を侵食していました。

　茶色いコンデンサーが劣化して傾き、基板には電解液が漏れています。

　こんなコンデンサーが30年も使える訳がないらしいです。

　ケミカルコンデンサーは全て取替えていただきます。

　基板が綺麗になりました。

　動作確認後、基板をまるごと洗浄・乾燥をさせて防湿コーティングしてリフレッシュしていただきました。

　取替えられたコンデンサーです。

　料金は49500円（税込み）で2～3日で手元に戻ってきました。連絡をいただければ業者（S県）を紹介します。安心して下さい。最近、評判が良くない群馬県の業者ではありませんよ。