
ご無沙汰です。
かなり長い間、ブログを更新してませんでしたが・・・
何とか、死なない程度に生きてます。
まぁ、ブログを上げて無かったのは・・・
ネタが無かっただけです。
ど~~も最近、ネタも財力も人望も無い事に、人生お先真っ暗、ガッカリ中の適当野郎です( ̄∀ ̄)
今回も、性懲りもなく、外車でのトラブルネタです。
しかし、トラブルはトラブルですが・・・
見事なヒューマントラブルだったので、右往左往しまくりでした。
車両詳細
車名
アウディTTクーペ
型式
ABA―8JBWA
エンジン型式
BWA
2リッター、4気筒ターボ
初度登録年月日
平成18年11月
車体番号
TRUZZZ8J☆★☆★☆★☆★☆
修理依頼をして来たのは、ウチの会社と取り引きの有る、某板金屋さん。
ワタクシは、納車に出てて、帰って来たら、このアウディTTが、積載車に載せられて来ました。
前後のバンパー、ヘッドライト、テールランプはおろか、サイドステップも付いてないわ、内装もトランクは、ほとんどドンガラ。
話を聞けば・・・
まだ板金途中らしく、位置替え移動しようかと、エンジンを掛けたら、突然、掛からなくなった。
事故った後に、自走で板金屋さんまで来てる。
までは、分かったので・・・
とりあえず、時間をある程度、貰い点検を開始。
冷却水と、エンジンオイル(汚れてるけど)を見るが問題無し。
とりあえず、弱ってるバッテリーに、ブースターを繋ぎ、バッテリー容量を上げて、セルを回すが・・・
空しく、セルモータのクランキング音が出るだけ。
Gスキャンで、トラブルコードを読んでみると、3つ出て来て全て英文字。
自慢になりませんが、アッシは英語が全くダメなんですが・・・
無い頭を駆使して理解してみると
一つは、電スロの、スロットルチャンバーが小さい。
らしいのと、何か良く分からないコードが出て来ました。
ただ、感触的に、カブってるっぽいので
エンジンの上に有る、エアクリーナBOXの下に有る、プラグを外して、シリンダー内を見る事に。
エアダクトを外し、エマアス(日本名エアフロセンサー)のカプラーを外しました。
ところが、このアウディのエアクリーナBOX。
とんでも無く硬い。
いや、取り付けのゴムの所が、異様に固くて外せない(汗
手で必死に上に持ち上げようとしても、一向に外れる気配も無い。
何か特別なやり方が有るのか、どうなのかも分からない。
ムチャして、エアクリーナBOXを破壊してシャレにならん事になる前に
アウディの正規ディーラーに電話で聞いてみる事に(また短絡的に・・・
聞いてみると・・・
前後左右の計4個所に、ゴムの差し込み留めになってるらしく
しかも、ディーラーでも手を焼く位、アホみたいに固く取り付けられてるらしく、取るのには、かなり必死になるらしく
見てみると確かにそうなってるので
同僚と2人かがりで、エアクリーナBOXを取り外しました。
やり方としては、1人はエアクリーナBOXを持ち上げながら、もう1人が大きい-ドライバーで、ゴムの差し込み根元を、コジる。
かなり一発勝負でしたが、無事に外れて これで、プラグが見れました。
コイルの取り付けは、ゴルフのターボと まるっきり一緒の
ただの差し込むだけ。
まぁ、コイルの根元が、キツ目でしたから、-ドライバーで、チョイとコジる必要が有りますが、すんなり取れました。
次にプラグを外すと
燃焼室はやっぱりガソリンで、ビタビタ。
『これじゃ掛からんわな~~、水温センサーの誤作動で、燃料が出過ぎたんだな・・・、たぶん。』
と思いながら、先の長いエアガンで、プラグホールから、エアでガソリンをぶっ飛ばし
乾燥を確認して、プラグ、コイルを付けて、エアクリーナBOXをエンジンの上に置いて、エマアスと、ダクトパイプを付けて
エンジンが掛かる事を掛かる事を確信して、セルを回す。
セルモータは元気に回転する!!
エンジンは機嫌良く目覚めるか?!
全く掛かりません(爆死
この時点では、まだ知る余地もなかったし、思ってませんでしたが・・・
ここからが、見事にヒューマントラブルの、深みにハマり始めました。
前周りは、板金したが、エンジン周りは何も外してない。
と言う板金屋さんの言葉通り、エンジンのカプラーは全て入ってる。
『また水温センサーが、誤作動したんかな??』
と思いながら、またプラグを外すと、またガソリンで、ビっタンコ。
またプラグホールから、エアガンでガソリンを飛ばして、またプラグ、コイルを取り付け、セルを回すが・・・
結果は同じ様に(汁
3~4回やるが、結果は同じ。
最初の、Gスキャンのコードが頭に引っ掛かり始めて
電スロが板金中に、おかしくなり、全閉、もしくは全開になってる。
かと思い、セルを回してる時に、ドライバーの柄で、どツくが、変化なし。
もう仕方無い。
最悪、電スロ交換するしかない。
ただその前に、電スロのスロットルバルブの状態を見る為に
メンドクサいインテークパイプと、ホースを外すと
何か変な切れっぱしが、スロットルバルブに噛み込んでる。
『なんだ?? コレ??』
と思いながら、とりあえず、その切れっぱしの一部を取ると
答えが見えました。
その切れっぱしは、新聞紙です。
『まさか??』
と思い、強制的にスロットルバルブを指で全開にして、残りを引っ張り出すと
野球のボールくらいの塊が出て来ました。
エンジンが掛からないまさかの原因は、 まさかのコレでした(爆
全部はさすがにムリ(インマニ脱着になる)でしたが、出来るだけ取り出し
インタークーラー入り側のダクトパイプも外し、点検して見える範囲内には、何も無いのを確認して
エアクリーナBOXを取り付ける直前の、浮かした状態まで、全て組み上げて
運命のセルを回す。
今度はすんなり、エンジンは目覚めて、掛かった。
調子は??
モチロン悪くない。
そして、しばらくアイドリングさせて、調子を見たが、悪くないので、修理完了。
今回は、最悪のインマニ脱着、新聞紙の剥がしを覚悟しましたが・・・
所詮、紙切れなんで、燃焼室に入っても、バルブに付いても
即、灰になる。
と判断して、インマニ内部清掃をせずに、終了しましたが・・・
こんなヒューマントラブルが、現状に有るとは・・・
この修理には約5日。
まぁ、他の仕事の合間にチョイチョイやってたので、日にちは掛かったんですが
こんなトラブルは、なるべく勘弁して欲しいですね。
ちなみにワタクシは、こういうパイプにゴミが入らない様にする場合は、軍手か、袋とヒモを使って被せる様にしてます。
長々と書きましたが・・・
これておしまい(≧∇≦)