できれば早めに、昨日参加した、撮影オフのお話を書きたかったのですが、
まだ私のブログでは、旅から帰って来ていないので、まずはこちらから^_^;
頂いているコメントへの返答も、遅くなっていて、すみませんm(__)m
このブログは、…
-トワイライトの旅・前半- の続きです。
寝ておかなくては。と思い、布団を敷いた上段ベッドへ上がりましたが、
やはり、なかなか寝付けません。ちょっと揺れは感じていましたが、
これは、寝台列車だからこその体験なので、気にはなりませんでした。
…少しは眠ったのかな。時計を見ると4時。起き上がり、静かに車内を散歩。
上りトワイが本州に入ってからの最初の停車駅、新津駅。4時33分着です。
サッとホームへ降りてみましたが、私以外には、誰もいませんでした。
車掌の交代や機関車交換の為に停車した駅はありますが、それらは運転停車で、
ドアが開きません。北海道での最後の停車駅、洞爺駅は、16時33分発だから、
なんと、12時間ぶりに客車のドアが開けられたのです。
サロンカーも、さすがにほとんど人がいなかったので、日本海側の席に座り…
綺麗な朝焼けを眺めることができました。
次の停車駅は、長岡駅。5時17分着。ここでは、12分間の停車時間があるので、
私以外にも数人、ホームに降りて撮影している人がいましたね。
青森駅で付け替えられた機関車。早朝は、空気が澄んでいる感じがしました。
早起きが苦手な私が、何とか起きて見ておきたかった、次のお楽しみは、
日本一海に近い駅、と言われる、青海川駅。ホームの横が海岸だそうです。
やはりトワイは特急列車。あっという間に、駅を通過してしまいました^_^;
日本海が一望できる駅。またいつか、ゆっくりと見られるといいな。
サロンカーには、徐々に人が集まって来て、車掌さんが、トワイオリジナルの
乗車記念スタンプを持って来ました。混み合う前に、押しておくことに。
今年は、トワイが登場して25周年。その記念のスタンプもあります。
トワイが停車する17の駅。それぞれの駅名と名所等を彫り込んだ手作りです。
早朝は車内放送を控えているのですが、トワイでは、停車駅やその付近、
道中の眺望の良い場所を、車掌さんが放送で案内してくれています。
ちなみに、車内販売のグッズの中に、旅のしおり、という沿線ガイドの
冊子もあって、参考や記念に購入しておきました。
景色を見て、写真を撮っていたら、知らない方が話しかけて来てくれました。
「鉄道の旅がお好きなのですか?」って。ソファで相席した他の方とも、
色々なお話をすることができました。 そして、車掌さんが手すきの時間に、
記念撮影してくれるとのこと。車掌の帽子を被らせてもらい、サロンカーの、
広い窓や車窓も背景にして、快く2つのカメラで撮ってくれました。
話しかけて下さった方々や車掌さんのサービスおかげで、明るい気持ちに☆
とても嬉しかったので、みなさんにお礼を言いました。個室の良さもありますが、
もし、ずっと一人で自室に篭っていたら、できない経験だったと思います。
さて、日本海も綺麗ですが、この辺りでは、山も見所の1つだそうです。
今度は、山側の窓からの景色と、サロンカーのランプ。
トワイは、日本で2番目に長い鉄道のトンネル、北陸トンネルを通ります。
1番長いのはもちろん、前夜に通過した青函トンネルです。
北陸トンネルを抜け、敦賀駅には10時36分着。ここで、機関車を交換する為、
16分間も停車します。見た目は同じ、EF81形電気機関車への付け替えです。
これは、上りでしか見られない光景。車内放送では、ここでホームへ降りて、
機関車交換の見学や記念撮影を勧めていたこともあり、たくさんの人々が、
トワイの停車しているホーム、特に機関車のある前方に集まっています。
青森から敦賀まで引っ張って来た機関車(113号)が外され、機関車の車庫へ。
しばらく待っていると、今から付ける機関車(44号)が、走って来ました。
機関車が単独で走る姿は、何だか可愛らしい感じもします。
敦賀駅を出発すると、また、上りでしか体感できないことがあります。
それは、この次にある新疋田駅までの間。上りのみ、円を描くように、
坂道を登っていくルート、鳩原ループ線を走行するのです。このために、
上りと下りとの線路が交差し、上下線の東西が入れ替わったりもします。
この時の画像は、フォトギャラにアップする予定です。
ループ線の後のトンネルを抜けると、琵琶湖が見えて来ます。
湖西線を走行。ちょっと曇り空ですが、しばらく琵琶湖を眺めていました。
トワイは順調に、滋賀から京都へ。京都駅を出発して、しばらくすると…
30分前に大阪を出発した、下りのトワイとすれ違いました。この時もそうですが、
撮影が難しい一瞬で通過するような所では、デジカメで動画も撮りました。
新大阪駅では、降りた人が多かったようです。ここから大阪駅までの間でも、
動画を撮影しておきました。最後にまた、[いい日旅立ち]のメロディーが…。
そしていよいよ、終着駅、大阪に到着。ほぼ定刻でした。
名残惜しい気持ちもあり、改めて車内を眺めながら、トワイから降りました。
最後に大阪の駅員さんには、機関車の横で、乗車記念撮影をしてもらいました。
まもなく、長旅を終えたトワイが、車庫へと回送されて行きます。
乗り込んだ日は不快な思いもしたけれど、サロンカーやそこから見られる
素晴らしい景色、同じ列車で一夜を明かした人々との触れ合いのおかげで、
良い想い出ができた。約23時間の乗車、とても長いはずなのに、終わると、
短く感じるなぁ、と思っていると、トワイが動き出しました。
トワイを見送る人はたくさんいましたが、最後尾が建物に隠れてしまうと、
みなさんも去って行きました。徐々に遠ざかり、完全に姿が見えなくなる最後まで、
ずっとトワイを見つめて、ホームの端に残っていたのは、私だけでした。
「素敵な旅を、想い出を、ありがとう。トワイライトエクスプレス。」
日本一の長距離・長時間。無事に、最後まで乗車できて、良かったです。
このような貴重な列車が、あと半年程で廃止になるのは、残念ですね。
今回トワイに乗るきっかけや、トワイに関する情報を下さった、お友達。
旅に送り出してくれた家族にも、とても感謝しています。
昔からの憧れだった豪華寝台列車。北斗星、トワイライトエクスプレス。
この2つに、1ヶ月の間に2つとも、乗ることができました。
大好きな北海道へ2回行けたこともそうですが、こんな貴重な機会は、
もう二度とないと思うので、つい興奮し、長いブログとなりました。
車とは関係ない自己満足の内容ばかりですが、お許し下さいませm(__)m
また後程、フォトギャラもアップします。良かったらご覧下さい♪