「HOKKAIDO LOVE!」プロジェクトの一環、
ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーンで、
JR北海道より発売されている、お得な切符、
[HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス] による、
2021年11月の鉄道旅の記録。
前回のブログ →
2021 JR北海道 旅計画・切符 の続き。
この切符を使っての旅計画を、夫に話したら…
「それは、乗りに行きたいな!」と。
私の休みに合わせてもらわないと、同時に出掛けるのは難しくなるが、
タイミング良く、夫の仕事は調整ができて、北海道へ来ることに。
旅の1日目。
早朝の札幌駅。
一番早く開店する駅弁屋に行ってみるが、閉まっている。
駅員さんに聞くと、最近、開店時間が遅くなっているそうで。
開くまでに一旦、ホームへと上がる。
今回の旅、最初に乗車する特急列車は、左の青い【オホーツク】ではなく…
後程、8番線に入って来る、特急【宗谷】。
昨年の旅 →
北海道 周遊パスの旅 1 と同じ07時30分発だが、ちょっと異なるところが。
この日に運行する特急【宗谷】は、
261系5000代 多目的特急車両 「はまなす」編成。
落ち着いた雰囲気の《ラウンジ》は、増1号車・自由席。
きっと人気があって、すぐに座席は埋まってしまうだろう、と予想。
ここに乗ってみたいので、早くからホームで待機。
希望していた、進行方向左側、最後尾のボックス席をゲット!
さすがに1人だと、相席になりそうなので、進行方向右側の1人用席を選ぶかな。
ちなみに、上の2枚はコンデジで撮影したもの。
デジイチで撮った座席の方が、本物に近い色かも?
もし自由席に座れなかったら、とも考え、指定席は確保していた。
どんな色の席なのか、見に行くと…
指定を取っていた席に、他の女性が座っている。
私が近寄ると、「すみません!後で指定買おうと思って。すぐ退きます。」って。
指定料金を払う前に、座っちゃう人もいるんだね。
座席の腰当て部分、JRのページに、青(紫)、緑、ピンクは載っているが、
オレンジ色もあるようだ。
ランダムな配色って、実はちょっと苦手で、落ち着かない。
車両画像は、こちらにも。→
261系多目的特急車両「はまなす」編成
増1号車の方がゆったりとして良いし、指定席は放棄することに。
もちろんそれでも、切符の指定回数は戻らない(増えない)けれど。
旭川駅までの函館本線の景色。
11月下旬だが、地面にはほとんど雪がない。
深川駅に停車。
駅のガラスに、「はまなす」編成が映り込んでいる。
旭川駅までは順調に走行し、次は宗谷本線を北上して行く。
残念ながら、JR北海道《北海道ミニ時刻表》は、今年のダイヤ改正以降なくなった。
路線図もあるし、軽くて持ち運びも便利だったのにな。
代わりに、北海道北部が載った地図を、すぐ見られる所へ。
道北や宗谷本線も初めての夫に見所を説明するためでもあるが、寝てるしzzz
上の画像、飲み物の右にある紫の↓部分はコンセント。全開にするとスマホ台にもなる。
宗谷本線に入ってから、「はまなす」編成の特長を伝える車内放送が。
そして、士別駅に着く直前、「行き違いの上り特急列車が10分遅れのため…」と。
来た、遅延! でもそれならば、外観写真を撮る余裕はあるな、と車外へ。
他の乗客も降りて撮影していたので、私も調子に乗って、
跨線橋を渡り、反対側のホームまで行ってみたり。
…この後、全力疾走で列車に戻る! (良い子は真似しないでね ^_^;)
次に停車する名寄駅の手前では、進行方向右側に注目。
この時期は、黒じゃなくて、青~い!
まだ、遅れはあまり変わらず、音威子府駅に到着。
あの長い棒は、屋根の雪落とし用?雪かきスコップの幅も広い。
ちなみに、西日本で生まれ育った私は、スコップは小さく、シャベルは大きい、との認識。
しかし、東日本では、それとは逆だ、と言う人が多いそうで!
特急【宗谷】は、天塩川に接近したり離れたりしつつ、北上。
森の中を走行している時、おお、あれは!と、とっさにシャッターを押す。
ぼんやりとしか写っていないが、オジロワシ?いや、オオワシかな。
そろそろ、駅弁を食べておこう。
私が選んだのは、札幌駅名物「海鮮えぞ賞味」(税込1080円)だ。
ぐらつきのない広いテーブルで、ゆっくりと食べられて良かった♪
今更ながら、車内の電光掲示板。
兜沼を通過し…
抜海駅を過ぎて、森を抜けた後は…
今回も曇りで、利尻富士は望めなかった。
でも、鉄道旅の前にドライブした時、見られたので (^^)
札幌駅から5時間15分。5分の遅れで、終点の稚内駅に到着。
特急【宗谷】は、折り返し、特急【サロベツ】4号となる。
行先表示やヘッドマークは、降りて見たら、もう切り替わっていた。
稚内駅は昨年同様、この後に発車する【サロベツ】に乗る人で、長蛇の列。
そして、案の定、駅弁も売り切れ。札幌駅で買っておいて、正解☆
私は今回も、すぐに折り返す計画なので、反省を生かしたかった。
【宗谷】の遅れは考慮せず、【サロベツ】は定刻13時01分発車、とのこと。
あまり時間はないが、駅での記念撮影はしておこう。
いつかは行くぞ~、最南端!指宿枕崎線・西大山駅!
再び、ホームへ。
増1号車の《ラウンジ》は行きに堪能したし、既に空席もないだろう。
稚内からの【サロベツ】4号では、3号車・指定席に乗る。
指定を取っていた席へ行くと、今度は、他の男性が座っている。
考えて選んだ座席だ、間違いはないはず。
話しかけると、「自分の席はここですよ。」と自信を持って言い、切符を見せてくれた。
すると、書かれていた座席番号は、【サロベツ】の2号車。
3号車なのは【サロベツ】の後、旭川駅で乗り継ぐ【ライラック】… ^_^;
男性は「すみません!乗り慣れていないもので。」と慌てて立ち上がり、
4号車の方へ行こうとするから、2号車は反対方向であることをお伝えすると、
お礼を言い、去って行った。こういうのは仕方ないよね ^_^;
あと、腰当て部分がピンクなのも、ランダムだし仕方ないよね T_T
座ってしまえば腰当ては見えないし、景色を楽しもう♪
ただ、雨が降って来て、ピント調整できないコンデジでは、このように写ってしまう。
やはり、重くてもデジイチは必要だなぁ、と思った。
抜海駅~南稚内駅間で、わずかに見られる日本海。
昨年9月下旬の旅で撮ったものと、今回(11月)とを比較してみる。
稚内駅から40分程走り、豊富駅に停車。
昨年の旅ブログで、豊富温泉に入ってみたいなぁ、と書いたが、それは実現した☆
天塩川沿いで、木々が途切れているポイントがいくつかある。
私がシャッターを押すのは、大体同じ所になるようだ。
そこでまた、昨年との比較画像を。
物置駅舎の糠南駅。
先日、車で見に行ったので、そのレポートも書きたいなぁ。
この少し後、急ブレーキで【サロベツ】が緊急停車。
「踏切を通過した際、異常を検知したため、確認作業をいたします。」と。
またまた遅延。
次の天塩中川駅には、5分遅れで停車。
以前は気にしていなかったけれど、趣のある木造駅舎だ。
この後は徐々に暗くなり、走行中の写真撮影は断念。
5分遅れのまま、終点の旭川駅に到着。
長くなってしまったので、ここで区切ろう。
次のブログ →
2021 周遊パスの旅 2 へ続く。