4か月程前の、2020年01月下旬。
※当時はまだ、緊急事態宣言が出されたり、
往来の自粛も求められたりはしていなかった。
前回 →
タウシュベツ川橋梁 2019年05月
の最後に書いた、湖の上を歩いて行く冬のツアー。
夫も興味を持ったので、家族で行くことに。
2019年は、温泉や道の駅等、他にも出掛けていたけれど、
タウシュベツ川橋梁つながりで、冬のツアーに参加した話を先に。
改めて、この橋の詳細は、2つ前のブログにて。
→
幻の橋 -タウシュベツ川橋梁-
今回参加したのは、ひがし大雪自然ガイドセンターの、
[湖上横断 冬のタウシュベツツアー]。
このツアーの予約が取れた日に合わせて、旅の行程を組んだ。
家族旅行なので、ぬかびら源泉郷の、面白いお宿に前泊☆
ツアーの集合場所の糠平温泉文化ホールまで、歩いて数分!
という距離ではあるが、翌朝、チェックアウトし、車で移動。
文化ホールで、受付。
ストック、長靴、スノーシューを借りる。
まずは、スノーシューの履き方を教わり、練習してから、
ガイドさんの運転するワゴン車で、タウシュベツ川橋梁方面へ。
駐車場に止めた車の付近にて、スノーシューを履く。
私も、前にいる女性のように、青い物を借りたかったのだけど、
赤い物よりも小さめ(子供用サイズ?)で、数が少ないそうだ。
私は足が大きいし、男性達と同じ、赤となった ^_^;
履けた人から、ガイドさんの後ろへと並んでゆく。
夫は準備に手間取ったのか、なかなか来なくて…。
息子と私とが、前半組に入り、夫は、後半組へ。
しばらくは、森の中を歩く。
途中で少しだけ休憩し、森の説明を聞いたり、撮影タイム。
景色を撮っていたら、ピースして映り込んでくれた、ガイドさん (^o^)
森を抜けると、一面結氷した上に、雪の積もった糠平湖を、
広く見渡すことができる。
ワカサギ釣りのテントが、たくさん建っている。
もうちょっとアップで。
そして、タウシュベツ川橋梁の方向は…
橋は見えているが、かなり距離がある。
途中、きのこ氷(アイスマッシュ) が現れている所に寄って、
また少し、撮影タイム。
橋までは、まだまだ遠いなぁ。
運良く、十勝晴れの日。
青空が鮮やかで、雪山も美しい (^^)
もう少しだ、頑張ろう!
やっと、橋の傍らに到達☆
片道約2km、雪の上を、汗だくになりながら歩いて来た。
その達成感か、息子にカメラを向けると、喜びのポーズ!?
この後は約40分、自由散策の時間。
天候不良の場合は、橋付近の滞在時間は短くなるそうだ。
橋の近くに氷が割れている箇所があり、ちょうど横に居たガイドさんが、
「この氷の表面は、手触りが…」と、教えて下さって。
息子は、表面を触ってから、1人で散策しに行った。
私も触ったが、普通の氷と違い、ツルツルで、冷たさも感じない。
他にも、氷を観察すると、珍しい自然の造形が。
フロストフラワーだ♪
それでは、メインのタウシュベツ川橋梁を、撮って歩こう。
ストックを使いながら、坂を上ってみた。
氷が割れている所にはまらないよう、気を付けながら。
時々、遠くから、「ドーーーン!」という音が聞こえて来る。
氷が割れて、ずれ落ちている音だそうで ^_^;
上った所からの眺め。
また見つけた、フロストフラワー♪
ふわっふわな感じ。
橋の周りを、ぐるりと歩いてみることに。
前回も撮っていた、傷んでいる部分。
今回は厚い氷の上にいるから、目線が違い、橋の上部がよく見える。
前回訪れた時(2019年05月)は、こんな感じで、見上げていた。
後半組も到着し、散策を開始していた。
歩いて向かった先で、夫を発見。
ちょうど息子も近くに来ていて、偶然の合流!
橋の周りを、私とは逆方向へ歩いているようで。
夫が坂の上から、密かに撮っていた写真(…を私が加工)。
坂を上る私と、下りて行った息子と。
冬のタウシュベツ川橋梁と共に~☆
夫には、「アップじゃなくて、全体的に写るように撮って。」
と、お願いしていたんだけど… ^_^;
引き続き、橋の反対側も見ていこう。
ちょっと角度も違うが、前回との比較。
左:2019年05月 右:2020年01月
今回は晴れていて、白い雪もあるからか、橋も明るく見えるが、
水の中に沈んだり、氷に押されたり、乗られたりもしている。
橋が、一本の繋がった姿でなくなる日も、近いようだ…
自由散策時間は終わり、復路。
また糠平湖を横断し、森へと入る。
今年は雪が少ないので、地面が見えている所もあった。
橋までの往復約4kmと、散策でも、あちこち歩き回った。
さすがに距離が長いし、暑くて疲労感もあったが、
初めてのスノーシューは、思ったより歩き辛くなかった☆
ツアーの受付をしてから、4時間後。
糠平文化ホールに戻って来た。
タウシュベツ川橋梁の冬の姿、春とは全く、雰囲気も違った。
お天気にも恵まれたし、ツアーに参加して良かった!
ちょっとハードなツアーに、付き合わされることとなった息子。
寒さ対策で着込み過ぎ、かなり体力を消耗したようだが、
最近は風景写真にも、興味が湧いて来ているみたいで。
重いカメラを持ち歩きながら、撮っていた。
最後の1枚は、息子が撮影した写真。
アングルも違うし、私が撮ったものより、綺麗!?
青空に雪山って、なぜこんなにも、美しいのだろうか…。
更にそこへ、湖の中から姿を現している、タウシュベツ川橋梁。
他にはない、不思議な景色。
またいつか、見に行こう。行ける時が来たら…。