
9月中旬~下旬にかけて青森県の三沢基地の航空祭へ遠征し疲れ果てたはずなのに、1週間後には石川県に居るという・・・・・・(笑)。
今度は小松基地にて航空祭が開催されるので遠征です。
この小松基地は我々戦闘機ファンにとって「聖地」とも言える場所で、以前にも何度もご紹介しましたが国内の航空自衛隊に外国の戦術などを踏まえて技術なども指導する「先生」の集まりでありエリート中のエリート集団であることは間違いなく、所属する機体の一部は特別な塗装を施した痺れるほどカッコイイ戦闘機ばかりの基地なのです♪
関東圏からは少々行きにくい位置にある石川県ですが、アレを見るためにはなんのその!
今回も数日前から事前訓練風景を追ってみました。
アグレッサーの塗装機は数あれど派手に飛んでくれたのは一部なのでスペースの関係ですべてご紹介できないのはご容赦ください。m(__)m
デジタル迷彩のようなグリーンの機体。
お次は今年の小松基地コレクションの新色の発表です!(笑)
チヌークヘリのようなまさに迷彩色。この基地のアグレスは毎年1~2機新色が出現するようなので、毎回一瞬迷います(汗)。
ああ!!バードストライク事故になりそうです(汗)。
2機横並び編隊からのブレイク「パッカーン!」(笑)
今回の航空祭事前訓練の前週予定は1日おきになっていますが、間の予備日もいきなり飛んだりするので気が抜けません。
しかも通常訓練の合間に晴天だけでなく雨天や曇り、夕方にも機動飛行(暴れる)したりするので朝から湯型まで張り付きで見守りました。
暇やなあ・・・・とお笑いください(笑)。シャッターチャンスを逃したくないんです。
ちなみにこの基地には303と306という2つの飛行チームがあります。
アグレッサー以外の普通塗装機のパイロットたちも全国からの選抜というエリート揃いだそうです。
さあ!!お待たせしました!!一部のコアなファンにはたまらない航空祭ならではの特別塗装機(スペシャルマーキング)、通称スペマの今年の塗装をご紹介します♬
まず303飛行隊所属のスペマ「ファイティングドラゴン」です!
あれ!?そんなに派手じゃないな?と思っていたら実はその機体に最新鋭ステルス機F-35Aの実寸大のシルエットを書き込み、その背中に303飛行隊の象徴であるドラゴンの柄を書き込んでありました。
F-15イーグルとF-35Aライトニングの大きさ比較。
F35Aの方が二回りほど小さいのがよく分かりますね。
こうして見るとイーグルって大きくて迫力があります。古いお爺ちゃん機体ではありますが、現状はまだまだ国内の中心機で機体の補強やコンピュータシステム等日本独自の魔改造を逐次施しているので最新鋭機に劣らない高性能と言われています。
そして306飛行隊の今年のスぺマはこちら!
一瞬、ん???となる柄ですが県の鳥である「イヌワシ」と小松市の伝統芸能である「歌舞伎」のコラボのようです。背中はイヌワシの横顔を歌舞伎の隈取りのようなデザインにしています。
こうしたスペマ機は各基地のオリジナルですから航空祭時の楽しみの一つです。
海沿いの湿度の高い基地上空で霧状に発生した水蒸気(ベイパー)が日光に反射して虹色に輝いてくれました♪
このような航空祭など戦闘機関連の撮影ではカメラマンの立ち位置が勝敗を決めます。
今年も数か所を回り前回の飛行を加味して微調整しながら撮影しています。
今回は昨年お世話になった石川在住の方とご一緒しながら新たな出会いを繰り返しての撮影行脚になりましたが、なによりびっくりしたのは7月初旬に青森県での探鳥時に数日ご一緒した「大阪府在住」のカメラマン氏と偶然再会したことでした!!!
この御仁とも毎日のようにご一緒しながら撮影しました。
やはりファンの心を揺さぶる戦闘機の魅力に魅了されているようです。
他にも今回出会った方々には近隣の他、広島や新潟、東北、関東圏からも多数でした(笑)。
乗用車以外に旅客機や新幹線も駆使して訪問し、いろいろ小回りの利く移動ができない分、狙いを絞ったりと工夫されているようです。
事前訓練だけでも晴れたり曇ったり、小雨が降ったりと本番に向けて不安要素だらけで待ち続けます。
この後、新たに配備されたF-35Aやノーマル塗装のF-15イーグルの機動飛行もアップしますので、よろしければお付き合いください。
Posted at 2025/10/07 04:15:50 | |
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