2016年03月01日
3月13日の
名古屋ウィメンズマラソンにエントリーしていた福士加代子選手が出場を取り止める事となりました。
元々、日本陸連の選考基準があいまいな為に今回、福士選手が名古屋ウィメンズマラソンへの強行エントリーになった訳ですが、まだまだ名古屋でのレースが終わってもいろいろ問題が出てきそうです。
まず、リオデジャネイロ五輪の代表枠3名の中で、既に北京の世界陸上7位入賞(2時間29分48秒)伊藤舞選手が内定しています。
そして内定は出ていませんが、大阪女子マラソンで優勝(2時間22分17秒)の福士加代子選手が、今現在最有力候補。
いろいろ日本陸連とのゴタゴタが有りましたから、出場取り止めの裏では内々定?の様な形での折り合いが着いているのか、いないのか・・・
最後の選考レース、名古屋ウィメンズマラソンで選考基準タイム2時間22分30秒を切る選手が複数名出た場合どうなるのか?
天気予報ではこの寒さが過ぎてから名古屋は平均より気温が高い日が続くみたいなので、当日の天候によっては厳しいレースになる事も予想されます。そうなると2時間22分30秒を切る選手が何人も出る様な事は無いのではと思いますけどね。
ただ、そうは言ってもレースはゴールテープを切るまでは分かりませんが。
今回の一番の問題点は世界陸上7位入賞者イコール内定としている所が問題かと。
ここで選考基準タイムとの2つの要件をクリアとしておけば良かったものの世界陸上で8位内入賞というだけで内定とした事で話がややこしくなってしまいます。
他の選考レースでは2時間22分30秒という世界と戦う為にはこのくらいのタイムが必要として設定しているに係わらずそのタイムに届いていない選手が内定済み。
当然、伊藤選手自身も世界陸上での結果と経験を元にリオに向けてコンディションを整えていると思いますが、これだけ周りの雑音が大きいと落ち着いて練習出来る状態では無いと思います。
また、残り2枠を決めるにしても福士選手と他の選手となった場合にタイムを最優先なら良いのですが、タイム以外に今までの経験や逆に東京五輪に向けて1枠を若い選手にと言う特別枠を設けると言った事は避けて欲しいです。
そして、日本陸連には今回の事を重く受け止めて今後は選手や周りが十分納得のいく形での選考基準を考えて欲しいですね。
さて、リオに行くのは誰だっ!
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Posted at
2016/03/01 23:18:38
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